2022年ウィンブルドン選手権
2022年 ウィンブルドン選手権(The Championships 2022)は、イギリス・ロンドンにあるオールイングランド・ローンテニス・クラブにて、2022年6月27日から7月10日まで開催された[1]。
2022年ウィンブルドン選手権 | ||||
---|---|---|---|---|
開催期間: | 6月27日 - 7月10日 | |||
通算: | 135回目 | |||
カテゴリ: | グランドスラム (ITF) | |||
開催地: | イギリス, ロンドン | |||
優勝者 | ||||
男子シングルス | ||||
ノバク・ジョコビッチ | ||||
女子シングルス | ||||
エレーナ・リバキナ | ||||
男子ダブルス | ||||
マシュー・エブデン / マックス・パーセル | ||||
女子ダブルス | ||||
バルボラ・クレイチコバ / カテリナ・シニャコバ | ||||
混合ダブルス | ||||
デザレー・クラブチェク / ニール・スクプスキ | ||||
ウィンブルドン選手権
|
男子シングルスでは、ノバク・ジョコビッチが大会4連覇・7度目の優勝を果たした[2]。
車いす男子シングルスでは国枝慎吾が初優勝を果たし、この優勝によって同種目史上初のキャリア・ゴールデン・スラムを達成した[3]。
概要
編集本大会はオールイングランド・ローンテニス・クラブ(AELTC)が主催する135回目のウィンブルドン選手権。予選は6月20日から23日まで、ローハンプトンのウィンブルドン・クオリファイング・アンド・コミュニティ・スポーツ・センターにて行われた[1]。2022年の全仏オープンに続き、最終セットのタイブレークは10ポイント制[4][5]。
今大会より、伝統であったミドルサンデーの休養日を廃止し、14日間の日程となった[6][7]。
2022年4月、AELTCはロシアのウクライナ侵攻を理由に、ロシアとベラルーシの選手の大会参加を禁止した[8]。これに対し、ATP・WTA・ITFの三者は、差別は容認されないとして、ウィンブルドン選手権に世界ランキングのポイントを付与しないとした[9]。
センターコート開場100年
編集開場から100年を迎えたセンターコートでは、選手の入場位置がロイヤルボックスの直下に変更[10]。また、史上初めて大会前にセンターコートとNo.1コートでの練習が可能となった[11][12]。
ミドルサンデーの大会7日目には、センターコート100周年を記念する式典が開かれ、コートには26名の歴代優勝者が集った[13]。
ポイント・賞金
編集ポイント配分
編集シニア
編集種目 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 | ベスト8 | ベスト16 | ベスト32 | ベスト64 | ベスト128 | Q | Q3 | Q2 | Q1 |
男子シングルス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
男子ダブルス | 0 | — | — | — | — | — | ||||||
女子シングルス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
女子ダブルス | 0 | — | — | — | — | — |
車いす
編集種目 | 優勝 | 準優勝 | SF/3rd | QF/4th |
シングルス | 0 | 0 | 0 | 0 |
---|---|---|---|---|
ダブルス | 0 | 0 | 0 | — |
クァードシングルス | 0 | 0 | 0 | 0 |
クァードダブルス | 0 | 0 | — | — |
ジュニア
編集種目 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 | ベスト8 | ベスト16 | ベスト32 | Q | Q2 |
男子シングルス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
女子シングルス | ||||||||
男子ダブルス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | — | — | — |
女子ダブルス | — | — | — |
賞金額
編集今大会の賞金総額は4035万ポンドであり、男子・女子シングルスの優勝者にはそれぞれ200万ポンドが渡される[14]。
種目 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 | ベスト8 | ベスト16 | ベスト32 | ベスト64 | ベスト128 | Q3 | Q2 | Q1 |
シングルス | £2,000,000 | £1,050,000 | £535,000 | £310,000 | £190,000 | £120,000 | £78,000 | £50,000 | £32,000 | £19,000 | £11,000 |
ダブルス * | £540,000 | £270,000 | £135,000 | £67,000 | £33,000 | £20,000 | £12,500 | — | — | — | — |
混合ダブルス * | £124,000 | £62,000 | £31,000 | £16,000 | £7,500 | £3,750 | — | — | — | — | — |
車いすシングルス | £51,000 | £26,000 | £17,500 | £12,000 | — | — | — | — | — | — | — |
車いすダブルス * | £22,000 | £11,000 | £6,500 | — | — | — | — | — | — | — | — |
クァード車いすシングルス | £51,000 | £26,000 | £17,500 | £12,000 | — | — | — | — | — | — | — |
クァード車いすダブルス * | £22,000 | £11,000 | £6,500 | — | — | — | — | — | — | — | — |
* 組ごとに授与
脚注
編集- ^ a b “Wimbledon Looks Ahead as Centre Court Celebrates Centenary” (英語). Wimbledon.com. AELTC (2022年4月26日). 2022年5月21日閲覧。
- ^ “ジョコビッチが4連覇 テニス・ウィンブルドン”. CNN.co.jp. CNN (2022年7月11日). 2022年7月16日閲覧。
- ^ “【ウィンブルドン】国枝慎吾、大逆転Vで史上初の生涯ゴールデンスラム達成 妻の愛さん語る素顔”. 日刊スポーツ. (2022年7月11日) 2022年7月11日閲覧。
- ^ “Grand Slam Tournaments Jointly Announce 10-Point Final Set Tie-Break at Six Games All” (英語). Wimbledon.com. AELTC (2022年3月16日). 2022年7月2日閲覧。
- ^ “最終セットのタイブレーク、10点先取に テニス四大大会”. 日本経済新聞 電子版. 共同通信社. (2022年3月16日) 2022年7月2日閲覧。
- ^ “ウィンブルドン、22年から伝統の休養日廃止へ”. AFPBB News. AFP. (2021年4月28日) 2022年5月21日閲覧。
- ^ “「ミドル・サンデー」に試合実施/ウィンブルドン”. サンスポ. 共同通信社. (2022年7月3日) 2022年7月17日閲覧。
- ^ “ウィンブルドン、ロシア・ベラルーシ選手の出場禁止”. AFPBB News. AFP. (2022年4月21日) 2022年5月21日閲覧。
- ^ “男女テニス協会、ウインブルドンでポイント付与せず”. 日本経済新聞 電子版. 共同通信社. (2022年5月21日) 2022年5月21日閲覧。
- ^ “What's new on Centre Court for 2022?” (英語). Wimbledon.com. AELTC (2022年6月27日). 2022年7月2日閲覧。
- ^ “センターコートで練習 100周年で初―ウィンブルドンテニス”. 時事ドットコム. 時事通信社. (2022年6月27日) 2022年7月2日閲覧。
- ^ Wimbledon [@wimbledon] (2022年6月23日). "A little slice of Wimbledon history" (英語). Instagramより2022年7月2日閲覧。
- ^ “センターコート100周年記念式典に歴代チャンピオンたちが勢ぞろい [ウインブルドン]”. テニスマガジンONLINE. (2022年7月4日) 2022年7月17日閲覧。
- ^ “ウィンブルドン、賞金総額が史上最高に”. AFPBB News. AFP. (2021年6月10日) 2022年7月17日閲覧。
前回 2022年全仏オープン |
グランドスラム大会 2022年 |
次回 2022年全米オープン |
前回 2021年ウィンブルドン選手権 |
ウィンブルドン選手権 2022年 |
次回 2023年ウィンブルドン選手権 |