2022年のバスケットボール
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2022年のバスケットボールでは、2022年のバスケットボール関連の出来事をまとめる。
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できごと
編集- 2月17日 - WNBA・フェニックス・マーキュリーに所属のブリトニー・グライナーがロシアの空港で違法薬物所持の容疑で逮捕され[1]、同年12月8日に釈放された[2]。
- 3月11日 - NBA・サンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポヴィッチヘッドコーチが通算1336勝を記録、ドン・ネルソンの持っていた歴代最多記録を更新[3]。
- 3月12日 - 第97回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会決勝で川崎ブレイブサンダースが千葉ジェッツふなばしを82-72で下し2年連続5回目の優勝[4]。福岡
- 3月14日 - NBA・ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが通算3万得点・1万リバウンド・1万アシストの史上初の記録に到達[5]。
- 4月17日 - Wリーグプレーオフ決勝第2戦が国立代々木競技場で行われ、トヨタ自動車アンテロープスが富士通レッドウェーブを87-71で降し、2年連続2度目の優勝[6]。
- 5月6日 - WNBA・ワシントン・ミスティクスの町田瑠唯が公式戦初出場、日本人としては萩原美樹子、大神雄子、渡嘉敷来夢に次いで史上4人目[7]。
- 5月29日 - Bリーグプレーオフ決勝第2戦が東京体育館で行われ、宇都宮ブレックスが琉球ゴールデンキングスに82-75で勝ち、5シーズンぶり2回目の優勝[8]。
- 5月29日 - この年に新設されたNBAカンファレンスファイナルMVPで、ウェスタンカンファレンスからはステフィン・カリー、イースタンカンファレンスからはジェイソン・テイタムがそれぞれ受賞[9]。
- 8月1日 - 全国高等学校総合体育大会男女決勝が行われ、男子は福岡第一(福岡)が77-76で開志学園(新潟)を下し3年ぶり4度目[10]。女子は京都精華学園(京都)が93-65で大阪薫英女学院(大阪)を下し初優勝[11]。
- 8月11日 - 前月31日に亡くなったビル・ラッセルの現役時代の背番号『6』をNBA史上初の全球団での永久欠番に制定[12]。
- 9月30日、10月2日 - NBA・ワシントン・ウィザーズとゴールデンステート・ウォリアーズがプレシーズンゲームがさいたまスーパーアリーナで開催され、日本人では八村塁が出場した[13]。
- 10月22日 - Wリーグに新規参入した姫路イーグレッツの公式戦が初めて開催され、新潟アルビレックスBBラビッツに敗戦[14]。
- 11月26日 - U18日清食品リーグ バスケットボール競技大会が閉幕、トップリーグの初代優勝は男子が福岡第一高等学校、女子が桜花学園高等学校[15]。
- 11月30日 - Bリーグ・レバンガ北海道の内藤耀悠がリーグ史上最年少となる16歳10ヶ月で出場(従来の記録はジェイコブス晶の17歳7ヶ月)[16]。
- 12月18日 - 第89回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会決勝でENEOSサンフラワーズがデンソーアイリスを76-66で下し10年連続27回目の優勝[17]。
- 12月24日 - Bリーグ・名古屋ダイヤモンドドルフィンズの今西優斗がリーグ史上最年少となる16歳7ヶ月で初出場(従来の記録は内藤耀悠の16歳10ヶ月)[18]。
- 12月28日 - 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会女子決勝が行われ京都精華学園(高校総体優勝・京都)が札幌山の手(北海道第1)を99-81で下し初優勝。[19]
- 12月29日 - 第74回全国高等学校バスケットボール選手権大会男子決勝が行われ開志国際(高校総体隼優勝・新潟)が福岡第一(高校総体優勝・福岡)を88-71で下し初優勝。[20]
国内大会
編集その他日本国内
編集- Bリーグプレーオフ2021-22(5月28日‐29日・東京体育館)
- 決勝:宇都宮ブレックス 2勝 琉球ゴールデンキングス
- 宇都宮は前身の栃木時代以来5シーズンぶり2回目の優勝
- 決勝:宇都宮ブレックス 2勝 琉球ゴールデンキングス
- WJBL 2021-22プレーオフ決勝
- 決勝:トヨタ自動車アンテロープス 2勝 富士通レッドウェーブ
- トヨタ自動車アンテロープスは2年連続2回目の優勝。
- 決勝:トヨタ自動車アンテロープス 2勝 富士通レッドウェーブ
- 第97回天皇杯全日本選手権(3月13日・さいたまスーパーアリーナ)
- 決勝:川崎ブレイブサンダース 82 - 72 千葉ジェッツふなばし
- 川崎ブレイブサンダースは2年連続5回目の優勝(前身の東芝時代を含む)。
- 決勝:川崎ブレイブサンダース 82 - 72 千葉ジェッツふなばし
- B3リーグ 2021-22
- 優勝:長崎ヴェルカ
- 長崎ヴェルカは初優勝
- 優勝:長崎ヴェルカ
- 全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会
- 第89回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会(12月18日・代々木第二体育館)
- 決勝:ENEOSサンフラワーズ 76 - 66 デンソーアイリス
- ENEOSは10年連続27回目の優勝(共同石油、ジャパンエナジー、JOMO、JX-ENEOS時代を含む)。
- 決勝:ENEOSサンフラワーズ 76 - 66 デンソーアイリス
国外大会
編集- NCAA男子バスケットボールトーナメント決勝
- カンザス大学 72 - 69 ノースカロライナ大学チャペルヒル校
- NCAA女子バスケットボールトーナメント決勝
- サウスカロライナ大学 64 - 49 コネチカット大学
国際大会
編集- 2022年FIBA女子バスケットボール・ワールドカップ決勝
- アメリカ代表 83 - 61 中国代表
- アメリカ代表は3大会連続11回目の優勝。大会MVPはエイジャ・ウィルソン
- アメリカ代表 83 - 61 中国代表
殿堂
編集バスケットボール殿堂
編集2022年4月2日にバスケットボール殿堂が発表された[21]。
選手部門
編集コーチ部門
編集審判員部門
編集貢献者部門
編集FIBA殿堂
編集コーチ部門
編集日本バスケットボール殿堂
編集2022年3月31日に日本バスケットボール殿堂が発表された[23]。
選手部門
編集- 今野けい子(旧姓:生井)
コーチ部門
編集死去
編集- 1月18日 - ルシア・ハリス:NBAドラフトで初めて指名された女性選手、バスケットボール殿堂、女子バスケットボール殿堂(* 1955年)[24]。
- 2月2日 - ビル・フィッチ:ヘッドコーチとして1981年のNBAファイナル優勝、NBA50周年記念オールタイムチーム#偉大なヘッドコーチ(* 1932年)
- 2月14日 - ケニー・エジム(* 1994年)
- 4月4日 - ジーン・シュー:デトロイト・ピストンズ等でNBAオールスターゲーム5回選出、NBA最優秀コーチ賞2回受賞、通算10068得点(* 1931年)
- 4月10日 - ジョン・ドリュー:アトランタ・ホークス等でNBAオールスターゲーム2回選出、通算15291得点(* 1954年)
- 4月11日 - ウェイン・クーパー:デンバー・ナゲッツ等、通算7777得点(* 1956年)
- 4月19日 - フリーマン・ウィリアムズ:サンディエゴ・クリッパーズ等、通算4738得点(* 1956年)
- 5月9日 - アドレイアン・ペイン:ミネソタ・ティンバーウルブズ他、C/PF(* 1991年)
- 5月10日 - ボブ・レイニア:1970年のNBAドラフト全体1位指名、デトロイト・ピストンズ、ミルウォーキー・バックス、C(* 1948年)
- 6月8日 - ジョージ・トンプソン:ミルウォーキー・バックス等、PG、通算8114得点(* 1947年)
- 6月20日 - ケイレブ・スワニガン:ポートランド・トレイルブレイザーズ等、PF(* 1997年)
- 6月28日 - マイク・シュラー:1987年にポートランド・トレイルブレイザーズでNBA最優秀コーチ賞受賞(* 1940年)
- 7月7日 - ペドロ・フェランディス:ヘッドコーチとしてユーロリーグ4回優勝、バスケットボール殿堂、FIBA殿堂(* 1928年)
- 7月8日 - ヒュー・エバンズ:審判員、バスケットボール殿堂(* 1940年)
- 7月9日 - ベルナルド・トゥーン:フィラデルフィア・セブンティシクサーズ等、PF(* 1956年)
- 7月21日 - ジョニー・イーガン:ボルティモア・ブレッツ等、PG、通算5521得点、ヘッドコーチ(* 1939年)
- 7月31日 - ビル・ラッセル:ボストン・セルティックスでMVP5回、NBAファイナル優勝11回、バスケットボール殿堂(* 1934年)
- 8月6日 - スティーブ・コーティン:フィラデルフィア・セブンティシクサーズ等、SG(* 1942年)
- 8月12日 - トーゴ・パラージ:ボストン・セルティックス等、SF/SG、通算2382得点(* 1932年)
- 8月15日 - ピート・キャリル:プリンストン大学ヘッドコーチ、サクラメント・キングスアシスタントコーチ、バスケットボール殿堂、全米カレッジバスケットボール殿堂(* 1930年)
- 8月16日 - ウェイン・イェーツ:ロサンゼルス・レイカーズ、C、大学でヘッドコーチ(* 1937年)
- 10月3日 - ティファニー・ジャクソン:ニューヨーク・リバティ等、F(* 1985年)
- 10月12日 - ルーシャス・ジャクソン:フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、PF/C、1967年のNBAファイナル優勝(* 1941年)
- 10月14日 - スタニスラフ・クロピラーク:スロバキア代表、FIBA殿堂(* 1955年)
- 11月22日 - ジョン・Y・ブラウン・ジュニア:ボストン・セルティックス、バッファロー・ブレーブスのオーナー(* 1933 年)
- 11月26日 - チャールズ・ウルフ:シンシナティ・ロイヤルズ(* 1926年)
- 12月11日 - ポール・サイラス:ボストン・セルティックス等でNBAファイナル優勝3回、通算11782得点・12357リバウンド、シャーロット・ホーネッツ等でヘッドコーチ(* 1943年)
- 12月14日 - ビリー・ムーア:女性バスケットボールヘッドコーチ、バスケットボール殿堂(* 1943年)
- 12月15日 - ルイス・オーア:インディアナ・ペイサーズ、ニューヨーク・ニックス、PF/SF、通算5545得点、大学でヘッドコーチ(* 1958年)
- 12月19日 - アル・スミス:デンバー・ロケッツ等、PG、通算3298得点(* 1947年)
- 12月27日 - アーニー・フェリン:ミネアポリス・レイカーズ、SF/SG、通算1037得点、全米カレッジバスケットボール殿堂(* 1925年)
- 12月28日 - 沼田宏文:松下電器等、C、ヘッドコーチ(* 1951年)
脚注
編集- ^ “女子アメリカ代表ブリトニー・グライナー、ロシアで拘留後の現状いまだ不明”. 月刊バスケットボール (2022年3月10日). 2023年8月7日閲覧。
- ^ “米スポーツ界、ロシアで拘束の女子バスケ選手釈放に喜びの声”. フランス通信社 (2022年12月9日). 2023年8月7日閲覧。
- ^ “スパーズのポポビッチHCが通算勝利数歴代トップに…在籍26年で1336勝の快挙”. バスケットボールキング. 株式会社フロムワン (2022年3月12日). 2023年8月7日閲覧。
- ^ “天皇杯川崎2連覇MVPは最多25点藤井祐真主将「キャプテンとして楽しめた」次はリーグと2冠挑戦”. 日刊スポーツ. (2022年3月12日)
- ^ “NBA=レブロン・ジェームズが1万アシスト、史上初の快挙”. ロイター (2022年3月15日). 2023年8月7日閲覧。
- ^ “【Wリーグ】トヨタ自動車2連覇「お待たせしました~!」馬瓜エブリン 町田擁する富士通に連勝”. 日刊スポーツ. (2022年4月17日)
- ^ “町田瑠唯、開幕戦で2得点 米女子プロバスケ”. 日本経済新聞 (2022年5月7日). 2023年8月7日閲覧。
- ^ “【Bリーグ】宇都宮が5季ぶり2度目V 16-17年シーズン以来 比江島慎男泣き「1つの夢」”. 日刊スポーツ. (2022年5月29日)
- ^ “セルティックスのテイタムが新設された東地区決勝MVPを受賞”. スポーティングニュース (2022年5月30日). 2023年8月7日閲覧。
- ^ “福岡第一が開志国際に大逆転勝利、3年ぶり4度目の優勝を果たす/インターハイ2022”. BASKETBALLKING. (2022年8月1日)
- ^ “初の全国制覇を成し遂げた京都精華の八木悠香「優勝できたのは3年生たちのおかげ”. BASKETBALLKING. (2022年8月1日)
- ^ “ラッセル氏の背番号6、NBA全体の永久欠番に リーグ史上初”. フランス通信社 (2022年8月12日). 2023年8月7日閲覧。
- ^ “八村塁、11得点10リバウンドの活躍 NBAオープン戦”. 日本経済新聞 (2022年10月2日). 2023年8月7日閲覧。
- ^ “姫路イーグレッツ、初陣は黒星 バスケ女子Wリーグに兵庫から初参入 アウェーで新潟に61-88”. 神戸新聞 (2022年10月22日). 2023年8月7日閲覧。
- ^ “U18日清食品リーグ2022 大会最終結果のお知らせ”. U18日清食品リーグ バスケットボール競技大会. 日本バスケットボール協会 (2022年12月11日). 2023年8月7日閲覧。
- ^ “北海道U18の内藤耀悠が16歳10カ月19日のB1最年少出場記録 ユース育成特別枠のアンダー日本代表”. スポーツニッポン (2022年12月1日). 2023年8月7日閲覧。
- ^ “【バスケ】ENEOS皇后杯10連覇 渡嘉敷来夢32得点MVP「ゴール下で体張れた」”. 日刊スポーツ. (2021年12月18日)
- ^ “名古屋ダイヤモンドドルフィンズの今西優斗がデビュー…B1最年少出場記録を16歳7カ月8日に更新”. バスケットボールキング. 株式会社フロムワン (2022年12月4日). 2023年8月7日閲覧。
- ^ “【高校バスケ】京都精華が初優勝「日本人より日本人的なやさしい子」ウチェ主将がけん引35得点”. 日刊スポーツ. (2022年12月28日) 2022年12月28日閲覧。
- ^ “【高校バスケ】開志国際初V 富樫英樹監督率いた赤いトラたちリベンジ 五輪代表長男勇樹も観戦”. 日刊スポーツ. (2022年12月29日) 2022年12月29日閲覧。
- ^ “2022年のバスケットボール殿堂入りメンバー決定、マヌ・ジノビリ、ティム・ハーダウェイらが選出”. スポーティングニュース (2022年4月2日). 2023年8月7日閲覧。
- ^ “2022 Class of FIBA Hall of Fame: Milan 'Ciga' Vasojevic” (英語). 国際バスケットボール連盟 (2022年11月15日). 2023年8月7日閲覧。
- ^ “日本バスケットボール殿堂”. 日本バスケットボール殿堂 (2022年3月31日). 2023年8月7日閲覧。
- ^ “女性で唯一NBAドラフト指名を受けたルシア・ハリス氏が逝去”. バスケットボールキング (2022年1月19日). 2022年2月19日閲覧。