2018年パンパシフィック水泳選手権

2018年パンパシフィック水泳選手権(2018ねんパンパシフィックすいえいせんしゅけん)は、2018年8月9日から8月14日まで開催された、第13回パンパシフィック水泳選手権である。

概要

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主催はPan Pacific Charter Nations、主管は日本水泳連盟・東京都水泳協会・千葉県水泳連盟。18か国が出場した[1]

2014年4月14日に、2018年夏に東京都などで開催される予定[2]と発表された。なお、2020年東京オリンピックパラリンピックの会場となる「五輪水泳センター(オリンピックアクアティクスセンター)」は2019年完成予定のため、競泳の本大会は東京辰巳国際水泳場(東京都江東区辰巳)で、オープンウォータースイミング千葉県館山市北条海岸で行われた[3]

大会では順位に応じて得点が与えられ、その合計点によって争う国別対抗戦も行われ[4]  アメリカ合衆国がホスト国・  日本等を抑え制した。

競技結果

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競泳

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男子

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種目
自由形
50m マイケル・アンドリュー
  アメリカ合衆国
21秒46 ケーレブ・ドレッセル
  アメリカ合衆国
21秒93 ユリ・キシル
  カナダ
22秒02
100m カイル・チャルマーズ
  オーストラリア
48秒00 ジャック・カートライト
  オーストラリア
ケーレブ・ドレッセル
  アメリカ合衆国
48秒22
200m フランシス・ハース
  アメリカ合衆国
1分45秒56 アンドリュー・セリスカー
  アメリカ合衆国
1分45秒74 松元克央
  日本
1分45秒92
400m ジャック・マクラフリン
  オーストラリア
3分44秒20 マック・ホートン
  オーストラリア
3分44秒31 ゼーン・グロース
  アメリカ合衆国
3分45秒37
800m ゼーン・グロース
  アメリカ合衆国
7分43秒74
大会新
ジョーダン・ウィリモフスキ
  アメリカ合衆国
7分45秒19 ジャック・マクラフリン
  オーストラリア
7分47秒31
1500m ジョーダン・ウィリモブスキー
  アメリカ合衆国
14分46秒93 ゼーン・グロース
  アメリカ合衆国
14分48秒40 ジャック・マクラフリン
  オーストラリア
14分55秒92
背泳ぎ
100m ライアン・マーフィー
  アメリカ合衆国
51秒94
大会新
入江陵介
  日本
52秒78 ミッシェル・ラーキン
  オーストラリア
52秒88
200m ライアン・マーフィー
  アメリカ合衆国
1分53秒57
大会新
入江陵介
  日本
1分55秒12 オースティン・カッツ
  アメリカ合衆国
1分56秒00
平泳ぎ
100m 小関也朱篤
  日本
59秒08 ジェイク・パッカード
  オーストラリア
59秒20 ホアオ・ゴメス・ジュニオール
  ブラジル
59秒60
200m 渡辺一平
  日本
2分07秒75 イザーク・スタブレティクック
  オーストラリア
2分07秒89 マシュー・ウィルソン
  オーストラリア
2分08秒22
バタフライ
100m ケーレブ・ドレッセル
  アメリカ合衆国
50秒75
大会新
ジャック・コンガー
  アメリカ合衆国
51秒32 ビシニウス・ランサ
  ブラジル
51秒44
200m 瀬戸大也
  日本
1分54秒34 レオナルド・デ・デウス
  ブラジル
1分54秒89 ザック・ハーティング
  アメリカ合衆国
1分55秒05
個人メドレー
200m チェイス・カリッシュ
  アメリカ合衆国
1分55秒40 ミッシェル・ラーキン
  オーストラリア
1分56秒21 萩野公介
  日本
1分56秒66
400m チェイス・カリッシュ
  アメリカ合衆国
4分07秒95 萩野公介
  日本
4分11秒13 瀬戸大也
  日本
4分12秒60
フリーリレー
4×100m ガブリエル・サントス
マルセロ・チエリギニ
マルコ・フェレイラ・ジュニア
ペドロ・スパジャリ

  ブラジル
3分12秒02 ジャック・カートライト
アレクサンダー・グラハム
ジェームズ・ロバーツ
カイル・チャルマーズ
  オーストラリア
3分12秒53 中村克
塩浦慎理
松元克央
溝畑樹蘭
  日本
3分12秒54
4×200m アンドリュー・セリスカー
ブレイク・ピエロニ
ザッカリー・アップル
タウンリー・ハース

  アメリカ合衆国
7分04秒36 クライド・ルイス
カイル・チャルマーズ
アレクサンダー・グラハム
ジャック・カートライト
  オーストラリア
7分04秒70 江原騎士
坂田怜央
小堀勇氣
松元克央
  日本
7分08秒07
メドレーリレー
4×100m ライアン・マーフィー
アンドリュー・ウィルソン
ケーレブ・ドレッセル
ネイサン・エイドリアン

  アメリカ合衆国
3分30秒20 入江陵介
小関也朱篤
小堀勇氣
中村克
  日本
3分30秒25 ミッシェル・ラーキン
ジェイク・パッカード
グラント・アービン
カイル・チャルマーズ
  オーストラリア
3分30秒52

フリーリレーの計400m競技では、当初  アメリカ合衆国チームが1位入線したものの、他国からの抗議による確認の結果、泳いだ順番が当初届け出たものと異なっていた事が判明し失格処分となったため[5]、2位以下が繰り上げられ、4位入線の  日本が銅メダルを獲得した[6]

女子

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種目
自由形
50m ケイト・キャンベル
  オーストラリア
23秒81
大会新
シモーネ・マニュエル
  アメリカ合衆国
24秒22 エマ・マキーオン
  オーストラリア
24秒34
100m ケイト・キャンベル
  オーストラリア
52秒03
大会新
シモーネ・マニュエル
  アメリカ合衆国
52秒66 テイラー・ラック
  カナダ
52秒72
200m テイラー・ラック
  カナダ
1分54秒44
大会新
池江璃花子
  日本
1分54秒85 ケイティ・レデッキー
  アメリカ合衆国
1分55秒15
400m ケイティ・レデッキー
  アメリカ合衆国
3分58秒50 アリアン・ティットマス
  オーストラリア
3分59秒66 リア・スミス
  アメリカ合衆国
4分04秒23
800m ケイティ・レデッキー
  アメリカ合衆国
8分09秒13
大会新
アリアン・ティットマス
  オーストラリア
8分17秒07 リア・スミス
  アメリカ合衆国
8分17秒21
1500m ケイティ・レデッキー
  アメリカ合衆国
15分38秒97 キア・メルバートン
  オーストラリア
16分00秒08 リア・スミス
  アメリカ合衆国
16分00秒82
背泳ぎ
100m カイリー・マス
  カナダ
58秒61 エミリー・シーボーム
  オーストラリア
58秒72 キャスリーン・ベイカー
  アメリカ合衆国
58秒83
200m キャスリーン・ベイカー
  アメリカ合衆国
2分06秒14
大会新
テイラー・ラック
  カナダ
2分06秒41 レーガン・スミス
  アメリカ合衆国
2分06秒46
平泳ぎ
100m リリー・キング
  アメリカ合衆国
1分05秒44 ジェシカ・ハンセン
  オーストラリア
1分06秒20 青木玲緒樹
  日本
1分06秒34
200m マイカ・サムラル
  アメリカ合衆国
2分21秒88 リリー・キング
  アメリカ合衆国
2分22秒12 鈴木聡美
  日本
2分22秒22
バタフライ
100m 池江璃花子
  日本
56秒08
大会新
ケルシー・ウォレル
  アメリカ合衆国
56秒44 エマ・マキーオン
  オーストラリア
56秒54
200m ハリ・フリッキンガー
  アメリカ合衆国
2分07秒35 持田早智
  日本
2分07秒66 キャサリン・ドラボット
  アメリカ合衆国
2分08秒40
個人メドレー
200m 大橋悠依
  日本
2分08秒16
大会新
シドニー・ピックレム
  カナダ
2分09秒07 寺村美穂
  日本
2分09秒86
400m 大橋悠依
  日本
4分33秒77 メラニー・マルガリス
  アメリカ合衆国
4分35秒60 清水咲子
  日本
4分36秒27
フリーリレー
4x100m エミリー・シーボーム
シェーナ・ジャック
エマ・マキーオン
ケイト・キャンベル

  アメリカ合衆国
3分31秒58
大会新
マロリー・コマフォード
マーゴ・ギア
ケルシー・ウォレル
シモーネ・マニュエル
  オーストラリア
3分33秒45 テイラー・ラック
ケイラ・サンチェス
レベッカ・スミス
アリシア・ゼブニク
  オランダ
3分34秒07
4x200m アリアン・ティットマス
エマ・マキーオン
ミカエラ・シェリダン
マドレーヌ・グローブス

  オーストラリア
7分44秒12
大会新
アリソン・シュミット
リア・スミス
ケイティー・マクローリン
ケイティ・レデッキー
  アメリカ合衆国
7分44秒37 ケイラ・サンチェス
テイラー・ラック
レベッカ・スミス
マッケンジー・パディントン
  カナダ
7分47秒28
メドレーリレー
4x100m エミリー・シーボーム
ジェシカ・ハンセン
エマ・マキーオン
ケイト・キャンベル

  オーストラリア
3分52秒74 キャスリーン・ベイカー
リリー・キング
ケルシー・ウォレル
シモーネ・マニュエル
  アメリカ合衆国
3分53秒21 酒井夏海
青木玲緒樹
池江璃花子
青木智美
  日本
3分55秒03

混合

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種目
メドレーリレー
4x100m ミッチ・ラーキン
ジェイク・パッカード
エマ・マキーオン
ケイト・キャンベル

  オーストラリア
3分38秒91 入江陵介
小関也朱篤
池江璃花子
青木智美
  日本
3分40秒98 カイリー・マス
キャスリーン・ベイカー
ケーレブ・ドレッセル
シモーネ・マニュエル
  アメリカ合衆国
3分41秒74

テレビ中継

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日本国内で世界水泳の独占中継を行っているテレビ朝日がホスト放送局となり、Finaに協力して日本国内や参加国への映像配信業務などを行った。

また日本国内では、ロンドンオリンピックのメダリスト・寺川綾が次女出産後の本格的な仕事再開として松岡修造とともに競泳会場からの中継に出演した。

脚注

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  1. ^ 海外参加国 - パンパシ水泳 2018【公式】、2018年8月15日閲覧
  2. ^ [1]
  3. ^ 競泳と「二刀流」、森山幸美が5位 オープンウォーター - 朝日新聞、2018年8月15日閲覧
  4. ^ パンパシ水泳 2018 パーフェクトガイド - 国別対抗戦”. 大会事務局. 2018年10月3日閲覧。
  5. ^ パンパシ水泳 2018【公式】”. 大会事務局. 2018年10月3日閲覧。
  6. ^ 日本、米失格で繰り上がり銅 男子400Mリレー”. スポニチアネックス. スポーツニッポン新聞社 (2018年8月12日). 2018年10月3日閲覧。