寺村美穂
寺村 美穂(てらむら みほ、1994年9月27日 - )は、日本の元競泳選手。千葉県流山市出身。専門は個人メドレー。セントラルスポーツ所属[1]。
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選手情報 | ||||||||||||||||||||||||
フルネーム | てらむら みほ | |||||||||||||||||||||||
国籍 | 日本 | |||||||||||||||||||||||
泳法 | 個人メドレー | |||||||||||||||||||||||
所属 | セントラルスポーツ[1] | |||||||||||||||||||||||
大学 | 日本大学[2] | |||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1994年9月27日(30歳) | |||||||||||||||||||||||
生誕地 | 千葉県流山市 | |||||||||||||||||||||||
身長 | 166cm | |||||||||||||||||||||||
体重 | 53kg | |||||||||||||||||||||||
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人物
編集姉が水泳をしていた為に自らも水泳を始めた。地元流山市のセントラルフィットネスクラブ流山で練習に打ち込む[3]。流山市立東部中学校時代は平泳ぎの選手だったが、中学三年の夏前に膝を痛めた為に悩んだ末、個人メドレーへ転向する[4]。3年次の第49回全国中学校水泳競技大会(福岡市)では女子200m個人メドレーに出場、大塚美優(さいたま市立植竹中学校)、五十嵐千尋(横浜市立すすき野中学校)を抑え2分14秒02の中学新記録をマークして優勝を飾った[5][6]。
2010年に千葉商科大学付属高等学校に進学すると、高校2年次に出場した第79回日本高等学校選手権水泳競技大会(インターハイ)女子200m個人メドレーで優勝[7]、高校3年次に迎えた2012年ロンドンオリンピック代表選考会となった第88回日本選手権水泳競技大会では女子200m個人メドレーに出場し、決勝で2分12秒95で2位に入りながら日本水泳連盟が定義する派遣標準記録(2分12秒42)をクリアできずロンドンオリンピック出場を逸した[4]。ロンドンへの出場を逸したことで古傷の右膝の手術に踏み切り、高校3年次のインターハイなど公式競技への出場を諦めてリハビリテーションに取り組む[4]。
2013年、日本大学文理学部へ進学すると[8]、大学入学直後に出場した第89回日本選手権水泳競技大会では女子200m個人メドレー決勝で渡部香生子に次いで2位となり[9]、タイムも2分12秒89で派遣標準記録をクリアして同年の2013年世界水泳選手権(スペイン・バルセロナ)日本代表選手に選出された。しかし、バルセロナ世界選手権では初日の200m個人メドレーに出場し準決勝で敗退して総合14位となっている[10]。その後も2014年パンパシフィック水泳選手権(オーストラリア・ゴールドコースト)、2014年アジア競技大会(大韓民国・仁川広域市)に日本代表選手として出場、アジア競技大会では女子200m個人メドレーで3位(銅メダル)を獲得した[11]。
2015年に再び右膝を手術し、リハビリテーションを行った[12]。2016年リオデジャネイロオリンピック代表選考会となる第92回日本選手権水泳競技大会に出場し、女子200m個人メドレー決勝では渡部ら後半型のライバルに勝つには先行逃げ切り以外にないと腹を固めてスタートし、序盤から終始リードを奪ったまま自己ベストタイムを更新する2分9秒87のタイムで優勝、オリンピック派遣標準記録(2分11秒03)もクリアして悲願のオリンピック代表の座を手にした[8][12][13]。
2020年東京オリンピック競泳女子200メートル個人メドレー準決勝では2分12秒14で1組7着、全体で15位となった[14]。オリンピック後の2021年9月15日に現役引退を表明[15]。
自己ベストタイム
編集- 200m個人メドレー - 2分9秒87(2016年)
脚注
編集- ^ a b “寺村 美穂(てらむら みほ)|所属選手情報|”. 【セントラルスポーツ株式会社】会社情報/IR情報. 2020年8月15日閲覧。
- ^ “Vol.012 水泳 小堀 勇氣 × 寺村 美穂”. 日本大学 スポーツ日大. 2020年8月15日閲覧。
- ^ 『当クラブ出身 【寺村 美穂選手】 リオデジャネイロ出場決定 おめでとう!』(プレスリリース)セントラルフィットネスクラブ流山、2016年4月10日 。2016年4月10日閲覧。
- ^ a b c パンパシ/アジア大会代表選手プロフィール:寺村美穂(セントラルスポーツ) Tobiuo Japanブログ(日本水泳連盟) 2014年6月18日付
- ^ 女子 200m個人メドレー 第49回全国中学校水泳競技大会 競泳競技リザルト
- ^ 『全国大会で市内中学生が快挙 水泳200m個人メドレーと放送コンテスト朗読部門で』(プレスリリース)千葉県流山市、2009年8月30日 。2016年4月10日閲覧。
- ^ 女子 200m個人メドレー 第79回日本高等学校選手権水泳競技大会 競技リザルト
- ^ a b 『本学学生がリオデジャネイロ五輪代表選考会兼日本選手権で優勝し,五輪代表に内定しました。』(プレスリリース)日本大学文理学部、2016年4月8日 。2016年4月10日閲覧。
- ^ 女子200m個人メドレー 結果 (PDF) 日本水泳連盟
- ^ 競泳競技結果|第15回世界水泳選手権大会 日本水泳連盟競泳委員会
- ^ “女子200m個人メドレーで渡部が銀、寺村は銅 アジア大会”. AFPBB. (2014年9月27日) 2016年4月10日閲覧。
- ^ a b “寺村、粘って初の五輪=4年間の思い込めた力泳-競泳日本選手権”. 時事通信. (2016年4月7日) 2016年4月10日閲覧。
- ^ “寺村「うれしい」涙のリオ切符! 4年前は派遣標準記録切れず涙”. スポーツニッポン. (2016年4月8日) 2016年4月11日閲覧。
- ^ “大橋悠依、200個人メドレーでも決勝進出…2つ目の「金」に望み”. 読売新聞 2021年7月27日閲覧。
- ^ "寺村美穂が引退「十分すぎるほど幸せな水泳人生」26歳、五輪2大会出場/競泳". サンケイスポーツ. 産経デジタル. 16 September 2021. 2021年11月26日閲覧。
- ^ “競泳100メートル日本記録保持者・松元克央、寺村美穂と結婚を発表 「かけがえのないの存在」”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年11月5日). 2024年11月5日閲覧。
外部リンク
編集- 寺村美穂 - 国際オリンピック委員会
- 寺村美穂 - オリンピックチャンネル
- 寺村美穂 - Olympedia
- 寺村美穂 - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ
- 寺村美穂 - 世界水泳連盟
- 寺村美穂 - SwimRankings.net
- 所属選手紹介 - セントラルスポーツ
- “寺村 美穂(てらむら みほ)|所属選手情報”. 【セントラルスポーツ株式会社】会社情報/IR情報. 2020年8月15日閲覧。
- 寺村美穂 (@teramipo) - X(旧Twitter)