2015年大阪府知事選挙
2015年11月22日に行われた選挙
2015年大阪府知事選挙(2015ねんおおさかふちじせんきょ)は、2015年(平成27年)11月22日に投開票が行われた、大阪府知事を選出する選挙。
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概要
編集選挙データ
編集- 2015年11月5日 告示
投票日
編集- 2015年11月22日
同日選挙・住民投票
編集立候補者
編集3名、立候補届け出順。[2]
候補者名(読みかた) | 年齢 | 党派 | 肩書き |
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栗原貴子(くりはら たかこ) | 53 | 無所属(自民党推薦・共産党大阪府委員会支援[3]・民主党大阪府連支援[4]) | 元大阪府議会議員 |
松井一郎(まつい いちろう) | 51 | 大阪維新の会(次世代の党支持[5]・日本を元気にする会支持[6]) | 大阪府知事(現職) |
美馬幸則(みま ゆきのり) | 65 | 無所属 | 元大阪府立高校教諭 |
立候補者の政策関連
編集投票結果
編集※当日有権者数:7,050,366人 最終投票率:45.47%(前回比:-7.41pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
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松井一郎 | 51 | 大阪維新の会 | 現 | 2,025,387票 | 64.1% | (支持)次世代の党・日本を元気にする会 |
栗原貴子 | 53 | 無所属 | 新 | 1,051,174票 | 33.3% | (推薦)自由民主党 (支援)民主党・日本共産党 |
美馬幸則 | 65 | 無所属 | 新 | 84,762票 | 2.7% |
当選した松井は大阪府内の全市町村で、栗原と美馬の得票数を大きく上回った。
選挙の主な争点
編集選挙後
編集各政党の選挙戦に対する評価
編集- 大阪維新の会公認候補の松井一郎は、大阪市内のホテルで行われた記者会見で、「橋下、松井でやってきた府市一体の改革を吉村新市長と継続し、豊かな大阪をしっかり作っていきたい。」と表明。又、「4年間、やってきたことが有権者に伝わった。」とも話した。選挙戦を振り返って、「4年間の実績とこれからの課題を橋下市長の情報発信力で広く伝えることができた。」と評価した。
- 自民党推薦の栗原貴子は、大阪市北区の事務所で、「大阪都構想をもう一度やったらいいのでは、という有権者に、私たちの懸念を十分に伝えきれなかった。」と反省した。
- 公明党の佐藤茂樹代表は、「新しい知事、市長と、現実的に大阪を前進させるための議論をしていく。」と語った。
時系列
編集脚注
編集- ^ “大阪市 大阪市選挙管理委員会 平成27年11月22日(日曜日)に市議会議員西成区選挙区補欠選挙が行われます”. 大阪市 (2015年10月24日). 2015年11月4日閲覧。
- ^ “大阪府知事選に現新3氏届け出 維新政治の是非が争点”. 西日本新聞. (2015年11月5日) 2015年11月5日閲覧。
- ^ “共産、自民系・栗原氏を支援=大阪維新に対抗-知事選”. 時事通信. (2015年11月4日) 2015年10月15日閲覧。
- ^ “民主党大阪府連、自民推薦候補を支援 ダブル選”. 朝日新聞. (2015年10月25日) 2015年11月17日閲覧。
- ^ “関係修復へのラブコール? 次世代がダブル選で大阪維新候補の「支持」決定”. 産経新聞. (2015年11月4日) 2015年11月17日閲覧。
- ^ “ダブル選で大阪維新支持=元気”. 時事通信. (2015年11月12日)
- ^ “橋下氏推進の「咲洲庁舎」に撤退論 秋の知事選へ攻防”. 朝日新聞デジタル. (2015年7月31日) 2015年11月4日閲覧。
- ^ 大阪府大・市大統合、うめきたキャンパスで検討 - 読売新聞(YOMIURI ONLINE)、2015年10月29日[リンク切れ]