2006年イギリスグランプリ
2006年イギリスグランプリは、2006年F1世界選手権第8戦として、2006年6月11日にシルバーストン・サーキットで開催された。
レース詳細 | |||
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日程 | 2006年シーズン | ||
決勝開催日 | 6月11日 | ||
開催地 |
シルバーストン・サーキット イングランド ノーサンプトンシャー | ||
コース長 | 5.141km | ||
レース距離 | 60周(308.355km) | ||
ポールポジション | |||
ドライバー | |||
タイム | 1:20.253 | ||
ファステストラップ | |||
ドライバー | フェルナンド・アロンソ | ||
タイム | 1:21.599 | ||
決勝順位 | |||
優勝 | |||
2位 | |||
3位 |
観戦チケットの売れ行きは悪く、レースは地元のジェンソン・バトンが不調であった昨シーズンに比べ、かなり早く予定されていた。またそのスケジュールはワールドカップ、イングランドの初戦と重なることとなった。
バトンは予選で不調を囲い、19番手でスタートすることとなった。バトンのホンダは9ラップ目にオイル漏れのため出火し、リタイヤすることとなった。スコットランド人のデヴィッド・クルサードはアンダーステアに苦しめられていた。
フェルナンド・アロンソはハットトリック(ポールポジション、優勝、ファステストラップ)を記録した最初のスペイン人ドライバーかつ最年少ドライバー(24歳10ヶ月と13日)になった。
また、このレースは女性がピット作業を担当した初めてのレースとなった。ミッドランドF1のティアゴ・モンテイロがピットストップした際、ITVのピットレポーター、ルイーズ・グッドマンが左リヤタイヤの交換を担当した。
レースは1ラップ目でスコット・スピードがハンガー・ストレートの入り口において、ラルフ・シューマッハのトヨタがマーク・ウェバーをパスしようとしたときに接触した。シューマッハとウェバーはリタイヤし、スピードはピットまでたどり着いたもののそのままガレージに入ることとなった。
予選
編集From [1]:
順位 | 国籍 | ドライバー | コンストラクター | Q3 | Q2 | Q1 |
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1 | フェルナンド・アロンソ | ルノー | 1:20.253 | 1:20.271 | 1:21.018 | |
2 | キミ・ライコネン | マクラーレン-メルセデス | 1:20.397 | 1:20.497 | 1:21.648 | |
3 | ミハエル・シューマッハ | フェラーリ | 1:20.574 | 1:20.659 | 1:22.096 | |
4 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | 1:20.764 | 1:20.846 | 1:21.647 | |
5 | ジャンカルロ・フィジケラ | ルノー | 1:20.919 | 1:20.594 | 1:22.411 | |
6 | ルーベンス・バリチェロ | ホンダ | 1:20.943 | 1:20.929 | 1:22.965 | |
7 | ラルフ・シューマッハ | トヨタ | 1:21.073 | 1:21.043 | 1:22.886 | |
8 | ファン・パブロ・モントーヤ | マクラーレン-メルセデス | 1:21.107 | 1:20.816 | 1:22.169 | |
9 | ニック・ハイドフェルド | BMWザウバー | 1:21.329 | 1:20.629 | 1:21.670 | |
10 | ジャック・ヴィルヌーヴ | BMWザウバー | 1:21.599 | 1:20.672 | 1:21.637 | |
11 | デヴィッド・クルサード | レッドブル-フェラーリ | 1:21.442 | 1:22.424 | ||
12 | ニコ・ロズベルグ | ウィリアムズ-コスワース | 1:21.567 | 1:23.083 | ||
13 | ヴィタントニオ・リウッツィ | トロ・ロッソ-コスワース | 1:21.699 | 1:22.685 | ||
14 | クリスチャン・クリエン | レッドブル-フェラーリ | 1:21.990 | 1:22.773 | ||
15 | スコット・スピード | トロ・ロッソ-コスワース | 1:22.076 | 1:22.541 | ||
16 | ティアゴ・モンテイロ | MF1-トヨタ | 1:22.207 | 1:22.860 | ||
17 | マーク・ウェバー | ウィリアムズ-コスワース | 1:23.129 | |||
18 | クリスチャン・アルバース | MF1-トヨタ | 1:23.210 | |||
19 | ジェンソン・バトン | ホンダ | 1:23.247 | |||
20 | 佐藤琢磨 | スーパーアグリ-ホンダ | 1:26.158 | |||
21 | フランク・モンタニー | スーパーアグリ-ホンダ | 1:26.316 | |||
22 | ヤルノ・トゥルーリ | トヨタ | No time |
決勝
編集From [2]:
順位 | No | 国籍 | ドライバー | チーム | 周回 | タイム | グリッド | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | フェルナンド・アロンソ | ルノー | 60 | 1:25:51.927 | 1 | 10 | |
2 | 5 | ミハエル・シューマッハ | フェラーリ | 60 | +13.951 | 3 | 8 | |
3 | 3 | キミ・ライコネン | マクラーレン-メルセデス | 60 | +18.672 | 2 | 6 | |
4 | 2 | ジャンカルロ・フィジケラ | ルノー | 60 | +19.976 | 5 | 5 | |
5 | 6 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | 60 | +31.559 | 4 | 4 | |
6 | 4 | ファン・パブロ・モントーヤ | マクラーレン-メルセデス | 60 | +1:04.769 | 8 | 3 | |
7 | 16 | ニック・ハイドフェルド | BMWザウバー | 60 | +1:14.594 | 9 | 2 | |
8 | 17 | ジャック・ヴィルヌーヴ | BMWザウバー | 60 | +1:18.299 | 10 | 1 | |
9 | 10 | ニコ・ロズベルグ | ウィリアムズ-コスワース | 60 | +1:19.008 | 12 | ||
10 | 11 | ルーベンス・バリチェロ | ホンダ | 59 | +1 lap | 6 | ||
11 | 8 | ヤルノ・トゥルーリ | トヨタ | 59 | +1 lap | 22 | ||
12 | 14 | デヴィッド・クルサード | レッドブル-フェラーリ | 59 | +1 lap | 11 | ||
13 | 20 | ヴィタントニオ・リウッツィ | トロ・ロッソ-コスワース | 59 | +1 lap | 13 | ||
14 | 15 | クリスチャン・クリエン | レッドブル-フェラーリ | 59 | +1 lap | 14 | ||
15 | 19 | クリスチャン・アルバース | MF1-トヨタ | 59 | +1 lap | 18 | ||
16 | 18 | ティアゴ・モンテイロ | MF1-トヨタ | 58 | +2 laps | 16 | ||
17 | 22 | 佐藤琢磨 | スーパーアグリ-ホンダ | 57 | +3 laps | 20 | ||
18 | 23 | フランク・モンタニー | スーパーアグリ-ホンダ | 57 | +3 laps | 21 | ||
Ret | 12 | ジェンソン・バトン | ホンダ | 8 | Oil leak | 19 | ||
Ret | 21 | スコット・スピード | トロ・ロッソ-コスワース | 1 | Collision damage | 15 | ||
Ret | 7 | ラルフ・シューマッハ | トヨタ | 0 | Collision | 7 | ||
Ret | 9 | マーク・ウェバー | ウィリアムズ-コスワース | 0 | Collision | 17 |
第8戦終了時点でのランキング
編集注:1位から5位まで
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参照
編集- ^ Domenjoz, Luc et al.. Formula One Yearbook 2006-2007. Chronosports S.A.. p. 132. ISBN 2-84707-110-5
- ^ a b c Domenjoz, Luc et al.. Formula One Yearbook 2006-2007. Chronosports S.A.. p. 135. ISBN 2-84707-110-5
外部リンク
編集- Detailed British Grand Prix results
- Formula1.com
- ITV-F1.com
- F1Racing.net
- Motorsport.com
- ManipeF1.com
前戦 2006年モナコグランプリ |
FIA F1世界選手権 2006年シーズン |
次戦 2006年カナダグランプリ |
前回開催 2005年イギリスグランプリ |
イギリスグランプリ | 次回開催 2007年イギリスグランプリ |