1996年全米オープン (テニス)
(1996年全米オープンテニスから転送)
1996年 全米オープン(1996ねんぜんべいオープン、US Open 1996)は、アメリカ・ニューヨークマンハッタンにある「USTAナショナル・テニスセンター」にて、1996年8月26日から9月8日にかけて開催された。
シード選手
編集男子シングルス
編集- ピート・サンプラス (優勝、2年連続4度目)
- マイケル・チャン (準優勝)
- トーマス・ムスター (ベスト8)
- ゴラン・イワニセビッチ (ベスト4)
- リカルト・クライチェク (1回戦)
- アンドレ・アガシ (ベスト4)
エフゲニー・カフェルニコフ(試合開始前に欠場)ジム・クーリエ(試合開始前に欠場)- ウェイン・フェレイラ (1回戦)
- マルセロ・リオス (2回戦)
- マラビーヤ・ワシントン (2回戦)
- トッド・マーティン (3回戦)
- トーマス・エンクビスト (4回戦)
- アルベルト・コスタ (1回戦)
- マルク・ロセ (1回戦)
- セドリック・ピオリーン (3回戦)
- フェリックス・マンティーリャ (2回戦) [第7シード・第8シードが棄権のため繰り上げ]
女子シングルス
編集- シュテフィ・グラフ (優勝、2年連続5度目)
- モニカ・セレシュ (準優勝)
- アランチャ・サンチェス・ビカリオ (4回戦)
- コンチタ・マルティネス (ベスト4)
- イバ・マヨリ (1回戦)
- アンケ・フーバー (1回戦)
- ヤナ・ノボトナ (ベスト8)
- リンゼイ・ダベンポート (4回戦)
メアリー・ジョー・フェルナンデス(試合開始前に欠場)- 伊達公子 (1回戦)
チャンダ・ルビン(試合開始前に欠場)- マグダレナ・マレーバ (1回戦)
- ブレンダ・シュルツ=マッカーシー (2回戦)
- バルバラ・パウルス (3回戦)
- ガブリエラ・サバティーニ (3回戦)
- マルチナ・ヒンギス (ベスト4)
- カリナ・ハブスドバ (4回戦) [第9シード・第11シードが棄権のため繰り上げ]
大会経過
編集男子シングルス
編集準々決勝
- ピート・サンプラス vs. アレックス・コレチャ 7-6, 5-7, 5-7, 6-4, 7-6
- ゴラン・イワニセビッチ vs. ステファン・エドベリ 6-3, 6-4, 7-6
- アンドレ・アガシ vs. トーマス・ムスター 6-2, 7-5, 4-6, 6-2
- マイケル・チャン vs. ハビエル・サンチェス 7-5, 6-3, 6-7, 6-3
準決勝
- ピート・サンプラス vs. ゴラン・イワニセビッチ 6-3, 6-4, 6-7, 6-3
- マイケル・チャン vs. アンドレ・アガシ 6-3, 6-2, 6-2
女子シングルス
編集準々決勝
- シュテフィ・グラフ vs. ジュディス・ヴィースナー 7-5, 6-3
- マルチナ・ヒンギス vs. ヤナ・ノボトナ 7-6, 6-4
- コンチタ・マルティネス vs. リンダ・ワイルド 7-6, 6-0
- モニカ・セレシュ vs. アマンダ・クッツァー 6-0, 6-3
準決勝
- シュテフィ・グラフ vs. マルチナ・ヒンギス 7-5, 6-3
- モニカ・セレシュ vs. コンチタ・マルティネス 6-4, 6-3
決勝戦の結果
編集- 男子シングルス: ピート・サンプラス vs. マイケル・チャン 6-1, 6-4, 7-6
- 女子シングルス: シュテフィ・グラフ vs. モニカ・セレシュ 7-5, 6-4
- 男子ダブルス: マーク・ウッドフォード& トッド・ウッドブリッジ vs. ヤッコ・エルティン& ポール・ハーフース 4-6, 7-6, 7-6
- 女子ダブルス: ジジ・フェルナンデス& ナターシャ・ズベレワ vs. アランチャ・サンチェス・ビカリオ& ヤナ・ノボトナ 1-6, 6-1, 6-4
- 混合ダブルス: パトリック・ガルブレイス& リサ・レイモンド vs. リック・リーチ& マノン・ボーラグラフ 7-6, 7-6
みどころ
編集- 日本の伊達公子選手が出場した最後の4大大会。第10シードだったが、1回戦でキンバリー・ポー(アメリカ)に 2-6, 5-7 のストレートで敗れた。
- 男子シングルス・女子シングルス決勝とも、1995年に続いて第1シードと第2シードの決勝対決が実現した。第1シードのピート・サンプラスとシュテフィ・グラフがともに大会2連覇を達成。サンプラスは4大大会通算「8勝」となり、ケン・ローズウォール、ジミー・コナーズ、イワン・レンドルに並んで(当時の)男子歴代5位タイ記録に並んだ。グラフは1989年・1993年・1995年に続く自身4度目の4大大会年間3冠を獲得し、4大大会通算優勝記録を「21勝」に伸ばした。
- 女子シングルスで、当時15歳のマルチナ・ヒンギスが初のベスト4進出。準決勝では第1シードのシュテフィ・グラフに 5-7, 3-6 で敗れた。ロシアの15歳、アンナ・クルニコワの4大大会デビューも話題を呼んだ。クルニコワは予選3試合を勝ち抜いた後、本戦3回戦で第14シードのバルバラ・パウルスを 3-6, 6-2, 6-4 で破ったが、4回戦でグラフに 2-6, 1-6 で敗れた。
外部リンク
編集先代 1996年ウィンブルドン選手権 |
テニス4大大会 1996年 - 1997年 |
次代 1997年全豪オープン |
先代 1995年全米オープン (テニス) |
全米オープン 1996年 |
次代 1997年全米オープン (テニス) |