1975年熊本県議会議員選挙
1975年熊本県会議員選挙(1975ねんくまもとけんかいぎいんせんきょ)は、熊本県の議決機関である熊本県議会を構成する議員を全面改選するために行われる選挙で、第8回統一地方選挙の前半戦投票日である4月13日に投票が行われた。
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概要
編集熊本県議会議員の任期(4年)が満了したことによる選挙である。本選挙から、熊本市で定数が2増、玉名市、水俣市、飽託郡で定数が各1減となり、県全体では定数1減の56議席となった。
24選挙区56議席に対し100名が立候補したが、牛深市と人吉市の2選挙区では定数と同じ候補者しか立候補せず2名が無投票当選となり、残る22選挙区98名によって選挙戦が行われた[1]。
基礎データ
編集- 選挙事由:任期満了
- 告示日:1975年4月1日
- 投票日:1975年4月13日
- 議員定数:56名
- 選挙区:24選挙区
- 候補者数:100名
選挙結果
編集党派 | 議席数 | 得票 | ||||||
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現 | 元 | 新 | 改選前 | 計 | 得票数 | 得票率 | ||
自由民主党 | 29 | 3 | 6 | 37 | 38 | 472,392 | 54.40% | |
日本社会党 | 2 | 2 | 1 | 4 | 5 | 91,316 | 10.51% | |
公明党 | 2 | 0 | 1 | 2 | 3 | 32,390 | 3.73% | |
日本共産党 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 25,638 | 2.95% | |
無所属 | 4 | 0 | 5 | 8 | 9 | 246,765 | 28.41% | |
合計 | 38 | 5 | 13 | 52 | 56 | 868,502 | 100.00% | |
投票者数(投票率) | 879,365 | 77.72% | ||||||
有権者数 | 1,131,418 | 100.00% |
出典:『熊本県の選挙50年の歩み』[2]
当選者
編集自民党 社会党 公明党 共産党 無所属
熊本市 | 北口博 | 井手正剛 | 倉重末喜 | 八木繁尚 |
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杉村国夫 | 井上栄次 | 中村晋 | 広瀬博美 | |
今井洸 | 沼川洋一 | 馬場三則 | 一門勉 | |
吉良敏雄 | 佐藤寿子 | 西島春雄 | ||
八代市 | 木村健一 | 橋本盈雄 | 竹島勇 | |
人吉市[3] | 井上龍生 | |||
荒尾市 | 酒井善為 | 福田和寛 | ||
水俣市 | 斉所市郎 | |||
玉名市 | 杉谷方茂 | |||
本渡市 | 金子康男 | |||
山鹿市 | 保利知広 | |||
牛深市[3] | 浦田宇次郎 | |||
菊池市 | 魚住一海 | |||
宇土市 | 九谷弘之 | |||
飽託郡 | 幸山繁信 | |||
宇土郡 | 吉田等 | |||
下益城郡 | 水田伸三 | 中村公力 | 米原賢士 | |
玉名郡 | 浦田勝 | 平川和人 | 坂本生夫 | |
鹿本郡 | 小材学 | 古閑三博 | ||
菊池郡 | 西本寅利 | 渡辺弘斉 | ||
阿蘇郡 | 北里達之助 | 今村来 | 山部龍三 | |
上益城郡 | 甲斐孝行 | 永田悦雄 | 大森豊 | |
八代郡 | 久保一明 | 増田英夫 | ||
葦北郡 | 田中典次 | |||
球磨郡 | 岩崎六郎 | 宮元玄次郎 | 園田茂 | |
天草郡上島 | 小谷久爾夫 | 辻本両造 | ||
天草郡下島 | 田代由紀男 | 池田定行 |
脚注
編集- ^ 熊本県議会事務局 編 1994, p. 1372
- ^ 熊本県選挙管理委員会 1999, p. 457
- ^ a b 立候補者が定数内のため無投票
参考文献
編集- 熊本県議会事務局 編『熊本県議会史 第七巻』熊本県議会、1994年。
- 熊本県選挙管理委員会『熊本県の選挙50年の歩み』熊本県選挙管理委員会、1999年。