1,2-ナフトキノン
1,2-ナフトキノン(1,2-naphthoquinone)は、環状芳香族ケトン(キノン)の一つ。ディーゼルの排気ガス中の粒子に見出だされる。ナフタレンが代謝されることによって生成する有毒な化合物である。ラットにナフタレンを投与すると代謝産物として蓄積し、白内障など目の障害を起こす事が分かっている。
1,2-ナフトキノン | |
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Naphthalene-1,2-dione | |
別称 o-Naphthoquinone, β-naphthoquinone | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 524-42-5 |
PubChem | 10667 |
ChemSpider | 10217 |
UNII | 804K62F61Q |
KEGG | C14783 |
ChEBI | |
ChEMBL | CHEMBL52347 |
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特性 | |
化学式 | C10H6O2 |
モル質量 | 158.15 g mol−1 |
外観 | 黄色の固体 |
融点 |
145 ~ 147℃ |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
出典
編集関連項目
編集- ナフトキノン - 1,2-ナフトキノンの異性体。