黎 培敬(れい ばいけい、Li Peijing1826年 - 1882年)は、末の官僚。字は簡堂湖南省湘潭県出身。

1860年進士になり、庶吉士に選ばれ、編修となった。1864年に貴州学政となった。その後、布政使となってミャオ族の蜂起軍の鎮圧にあたった。

1875年、貴州巡撫となった。1879年に四川按察使に降格となったが、四川総督丁宝楨に評価され、1880年漕運総督に抜擢された。在任中は汚職を行わず、公益事業を盛んに興した。1881年、江蘇巡撫に任命されたが、病のために故郷に帰った。死後、文粛の諡号を贈られた。

出典

編集
先代
曽璧光
貴州巡撫
1875-1879
次代
張樹声
先代
文彬(ウェンビン)
漕運総督
1880-1881
次代
周恒祺
先代
呉元炳
江蘇巡撫
1881
次代
衛栄光