鹿島市立七浦小学校

佐賀県鹿島市にある小学校

鹿島市立七浦小学校(かしましりつ ななうらしょうがっこう)は佐賀県鹿島市音成戊にある市立小学校

鹿島市立七浦小学校
地図北緯33度03分54秒 東経130度09分07秒 / 北緯33.06500度 東経130.15194度 / 33.06500; 130.15194座標: 北緯33度03分54秒 東経130度09分07秒 / 北緯33.06500度 東経130.15194度 / 33.06500; 130.15194
過去の名称 七浦常高等小学校
七浦村国民学校
七浦村立七浦小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 鹿島市
併合学校 飯田尋常小学校
音成尋常小学校
設立年月日 1874年明治7年)
開校記念日 6月1日
共学・別学 男女共学
分校 音成分校
学校コード B141220700067 ウィキデータを編集
所在地 849-1323
佐賀県鹿島市音成戊1563番地
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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音成分校

概要

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歴史
1874年明治7年)に創立。数回の改組・改称を経て、現校名になったのは1955年昭和30年)。2024年令和6年)に創立150年を迎える。
校章
花弁を背景にして、その中に山と海を配し、中央に校名である「七浦」の文字(縦書き)を置いている。
校歌
1935年昭和10年)制定。作詞は川上清吉、作曲は陶山聰による。歌詞は3番まであり、歌詞中に校名は登場しない。
分校
音成分校(読みは「おとなり」)
通学区域
住所表記で「鹿島市」の後に「江福、飯田、龍宿浦、嘉瀬浦、音成、大宮田尾、小宮道、東塩屋、西塩屋、母ケ浦、西葉」が続く地域また、そのうちの「東塩屋、西塩屋、母ケ浦、西葉」地域の1・2年生は音成分校に通学する[1]
中学校区は鹿島市立東部中学校

沿革

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前史(飯田)
  • 1874年(明治7年)4月 - 飯田村の玉泉寺に「伊福小学校」を、円徳寺に「飯田小学校」を創立。
  • 1886年(明治19年)9月 - 伊福、飯田の2校を統合し、「尋常遂良小学校」(後に「飯田尋常小学校」)と改称。
前史(音成)
  • 1874年(明治7年)4月 - 音成村に「音成小学校」を創立。
    • 福泉寺を東校舎、母ヶ浦宝聚寺を西校舎とする。
  • 1876年(明治19年)11月 - 「尋常昭文小学校」(後に「昭文尋常小学校」)と改称。
  • 1896年(明治29年)12月 - 奥山分教場を設置。
  • 1901年(明治34年)1月 -「音成尋常小学校」と改称。
  • 1902年(明治35年)9月 - 奥山分教場が分離の上、奥山尋常小学校として独立。
正史
  • 1904年(明治37年)4月 - 遂良(飯田)、音成の尋常小学校2校を統合の上、「七浦尋常高等小学校」とする。
    • 旧2校の校舎は新校舎完成までの間、使用を存続することとなる。
  • 1908年(明治41年)4月 - 奥山尋常小学校を統合の上、奥山分教場とする。現在地に新校舎が完成し、移転を完了。
    • 小学校令の改正により、義務教育年限(尋常科の修業年限)が4年から6年に延長されることとなる。
      • 従来の高等科1年を尋常科5年に、高等科2年を尋常科6年に改める。(尋常科の修業年限が4年から6年に)
      • 従来の高等科3年を高等科1年に、高等科4年を高等科1年に改める。(高等科の修業年限が4年から2年に)
  • 1912年大正元年)8月 - 落雷により、中央校舎1棟が全焼。
  • 1917年(大正6年)10月 - 運動場が完成。
  • 1920年(大正9年)4月 - 奥山分教場に尋常5・6年生を収容。
  • 1927年(昭和2年)12月 - 第3棟新校舎が完成。
  • 1930年(昭和5年)8月 - 暴風雨により講堂が倒壊。
  • 1931年(昭和6年)11月 - 講堂を再建。
  • 1935年(昭和10年)12月20日 - 校歌を制定。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令により、「七浦村国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)が行われる。
    • 七浦村国民学校の初等科が「七浦村立七浦小学校」に改組される。
    • 七浦村国民学校の高等科は、青年学校普通科とともに、新制中学校「七浦村立七浦中学校[2]」に改組される。
  • 1948年(昭和23年)10月 - 奥山分教場を2教室増設。
  • 1950年(昭和25年)10月 - 音成分教場の増改築が完了。
  • 1955年(昭和30年)3月 - 前年発足した鹿島市への編入により、「鹿島市立七浦小学校」(現校名)に改称。
  • 1958年(昭和33年)
  • 1965年(昭和40年)3月 - 鹿島市立東部中学校七浦校舎移転に伴う記念事業として、感謝の碑を設置し、周辺に植樹を実施。
  • 1968年(昭和43年)8月 - プールが完成。
  • 1971年(昭和46年)5月 - 旧校舎第4棟(6教室)を解体。
  • 1974年(昭和49年)6月 - 創立100周年記念式典を挙行。
  • 1977年(昭和52年)11月 - 屋外トイレが完成。
  • 1978年(昭和53年)8月 - 校舎解体作業を開始。
  • 1980年(昭和55年)2月 - 新校舎・新体育館で授業を開始。
  • 1983年(昭和58年)3月 - 陶器焼窯小屋が完成。
  • 1986年(昭和61年)1月 - 教具室を改造の上、普通教室を新設。
  • 1988年(昭和63年)
    • 7月 - 土俵が完成。
    • 9月 - 固定遊具施設が完成。
  • 1990年(平成2年)4月 - 音成分校の新校舎が完成。
  • 1992年(平成4年)1月 - 音成分校の教材園が完成。
  • 1995年(平成7年)
    • 3月 - 西門を設置。
    • 8月 - 分校プール(防火水槽)が完成。
  • 1996年(平成8年)6月 - 中庭給食テーブル(「七」の文字)が完成。
  • 1997年(平成9年)3月 - 展望広場(第1期工事)が完成。
  • 1998年(平成10年)6月 - 展望広場(第2期工事)が完成。
  • 2000年(平成12年)5月 - プール全面改装を完了。
  • 2001年(平成13年)6月 - 第1回がたっ子七リンピックを開催。
  • 2005年(平成17年)8月 - 校舎の大規模改修工事が完了。
  • 2014年(平成26年)2月 - 体育館耐震補強および大規模改造工事が完了。
  • 2015年(平成27年)
    • 3月 - 七浦小キャラクター「ウラッチ」が誕生。
    • 7月 - 普通学級と特別支援学級に電子黒板が設置される。
  • 2019年(令和元年)6月 - 普通教室にエアコン設置完了

交通

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最寄りの鉄道駅
最寄りのバス停留所
  • 祐徳バス
    • 本校 - 「七浦小学校入口」バス停
    • 音成分校 - 「琵琶岬橋」バス停
最寄りの幹線道路

周辺

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  • 本校 - 鹿島市多良岳土地改良区、嘉瀬の浦公民館、佐賀県有明海漁業協同組合鹿島市支所
  • 音成分校 - 母ヶ浦運動広場

脚注

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  1. ^ 鹿島市立小・中学校校区一覧
  2. ^ 1955年(昭和30年)3月に「鹿島市立七浦中学校」に改称した後、1960年(昭和35年)4月に鹿島市東部の3中学校(古枝・浜・七浦)統合により、鹿島市立東部中学校が新設された。
  3. ^ 太良町立多良小学校伊福分校は1966年(昭和41年)3月末をもって閉校した。(太良町の歴史 - 太良町ウェブサイト)

関連項目

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外部リンク

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