鳴子御殿湯駅
宮城県大崎市にある東日本旅客鉄道の駅
鳴子御殿湯駅(なるこごてんゆえき)は、宮城県大崎市鳴子温泉字鷲ノ巣(わしのす)[2]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)陸羽東線の駅である[3]。
鳴子御殿湯駅[* 1] | |
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駅舎(2023年7月) | |
なるこごてんゆ Naruko-Goten-yu | |
◄川渡温泉 (3.9 km) (2.2 km) 鳴子温泉► | |
宮城県大崎市鳴子温泉字鷲ノ巣90-14[2] | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■陸羽東線 |
キロ程 | 42.7 km(小牛田起点) |
電報略号 | ナコ |
駅構造 | 地上駅(盛土上、一部高架駅) |
ホーム | 1面1線[3] |
乗車人員 -統計年度- |
35人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1952年(昭和27年)1月25日[2][4] |
備考 | 簡易委託駅 |
歴史
編集- 1952年(昭和27年)1月25日:日本国有鉄道の東鳴子駅(ひがしなるごえき)として開業[5]。
- 1983年(昭和58年)3月7日:荷物の扱いを廃止[4][6]。駅員無配置駅となる[7]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[4]。
- 1997年(平成9年)3月22日:鳴子御殿湯駅(なるこごてんゆえき)に改称[4][1]。
- 2004年(平成16年)
- 2008年(平成20年)4月:委託駅員を観光駅長に任命。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[2][10]。
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塗装変更前の駅舎(2010年5月)
駅構造
編集単式ホーム1面1線を有する地上駅である[3]。盛土上に位置し、ホームの一部は高架となっている。
小牛田統括センター(古川駅)が管理し、鳴子御殿湯駅管理組合(東鳴子温泉旅館組合が主体となって設立)が業務を受託する簡易委託駅で、窓口が設置されている。駅舎は2004年(平成16年)に改築された木造平屋建てで、「昭和の懐かしさ」をイメージしたものとなっている[8][9]。
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改札口(2023年7月)
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駅舎内(2023年7月)
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ホーム(2023年7月)
利用状況
編集JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は35人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
1日平均乗車人員推移 | ||||
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年度 | 定期外 | 定期 | 合計 | 出典 |
2000年(平成12年) | 137 | [利用客数 2] | ||
2001年(平成13年) | 131 | [利用客数 3] | ||
2002年(平成14年) | 130 | [利用客数 4] | ||
2003年(平成15年) | 119 | [利用客数 5] | ||
2004年(平成16年) | 109 | [利用客数 6] | ||
2005年(平成17年) | 111 | [利用客数 7] | ||
2006年(平成18年) | 110 | [利用客数 8] | ||
2007年(平成19年) | 104 | [利用客数 9] | ||
2008年(平成20年) | 97 | [利用客数 10] | ||
2009年(平成21年) | 86 | [利用客数 11] | ||
2010年(平成22年) | 76 | [利用客数 12] | ||
2011年(平成23年) | 70 | [利用客数 13] | ||
2012年(平成24年) | 23 | 52 | 76 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 24 | 50 | 74 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 22 | 47 | 69 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 21 | 42 | 64 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 17 | 42 | 60 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 19 | 45 | 64 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 11 | 41 | 53 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 12 | 31 | 44 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)7 | 17 | 24 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)8 | 21 | 29 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)7 | 23 | 31 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)10 | 24 | 35 | [利用客数 1] |
駅周辺
編集住宅は川沿いに多い。
隣の駅
編集脚注
編集記事本文
編集- ^ a b 「陸羽東線の6駅名改称 JR東北地域本社3月新ダイヤから」『交通新聞』交通新聞社、1997年1月28日、3面。
- ^ a b c d “駅の情報(鳴子御殿湯駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月20日閲覧。
- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 56号 新庄駅・気仙沼駅・鳴子温泉駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年9月15日、20頁。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、570頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「日本国有鉄道公示第10号」『官報』1952年1月22日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「日本国有鉄道公示第209号」『官報』第16825号1983年3月5日。
- ^ 「「通報」●陸羽東線川渡駅ほか4駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1983年3月5日、2面。
- ^ a b 『読売新聞』読売新聞社、2004年6月19日、東京朝刊、34面。
- ^ a b 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '05年版』ジェー・アール・アール、2005年7月1日、183頁。ISBN 4-88283-126-0。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年8月11日閲覧。
利用状況
編集- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月23日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(鳴子御殿湯駅):JR東日本