鳩茲の戦い

鳩茲の戦い（きゅうじのたたかい）は、紀元前570年に呉と楚の間に発生した戦闘。衡山の戦いや鳩茲衡山の戦いとも言う。

鳩茲の戦い
戦争：春秋戦国時代
年月日：紀元前570年
場所：鳩茲・衡山
結果：楚軍は大敗し、呉軍は駕の邑を取り去った
交戦勢力
楚	呉
指導者・指揮官
子重 鄧廖	不詳
戦力
組甲兵三百 被練兵三千	不詳
損害
鄧廖が捕虜 残り組甲兵八十 残り被練兵三百	不詳
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紀元前570年、楚の令尹子重は領兵をもって呉を討伐した。鳩茲を攻め取り、軍は衡山に至った。子重は先行し帰国し、大宴で慶賀した。部下の鄧廖率いる組甲兵三百・被練兵三千を派遣して、呉を侵略した。

呉軍はこの時に攻勢に出て、楚軍を大敗させた。楚将の鄧廖は捕虜となり、楚軍に残った組甲兵八十・被練兵三百。3日後、呉軍は楚を討伐して、駕の邑を取り去った。楚人は子重を咎め、子重はその心病によって亡くなった。