魚崎北町
魚崎北町(うおざききたまち)は、兵庫県神戸市東灘区の町名の一つで、旧・魚崎町域(魚崎地区)のうち鳴尾御影線の南北周辺に相当する。平成17年国勢調査(2005年10月1日現在)における世帯数は2,892、人口6,737で内男性3,271人・女性3,466人 [1]。 郵便番号は、658-0082[3]。
魚崎北町 | |
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魚崎北町(2021年) 出典:『国土交通省「国土画像情報(カラー空中写真)」(配布元:国土地理院地図・空中写真閲覧サービス)』 | |
北緯34度43分04.3秒 東経135度16分24.9秒 / 北緯34.717861度 東経135.273583度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 兵庫県 |
市 | 神戸市 |
行政区 | 東灘区 |
地区 | 魚崎地区 |
町名制定 | 1970年(昭和45年)6月1日 |
面積 | |
• 合計 | 0.375733787 km2 |
標高 | 7.5 m |
人口 | |
• 合計 | 7,017人 |
• 密度 | 19,000人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 | |
市外局番 | 078[4] |
ナンバープレート | 神戸[5] |
自動車登録住所コード | 28 008 0870[6] |
※座標・標高は魚崎財産区横屋会館(魚崎北町二丁目7番1号)付近 |
地理
編集南東端の1丁目から順に南西端が4丁目、北東端が5丁目で北西端の8丁目まである。東は天上川を挟んで鳴尾御影線以南が北青木、同以北が本山南町、南は魚崎中町、西は住吉川を挟んで住吉東町、北は甲南町と隣り合う。
1970年(昭和45年)6月1日に魚崎町横屋字真福の一部が1丁目と5丁目(一部)、魚崎町横屋字宮元・川井(一部)がそれぞれ2・3丁目の全域および4丁目の一部、魚崎町横屋字川原新田・大川原(一部)・寺西が4丁目の残り、魚崎町横屋井手が5丁目の残り、魚崎町横屋字川井(一部)・内田(一部)が6・7丁目、魚崎町横屋字内田・大川原のそれぞれ一部が8丁目として住居表示実施で誕生した。
丁目
編集基本データは以下の通り。人口・世帯数は2024年(令和6年)9月30日現在[1]、面積は2020年(令和2年)10月1日現在[2]。
町名 | 人口 | 世帯数 | 面積 |
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魚崎北町一丁目 | 925人 | 469世帯 | 0.046309562 km2 |
魚崎北町二丁目 | 624人 | 288世帯 | 0.043032424 km2 |
魚崎北町三丁目 | 556人 | 264世帯 | 0.033382177 km2 |
魚崎北町四丁目 | 1,548人 | 753世帯 | 0.069443698 km2 |
魚崎北町五丁目 | 1,098人 | 598世帯 | 0.047447493 km2 |
魚崎北町六丁目 | 1,186人 | 596世帯 | 0.050197786 km2 |
魚崎北町七丁目 | 649人 | 306世帯 | 0.036894245 km2 |
魚崎北町八丁目 | 431人 | 218世帯 | 0.049026402 km2 |
合計 | 7,017人 | 3,492世帯 | 0.375733787 km2 |
地価
編集住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、魚崎北町8-3-3の地点で284,000円/m2となっている[7]。2024年(令和6年)同日の公示地価による同地点は355,000円/m2であった[8]。
歴史
編集この節の加筆が望まれています。 |
阪神・淡路大震災の際には、発災当日(1995年1月17日)の午後2時過ぎに火災が発生し、約100世帯が全焼した[9]。出火原因は不明ながら、損害保険会社や共済組合は、地震による火災には保険金を支払わないとする約款に基づき、保険金の支払いを拒否したため、1996年11月に魚崎北町の住民73人が支払いを求めて提訴した[9]。1995年2月23日放送のクローズアップ現代(NHK総合)は、「壊れた街をどう立て直すのか〜東灘区・魚崎北町の模索〜」と題し、被災した家屋やビルの取り壊しが簡単には進まない当時の状況を放送した[10]。
町名の変遷
編集昭和25年4月1日 | 昭和45年6月1日 |
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魚崎町横屋字真福(中部、魚崎中町になった以外) | 魚崎北町一丁目 |
魚崎町横屋字宮本(北半、魚崎中町になった以外)、 魚崎町横屋字川井(南部) |
魚崎北町二丁目 |
魚崎北町三丁目 | |
魚崎北町四丁目 | |
魚崎町横屋字川原新田 | |
魚崎町横屋字大川原(南部、昭和32年4月1日に魚崎町魚崎字東松原になった以外) | |
魚崎町横屋字寺西 | |
魚崎町横屋字真福(北部) | 魚崎北町五丁目 |
魚崎町横屋字井手 | |
魚崎町横屋字川井(北部)、 魚崎町横屋字内田(東南部、甲南町になった以外) |
魚崎北町六丁目 |
魚崎北町七丁目 | |
魚崎町横屋字内田(西南部、甲南町になった以外)、 魚崎町横屋字大川原(北部) |
魚崎北町八丁目 |
人口の変遷
編集1970年(昭和45年)[11] | 1,879世帯 6,291人 |
1975年(昭和50年)[12] | 2,009世帯 6,184人 |
1980年(昭和55年)[13] | 2,179世帯 6,123人 |
1985年(昭和60年)[14] | 2,185世帯 5,960人 |
1990年(平成2年)[15] | 2,288世帯 5,927人 |
1995年(平成7年)[16] | 1,484世帯 3,663人 |
2000年(平成12年)[17] | 2,763世帯 6,470人 |
2005年(平成17年)[18] | 2,892世帯 6,737人 |
2010年(平成22年)[19] | 3,032世帯 6,877人 |
2015年(平成27年)[20] | 3,190世帯 7,061人 |
2020年(令和2年)[21] | 3,294世帯 6,989人 |
2024年(令和6年)[22] | 3,492世帯 7,017人 |
交通
編集魚崎北町には神戸市バスが乗り入れており[23]、魚崎北町1丁目、魚崎北町7丁目、新反高橋、川井公園、つるぎ の5つのバス停がある[24]。
施設
編集- 横屋八幡神社(二丁目)
- 川井公園(二丁目)
- 魚崎墓地(四丁目)
- 灘中学校・高等学校(八丁目)
脚注
編集- ^ a b c “町別世帯数年齢1歳階級別人口統計”. 神戸市企画調整局政策課 (2024年9月30日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ a b “兵庫県神戸市東灘区魚崎北町一丁目”. 人口統計ラボ. 2024年11月2日閲覧。“兵庫県神戸市東灘区魚崎北町二丁目”. 人口統計ラボ. 2024年11月2日閲覧。、“兵庫県神戸市東灘区魚崎北町三丁目”. 人口統計ラボ. 2024年11月2日閲覧。、“兵庫県神戸市東灘区魚崎北町四丁目”. 人口統計ラボ. 2024年11月2日閲覧。、“兵庫県神戸市東灘区魚崎北町五丁目”. 人口統計ラボ. 2024年11月2日閲覧。、“兵庫県神戸市東灘区魚崎北町六丁目”. 人口統計ラボ. 2024年11月2日閲覧。、“兵庫県神戸市東灘区魚崎北町七丁目”. 人口統計ラボ. 2024年11月2日閲覧。、“兵庫県神戸市東灘区魚崎北町八丁目”. 人口統計ラボ. 2024年11月2日閲覧。
- ^ a b “郵便番号 6580082 の検索結果”. 日本郵便. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省 (2022年3月1日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “管轄区域”. 神戸運輸監理部. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2024年11月2日閲覧。
- ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
- ^ “鑑定評価書”. 不動産情報ライブラリ. 国土交通省. 2024年10月23日閲覧。
- ^ a b “震災後の火災被害 免責条項は法に優先するのか”. 神戸新聞社 (1997年6月17日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “壊れた街をどう立て直すのか〜東灘区・魚崎北町の模索〜”. 日本放送協会 (1995年2月23日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “東灘区(総数)/1970年”. 神戸市企画調整局政策課 (2024年9月30日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “東灘区(総数)/1975年”. 神戸市企画調整局政策課 (2024年9月30日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “東灘区(総数)/1980年”. 神戸市企画調整局政策課 (2024年9月30日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “東灘区(総数)/1985年”. 神戸市企画調整局政策課 (2024年9月30日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “東灘区(総数)/1990年”. 神戸市企画調整局政策課 (2024年9月30日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “東灘区(総数)/1995年”. 神戸市企画調整局政策課 (2024年9月30日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “東灘区(総数)/2000年”. 神戸市企画調整局政策課 (2024年9月30日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “東灘区(総数)/2005年”. 神戸市企画調整局政策課 (2024年9月30日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “東灘区(総数)/2010年”. 神戸市企画調整局政策課 (2024年9月30日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “東灘区(総数)/2015年”. 神戸市企画調整局政策課 (2024年9月30日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “東灘区(総数)/2020年”. 神戸市企画調整局政策課 (2024年9月30日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “町別世帯数年齢1歳階級別人口統計”. 神戸市企画調整局政策課 (2024年9月30日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “神戸市営バス&地下鉄路線図”. 神戸市交通局 (2024年4月1日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “兵庫県神戸市東灘区魚崎北町のバス停一覧”. NAVITIME. ナビタイムジャパン. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “魚崎北町1丁目の時刻表 路線/系統一覧”. NAVITIME. ナビタイムジャパン. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “魚崎北町1丁目の時刻表 路線/系統一覧”. NAVITIME. ナビタイムジャパン. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “新反高橋の時刻表 路線/系統一覧”. NAVITIME. ナビタイムジャパン. 2024年11月2日閲覧。、“川井公園の時刻表 路線/系統一覧”. NAVITIME. ナビタイムジャパン. 2024年11月2日閲覧。、“つるぎの時刻表 路線/系統一覧”. NAVITIME. ナビタイムジャパン. 2024年11月2日閲覧。
参考文献
編集- 原田 健 編『東灘区25年』東灘区役所、1976年(昭和51年)。