鬼沢友直
日本の裁判官
鬼澤 友直(おにざわ ともなお、1958年7月22日 - )は、日本の裁判官、公証人。東京都出身。福岡高等裁判所部総括判事を経て、 横浜家庭裁判所長を務めた。
経歴
編集- 1977年 - 東京教育大学附属高等学校(現・筑波大学附属高等学校)卒業
- 1982年 - 東京大学法学部卒業
- 1982年 - 東京地方裁判所判事補任官
- 1987年 - ノートルダム大学客員研究員
- 1990年 - 外務省アジア局及び在香港日本国総領事館
- 1993年 - 京都地方裁判所判事
- 1996年4月1日 - 東京地方裁判所判事
- 1999年4月1日 - 最高裁判所司法研修所民事裁判教官
- 2003年7月1日 - 東京地方裁判所判事
- 2005年9月15日 - 最高裁判所事務総局刑事局参事官
- 2007年8月1日 - 東京高等裁判所判事
- 2010年1月1日 - 東京地方裁判所部総括判事
- 2013年12月 - 横浜地方裁判所部総括判事[1]
- 2016年1月 - 岡山家庭裁判所長[2]
- 2016年10月 - 岡山地方裁判所長[3]
- 2018年10月 - 福岡高等裁判所部総括判事[4]
- 2020年10月 - 横浜家庭裁判所長
- 2022年9月 - 新宿公証役場公証人[5]
主な裁判
編集- 2004年3月16日 - 田中真紀子長女記事出版差し止め事件に関しプライバシー侵害を理由として雑誌『週刊文春』(2004年3月25日号)の出版を禁止する仮処分を決定
- 2004年4月 - 麻原彰晃三女の文教大学入学を認める仮処分を決定
- 2004年7月27日 - 住友信託銀行の、UFJグループに対する三菱東京フィナンシャルグループとの経営統合交渉の中止を命ずる仮処分を決定
- 2013年8月9日 - 六本木クラブ襲撃事件で関東連合元リーダーに懲役11年(求刑懲役22年)の判決を下した。求刑懲役を大きく下回る判決が注目された。後に東京高裁で「責任を過小評価した」としてこの判決は破棄され、懲役15年が確定した。
著書
編集- 『ロースクール交渉学』(共著)(白桃書房、2005年7月)
関連項目
編集脚注
編集出典
編集- ^ 「岡山地方裁判所長」裁判所
- ^ 「人事、最高裁 (2016/1/1 5:00) 小サイズに変更」
- ^ 「最高裁人事(5日付)2016年10月5日05時00分」
- ^ 人事最高裁毎日新聞2018年10月6日
- ^ 指定公証人一覧法務省
|
|
|