高岡市立野村小学校
富山県高岡市にある小学校
高岡市立野村小学校(たかおかしりつ のむらしょうがっこう)は、富山県高岡市にある公立小学校。
高岡市立野村小学校 | |
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過去の名称 | 野村尋常小学校、野村国民学校 |
国公私立の別 | 公立(市立) |
設置者 | 高岡市 |
設立年月日 | 1890年4月 |
創校記念日 | 7月[1] |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | B116220200152 |
所在地 | 〒933-0014 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
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概要
編集高岡市最大の小学校の一つ。児童数は校区の宅地化やベビーブームの影響で1984年の1208人がピークだったが、現在は800人程度で推移している。卒業後、ほとんどの児童が高岡市立芳野中学校に進学する。
制服はなく、児童は私服か指定の体操服で通学しており、卒業式でもほとんどの卒業生が芳野中学校の制服を着用する。体操服は地元の洋品店で販売されているほか、近年は校区の一部のコンビニエンスストアでも取り扱いがある。
学校の北側に富山県道44号(旧国道8号)、東側を富山県道57号が走り、車でのアクセスには便利な位置にあるが、駐車場は職員用のものしかない。
創校70周年を記念して作られた舞踊「石瀬野に」が踊り継がれている。大伴家持の詠んだ歌をもとに作られたもので、現在も学習発表会などで踊られている。また、「石瀬野に」の歌は地元のコーラス隊「いわせのコーラス」にも歌われており、万葉集全20巻朗唱の会などで披露されている。
ウインドアンサンブルでも有名。
シンボル
編集校歌
編集現在の校歌は1952年に作詞、作曲された。
校章
編集校章は1956年に提示された三つの案から選ばれた。校章のデザインは、かつて野村に多く生えていたハギの木の葉をイメージした「の」の字を放射状に六つ配置し、その中央に「ら」の字に囲まれた立山連峰と庄川を描いたもので、「の」の字がむっつと「ら」の字で「のむら」を意味している。
松の木
編集学校のシンボルとしてクロマツとアカマツの老木がある。クロマツは1915年に職員と児童が植えたもので、アカマツは1910年に野村神社から移植されたものである。アカマツは南校舎の起工時に工事の邪魔になり、現在の位置へ再移植された。
沿革
編集校区
編集- 深田町
- 寿町
- 美原町
- 長和里
- 高園町
- 出来田新町
- 出来田
- 上石瀬
- 石瀬本町
- 石瀬中町
- 石瀬東町
- 下石瀬(国道8号以南。以北は能町校区)
- 寿町一丁目
- 寿町二丁目
- 新和町
- 深沢
- 野村新宿
主な卒業生
編集脚注
編集- ^ 開校は1890年4月だが、創校記念式は現在の位置に新校舎が落成した1908年7月に合わせ毎年7月上旬に行われる。
参考文献
編集- 高岡市立野村小学校創校100周年記念誌「のびゆく野村」(高岡市立野村小学校創校100周年記念事業協賛会発行、高岡市立野村小学校記念誌編集委員会編、1990年)