高光一也
1907-1986, 洋画家
高光 一也(たかみつ かずや、1907年1月4日 - 1986年11月12日)は、日本の洋画家。石川県石川郡潟津村(現在の金沢市北間町)出身[1]。中村研一に師事。金沢工芸短期大学名誉教授。日展文部大臣賞・芸術院賞受賞。芸術院会員。文化功労者。
略歴
編集石川県立工業学校図案絵画科卒。中村研一に師事。 帝展、新文展に出品。 1937年(昭和12年)に復活した新文展に『藁積む頃』を出品して特選[2]。 1939年(昭和14年)に開催された第一回聖戦美術展では『叢中忘己』で陸軍大臣賞を受賞する[3]。
第二次世界大戦後は日展に出品、1955年金沢美術工芸大学教授。人物画、特に華やかな女性像を得意として、多くの作品を描いた。63年「収穫」で日展文部大臣賞受賞。71年日本芸術院賞受賞[4]、79年日本芸術院会員。1986年文化功労者。仏教に関する著作もある。