駒ヶ林駅

兵庫県神戸市長田区にある神戸市交通局の駅

駒ヶ林駅(こまがばやしえき)は、神戸市長田区にある神戸市営地下鉄海岸線である[1]。駅番号はK09

駒ヶ林駅
出口2
こまがばやし
Komagabayashi
(三国志のまち)
K08 苅藻 (0.8 km)
(0.6 km) 新長田 K10
地図
所在地 神戸市長田区駒ヶ林町一丁目[1]
北緯34度39分7.58秒 東経135度8分58.39秒 / 北緯34.6521056度 東経135.1495528度 / 34.6521056; 135.1495528 (駒ヶ林駅)座標: 北緯34度39分7.58秒 東経135度8分58.39秒 / 北緯34.6521056度 東経135.1495528度 / 34.6521056; 135.1495528 (駒ヶ林駅)
駅番号  K09 
所属事業者 神戸市交通局神戸市営地下鉄
所属路線 海岸線
キロ程 0.6 km(新長田起点)
駅構造 地下駅[1]
ホーム 1面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
1,464人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 2001年平成13年)7月7日[1]
備考 業務委託駅
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KOBE三国志ガーデンの最寄り駅のため、副駅名として「三国志のまち」と呼称している[1]

また、駅イメージテーマは「漁港、海への道」である。

歴史

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駅構造

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1面2線の島式ホームを持つ地下駅である[1]

駅イメージテーマは「漁港・海への道…」である。これは駒ヶ林は古くからの港町で漁港としても栄えたまちであり、その海岸の砂浜で行われていた祭「左義長」は千年の歴史を持つといわれていることをかんがみてテーマを設定された。ホームは砂浜をイメージし、ホーム壁は白い壁に青いタイルで打ち寄せる波しぶきを表現。ホーム対向側の壁には曲線で波をイメージし、刻々と変化する潮の満ち引きを縦ボーダーの幅の変化で表現した。コンコースは漁港の賑やかさをイメージ。改札口付近は天井や床をブルーのアクセントで協調し、そこから長く続く連絡通路に向かって海が深くなっていくよう、床のタイルの青を次第に濃くなるよう配置した。

1番出入口はアスタくにづかと直接接続する。マストに白い帆が掛かるイメージとした南側の2番出入口とコンコースの間は100mを超える長い連絡通路があり、ここでは海中を散策しているイメージとし、壁画は市民から公募した海の生き物の絵タイルを配置、天井はうねる波を表現。9時から21時までの間は人が通るとセンサーが反応し、海をイメージした効果音(メロディ)が流れている。効果音のイメージは季節ごとに「波音とともに海鳥が飛び交う」(春・秋)、「潮騒が貝殻の風鈴を奏でる」(夏)、「波音とともに汽笛が響く」(冬)とされ、異なるものが各2種類用意されている。[4]

のりば

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ホーム 路線 行先
1  海岸線 三宮・花時計前方面
2 新長田方面

ダイヤ

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上下とも毎時6本の運行。

利用状況

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2022年度の1日平均乗車人員1,464人である[5]。海岸線の駅として、また神戸市営地下鉄の駅では最も乗車人員が少なく、日本の地下鉄の全路線全駅と比較しても福岡市営地下鉄梅林駅に次いで少ない。近年は合同庁舎の開設等により、利用者は増加傾向にある。

  • 2000年度に計画された、2005年度時点の予測乗車人員は4,494人で海岸線の駅では最も乗車人員が少なくなるとされていた[6]。2015年現在でも乗車人員は計画時の約3割にも満たない。
  • 三宮駅からだと西神・山手線経由で6.8km 240円(2区)に対し、海岸線経由で7.3km 270円(3区)になる。

開業以降の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおりである。

年度 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
2001年(平成13年) 686
2002年(平成14年) 839
2003年(平成15年) 915
2004年(平成16年) 1,097
2005年(平成17年) 2,255 1,187
2006年(平成18年) 1,230
2007年(平成19年) 1,193
2008年(平成20年) 1,142
2009年(平成21年) 1,052
2010年(平成22年) 1,067
2011年(平成23年) 1,071
2012年(平成24年) 1,056
2013年(平成25年) 1,135
2014年(平成26年) 1,130
2015年(平成27年) 1,203
2016年(平成28年) 1,234
2017年(平成29年) 1,282
2018年(平成30年) 1,313
2019年(令和元年) 1,480
2020年(令和02年) 1,347
2021年(令和03年) 1,387
2022年(令和04年) 1,464

その他

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  • 当駅到着時には自動放送で「駒ヶ林、駒ヶ林、アグロガーデン前です。新長田合同庁舎はこちらが便利です。三国志のまち駒ヶ林へようこそ」とのアナウンスが流れる。

駅周辺

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隣の駅

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神戸市営地下鉄
 海岸線
苅藻駅 (K08) - 駒ヶ林駅 (K09) - 新長田駅 (K10)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、228頁。ISBN 9784343006745 
  2. ^ 平成23・24年度 市営地下鉄「駅名板下広告」の広告主の決定 - 神戸市(2011年3月25日付、2013年6月23日閲覧)
  3. ^ 平成29・30年度 市営地下鉄「駅名板下広告および車内放送広告」の広告主の決定 - 神戸市、2017年3月27日
  4. ^ 地下鉄海岸線 音サインシステム ♪♪ - 神戸市(2011年4月1日更新、2013年6月23日閲覧)
  5. ^ 神戸市交通局 事業概要:地下鉄駅別乗車人員(1日平均) (PDF) 2022年1月5日閲覧
  6. ^ 地下鉄海岸線事後評価 (PDF) - 神戸市、2007年3月
  7. ^ 平成24年度「区長のたるみっこレポート」(区長室へようこそ) - 神戸市垂水区(2013年3月31日更新、同年6月23日閲覧) ※「6月8日(金曜) 第10期 区民まちづくり会議 委員委嘱式」を参照。
  8. ^ 神戸市立地域人材支援センターとは - 神戸市立地域人材支援センター(NPOふたば、2013年6月23日閲覧)
  9. ^ 三国志まち歩き”. 六間道五丁目商店街公式サイト. 六間道五丁目商店街. 2020年8月6日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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