駒ヶ林駅
駒ヶ林駅(こまがばやしえき)は、神戸市長田区にある神戸市営地下鉄海岸線の駅である[1]。駅番号はK09。
駒ヶ林駅 | |
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出口2 | |
こまがばやし Komagabayashi (三国志のまち) | |
◄K08 苅藻 (0.8 km) (0.6 km) 新長田 K10► | |
所在地 | 神戸市長田区駒ヶ林町一丁目[1] |
駅番号 | K09 |
所属事業者 | 神戸市交通局(神戸市営地下鉄) |
所属路線 | 海岸線 |
キロ程 | 0.6 km(新長田起点) |
駅構造 | 地下駅[1] |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
1,464人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 2001年(平成13年)7月7日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
KOBE三国志ガーデンの最寄り駅のため、副駅名として「三国志のまち」と呼称している[1]。
また、駅イメージテーマは「漁港、海への道」である。
歴史
編集駅構造
編集駅イメージテーマは「漁港・海への道…」である。これは駒ヶ林は古くからの港町で漁港としても栄えたまちであり、その海岸の砂浜で行われていた祭「左義長」は千年の歴史を持つといわれていることをかんがみてテーマを設定された。ホームは砂浜をイメージし、ホーム壁は白い壁に青いタイルで打ち寄せる波しぶきを表現。ホーム対向側の壁には曲線で波をイメージし、刻々と変化する潮の満ち引きを縦ボーダーの幅の変化で表現した。コンコースは漁港の賑やかさをイメージ。改札口付近は天井や床をブルーのアクセントで協調し、そこから長く続く連絡通路に向かって海が深くなっていくよう、床のタイルの青を次第に濃くなるよう配置した。
1番出入口はアスタくにづかと直接接続する。マストに白い帆が掛かるイメージとした南側の2番出入口とコンコースの間は100mを超える長い連絡通路があり、ここでは海中を散策しているイメージとし、壁画は市民から公募した海の生き物の絵タイルを配置、天井はうねる波を表現。9時から21時までの間は人が通るとセンサーが反応し、海をイメージした効果音(メロディ)が流れている。効果音のイメージは季節ごとに「波音とともに海鳥が飛び交う」(春・秋)、「潮騒が貝殻の風鈴を奏でる」(夏)、「波音とともに汽笛が響く」(冬)とされ、異なるものが各2種類用意されている。[4]
のりば
編集ホーム | 路線 | 行先 |
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1 | 海岸線 | 三宮・花時計前方面 |
2 | 新長田方面 |
-
出口1
-
改札口
-
ホーム
ダイヤ
編集上下とも毎時6本の運行。
利用状況
編集2022年度の1日平均乗車人員は1,464人である[5]。海岸線の駅として、また神戸市営地下鉄の駅では最も乗車人員が少なく、日本の地下鉄の全路線全駅と比較しても福岡市営地下鉄の梅林駅に次いで少ない。近年は合同庁舎の開設等により、利用者は増加傾向にある。
- 2000年度に計画された、2005年度時点の予測乗車人員は4,494人で海岸線の駅では最も乗車人員が少なくなるとされていた[6]。2015年現在でも乗車人員は計画時の約3割にも満たない。
- 三宮駅からだと西神・山手線経由で6.8km 240円(2区)に対し、海岸線経由で7.3km 270円(3区)になる。
開業以降の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
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2001年(平成13年) | 686 | |
2002年(平成14年) | 839 | |
2003年(平成15年) | 915 | |
2004年(平成16年) | 1,097 | |
2005年(平成17年) | 2,255 | 1,187 |
2006年(平成18年) | 1,230 | |
2007年(平成19年) | 1,193 | |
2008年(平成20年) | 1,142 | |
2009年(平成21年) | 1,052 | |
2010年(平成22年) | 1,067 | |
2011年(平成23年) | 1,071 | |
2012年(平成24年) | 1,056 | |
2013年(平成25年) | 1,135 | |
2014年(平成26年) | 1,130 | |
2015年(平成27年) | 1,203 | |
2016年(平成28年) | 1,234 | |
2017年(平成29年) | 1,282 | |
2018年(平成30年) | 1,313 | |
2019年(令和元年) | 1,480 | |
2020年(令和 | 2年)1,347 | |
2021年(令和 | 3年)1,387 | |
2022年(令和 | 4年)1,464 |
その他
編集- 当駅到着時には自動放送で「駒ヶ林、駒ヶ林、アグロガーデン前です。新長田合同庁舎はこちらが便利です。三国志のまち駒ヶ林へようこそ」とのアナウンスが流れる。
駅周辺
編集- 駒林神社
- 平忠度 腕塚堂・胴塚
- 新長田合同庁舎(2019年7月開業)
- ふたば学舎:2006年に閉校した旧・神戸市立二葉小学校の歴史的経緯から、1929年の開校当時の建物[7]を再利用した地域活性化拠点[8]。
- アスタくにづか:震災復興再開発事業による再開発地区[1]。
- 六間道商店街:六間道五丁目商店街とその周辺には三国志にまつわるスポットが多い[9]。
- 大正筋商店街
- ホームセンターアグロ アグロガーデン神戸駒ヶ林店
- 日本郵便 神戸二葉郵便局
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出口1案内
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出口2案内
隣の駅
編集- 括弧内は駅番号を示す。
脚注
編集- ^ a b c d e f g h i 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、228頁。ISBN 9784343006745。
- ^ 平成23・24年度 市営地下鉄「駅名板下広告」の広告主の決定 - 神戸市(2011年3月25日付、2013年6月23日閲覧)
- ^ 平成29・30年度 市営地下鉄「駅名板下広告および車内放送広告」の広告主の決定 - 神戸市、2017年3月27日
- ^ 地下鉄海岸線 音サインシステム ♪♪ - 神戸市(2011年4月1日更新、2013年6月23日閲覧)
- ^ 神戸市交通局 事業概要:地下鉄駅別乗車人員(1日平均) (PDF) 2022年1月5日閲覧
- ^ 地下鉄海岸線事後評価 (PDF) - 神戸市、2007年3月
- ^ 平成24年度「区長のたるみっこレポート」(区長室へようこそ) - 神戸市垂水区(2013年3月31日更新、同年6月23日閲覧) ※「6月8日(金曜) 第10期 区民まちづくり会議 委員委嘱式」を参照。
- ^ 神戸市立地域人材支援センターとは - 神戸市立地域人材支援センター(NPOふたば、2013年6月23日閲覧)
- ^ “三国志まち歩き”. 六間道五丁目商店街公式サイト. 六間道五丁目商店街. 2020年8月6日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 駒ヶ林駅 - 神戸市交通局