馬車道 (レストラン)
株式会社馬車道(ばしゃみち、英文社名:Bashamichi Corporation)は、埼玉県熊谷市万吉に本社を置き、外食チェーンを展開する企業。「馬車道」は同社が運営するファミリーレストランの店舗ブランドでもあり、同社の主要業態となっている[1]。
馬車道の店舗(越谷南店) | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒360-0161 埼玉県熊谷市万吉2950-1 |
設立 |
1975年(昭和50年)11月 (1972年10月創業) |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 2030001085143 |
事業内容 | レストラン、ケータリング |
代表者 | 代表取締役 木村商一[1] |
資本金 | 5,000万円[1] |
売上高 | 132億円(2018年9月期) |
従業員数 | 2,051名(正社員360名)[1] |
支店舗数 | 120店舗 |
外部リンク | https://www.bashamichi.co.jp |
概要
編集関東地方、特に本社のある埼玉県を中心に店舗を展開している。横浜の「馬車道」をイメージさせる店名だが、横浜市内には店舗は存在しない。
「馬車道」ブランドの店舗はファミリーレストランながらレトロな雰囲気を特徴としており、「ファミリースペシャリティレストラン」をコンセプトとする。明治時代の洋館を連想させる外観で、店内は喫茶店のような雰囲気を持つ。営業中は「開館」、閉店時には「閉館」と表示された木札を入口に掲げる店舗もある。
馬車道グループのウェイトレスの制服は、明治時代から大正時代の女学生をイメージした矢絣模様の和服と袴である。制服の色は、アルバイト店員は紫色、フロアリーダー(正社員)は赤色。正社員用が新店舗開業時に着用する青色の制服もある。正社員用制服は2000年代前半までは緑色だった。
一部の馬車道店舗では、時間限定でピザ食べ放題を実施している店舗もある。ただしピザのみの食べ放題ではなく、メインディッシュを頼んだ上でコースを選ぶ仕組みを採用している。ピザは食べ放題の飲食店でよく見られる様な作り置きではなく、焼きたてのピザをウェイトレスが席まで配膳する。ピザ食べ放題実施店舗は非実施店舗と比べ、和食メニューや鉄板(ステーキ)プレートのメニューがないなど、メニュー構成が若干異なる。実施店舗の中には「ピッツェリア馬車道」の店名を使用する店舗もあり、店内の雰囲気等は既存の馬車道と同じであるが、一部店舗では女性用の制服が袴姿ではなくコックスーツ風のものを採用している店舗もある。
各店舗の客席に置かれている調味料類は、自社開発の製品を使用している。
店舗ブランド
編集店舗の詳細は、公式サイト下部および「新タイプ店舗のご紹介」を参照。
馬車道
編集別業態として「サラダ畑馬車道」もあったが消滅した。茨城県では「馬車道」としての店舗展開はない。かつては群馬県や栃木県にも複数の店舗が存在したが「馬車道」としては全店撤退。
東京23区内の店舗は、早稲田大学構内の26号館(通称:大隈記念タワー)15階にある「西北の風」と、同大学西早稲田キャンパス63号館の「ROHM SQUARE」でレストランや売店運営を行うのみであったが、いずれも閉店。これらは学生・教職員食堂で、「ROHM SQUARE」は同大学の学生と教職員、「西北の風」は同大学の教職員のみ利用可能であった。かつては霞ヶ関合同庁舎5号館内に「馬車道霞ヶ関店」が存在したが、2008年3月28日をもって閉店した。
埼玉県でも施設内店舗として、クレアこうのす(馬車道鴻巣文化センター店)やMUSE所沢(馬車道所沢ミューズ店・ミューズカフェ馬車道)といった公共施設にも出店していたが、いずれも撤退。制服やメニューは通常店舗と異なっていた。これらの店舗は公式サイトの「ケータリング」の項に掲載されていた。ケータリング事業は2022年2月現在、本社所在地にて「馬車道ケータリング本店」として営業している。
ピッツェリア馬車道
編集馬車道ブランドの別業態で、窯焼きピッツァを主力商品とするイタリアンレストラン。
ピザ工房馬車道
編集馬車道ブランドの別業態で、カジュアルなイタリアンレストラン。
その他の業態
編集- モダンパスタ - パスタを主力商品とするイタリアンレストラン。
- 一部は「シシリーの風」として展開していたが現在は消滅。
- 徳樹庵(とくじゅあん)、野草庵(やそうあん)
- 黒塀家(くろべいや)、いきな黒塀、煉火亭(れんかてい)- 焼肉レストラン。
- 鶏彩(とりさい)- 唐揚げ専門店
- カツ丼チェーン店「かつ米(かつべい)」からの業態転換店舗。
- 1号店は新狭山店、2号店は川島インター店。