養徳学舎
東京都文京区にある男子学生寮
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。 (2009年6月) |
養徳学舎(ようとくがくしゃ)は、財団法人奈良県奨学会が運営する東京都文京区に位置する男子学生寮。奈良県出身者のための県人寮。
運営環境
編集建替の経緯
編集2008年、敷地の約4分の1を占める建物は築50年で、老朽化と耐震性から建て替えが必要になった。県はコスト削減の方法として、土地の一部を企業に貸し出し、マンションと合わせて寮を建ててもらい、県が受け取る借地代で寮を買い取る方針とした。 選定の結果、不動産会社のヒューリックと50年の定期借地契約を結び、建物建設費と借地権利金を相殺した。新しい寮は2010年に完成、数億円かかる予定だった建設費用は格安で済んだ。一方、ヒューリックが隣に建てたマンションの名称は「ヒューリックレジデンス茗荷谷」である[1]。
運営環境の詳細
編集東京大学(本郷キャンパス)、早稲田大学(西早稲田キャンパス)、法政大学(市ヶ谷キャンパス)、明治大学(駿河台校舎)、立教大学(池袋キャンパス)、東京理科大学(神楽坂キャンパス)、専修大学(神田キャンパス)など都内の主要大学に非常に近い好位置に立地し、前述の大学・キャンパスには全て自転車で10~20分程度で通える。東京大学、早稲田大学の者が在寮舎に多い。
また、文京区小日向は都内での犯罪発生件数が最も少なく、寮の周辺地域の治安は極めて良好である。
部屋の広さは6畳程度(部屋ごとに少し異なる)。
入舎対象を男子学生に絞っていることについて、県は平成22年の建替時に女子の受け入れを検討したが、奈良県の女子学生の東京圏への進学率が低いこと、管理運営面の課題などから見送った。これについて奈良県議会令和6年2月定例会の代表質問にて、県は時代の変化に鑑み女子の受け入れについて前向きに検討していくと回答した[2]。