飾磨駅 (国鉄)
日本の兵庫県姫路市にあった日本国有鉄道の駅
飾磨駅(しかまえき)は、かつて兵庫県姫路市飾磨区細江にあった日本国有鉄道(国鉄)播但線の駅である。
飾磨駅 | |
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駅舎(1986年) | |
しかま Shikama | |
◄飾磨港 (1.3 km) (1.9 km) 亀山► | |
右は山陽電気鉄道の飾磨駅(本線・網干線) | |
所在地 | 兵庫県姫路市飾磨区細江 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 播但線 |
キロ程 | 1.3 km(飾磨港起点) |
電報略号 | シマ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
19人/日(降車客含まず) -1981年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)11月21日[1] |
廃止年月日 | 1986年(昭和61年)11月1日[1] |
備考 | 有人駅 |
歴史
編集- 1897年(明治30年)11月21日:播但鉄道の天神駅(てんじんえき)として開業[1]。一般駅[1]。
- 1903年(明治36年)6月1日:山陽鉄道に譲渡[1]。
- 1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道が国有化[1]。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により、播但線の駅となる。
- 1915年(大正4年)9月21日:飾磨駅に改称[1]。
- 1941年(昭和16年)7月1日:日本製鐵広畑製鐵所専用鉄道(2.6 km)が運輸開始[2]。
- 1982年(昭和57年)11月15日:専用鉄道発着を除く車扱貨物の取扱いを廃止[1]。貨物ホームは使用されなくなる。
- 1984年(昭和59年)2月1日:チッキの取扱いを廃止[1]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:廃止[1]。同時に新日本製鐵線も廃止。
駅構造
編集島式ホーム1面2線を有していた地上駅で、構内には多くの側線を有していた。駅舎はホームの東側、線路を渡った先にあり、その北側には1面1線の有蓋車用の貨物ホームが設置されていた。廃止されるまで駅員配置駅であったが、晩年の旅客列車は1日2往復のみであった。
播但線は南北に走っており、当駅からは、南西方向に向かい新日本製鐵広畑製鐵所へ至る専用鉄道[2]が分岐していた。専用鉄道は、鉄鋼製品や石灰石輸送で使用されていた。
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駅入口(1986年)
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構内(1986年)
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貨物ホーム(1986年)
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駅名標(1981年頃)
駅周辺
編集- JA兵庫西飾磨ライスセンター
- 国道250号
- 敷島紡績飾磨工場(現・イオンモール姫路リバーシティー)