飯田将成

日本のプロボクサー

飯田 将成(いいだ まさなり、1986年1月23日 - )は日本キックボクサー、元プロボクサー、スポーツトレーナー、YouTuber岐阜県岐阜市出身。武神ボクシングジム主宰。元ボクシング日本ウェルター級10位。第2代BRIDGEヘビー級王者。

飯田 将成
生年月日 (1986-01-23) 1986年1月23日(38歳)
出身地 岐阜県岐阜市
通称 孤高の破壊王
国籍 日本の旗 日本
身長 178 cm (5 ft 10 in)
体重 79 kg (174 lb)
階級 ミドル級
スタイル オーソドックス
キックボクシング記録
試合数10
勝利7
ノックアウト6
敗戦2
ノックアウト1
引き分け1
プロボクシング記録
試合数12
勝利9
ノックアウト7
敗戦3
ノックアウト1
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飯田 将成
YouTube
チャンネル
活動期間 2021年 -
ジャンル エンターテイメント
登録者数 42.6万人
総再生回数 6086万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年6月6日時点。
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来歴

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両親ともに教師の家庭に生まれる[1]。父は体育教師[1]。中学生の頃にボクシングジムに通っていた[1]。岐阜市の暴走族の総長をやっていたことがある。喧嘩が傷害事件となり少年鑑別所に入った[1]

20歳で元プロボクシング世界王者星野敬太郎が主宰する各務原市にあるコパン星野敬太郎ボクシングジムに入会、2006年4月9日、国分裕紀戦でプロデビュー。日本ランキング最高位はウェルター級10位。

2011年3月13日、名古屋国際会議場で行われたプロボクシング興行『SOUL FIGHTING 39』で中嶋裕介と再戦したが3R45秒TKO負け。レフリーストップの判定に納得できずレフェリーの体を押して抗議し、退場する途中、椅子や東日本大震災の募金看板などを蹴とばし、同年3月29日、JBCの倫理委員会にて、試合後に暴力的な行為を働いたとして無期限のボクサー資格停止処分が下された[2]

2012年11月1日、愛知県一宮市に「ボクシングジム武神」を開業する。

29歳ごろまではボクシング復帰を目指していろいろなボクシングジムにかけあったり、日本ボクシングコミッションに直接電話をかけて直談判をしたりしたが、ボクシング復帰は難しく、キックボクシングを始めた[3]

2022年5月28日、名古屋のアマチュアキックボクシング大会「BRIDGE」の第2代ヘビー級王座を獲得し、同日中に返上。

BreakingDown

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2022年7月に開催された「BreakingDown5」でBreakingDownに初出場。にっけん君と対戦し、開始8秒左フックでダウンを奪うと、左右のパンチ連打で再びダウンを奪い1R18秒KO勝利[4]

2022年11月に開催された「BreakingDown6」に出場し、「THE OUTSIDER vs. BreakingDown 6vs6対抗戦」の大将戦として啓之輔と対戦。開始直後、前へ詰めてフックの連打を浴びせ啓之輔からスタンディングダウンを奪う。そのまま左右フックで啓之輔を追い詰めたが、啓之輔の左膝蹴りカウンターから更に踏み込んでの左膝蹴りがみぞおちに決まりダウンし、1R40秒KO負け[5]

2023年2月開催の「BreakingDown7」で川島悠汰との対戦が決定するが、交通事故に遭い試合を欠場[6]

2023年5月に開催された「BreakingDown8」でパク・ウォンシクと対戦し、お互い手が出ずお見合い状態となり、決着が付かず再延長戦までもつれ込むが、3-2の僅差判定で勝利。「BreakingDown8」終了後、「ブレイキングダウンは、あと1、2回出るか、出ないかだと思います」と話した[7]。同年10月にはXで「今年は出ません」、「来年誘いがあれば出る感じです 自分の意思で決めます」と投稿した[8]

2024年6月に開催された「BreakingDown12」では、我龍真吾と対戦する萩原裕介のセコンドを務めた[9]

2024年10月中旬に行われた「BreakingDown14」のオーディションに飯田が参加しなかったことをBreakingDownバンタム級王者の井原良太郎が自身のYouTubeチャンネルで明かし、飯田の不参加について批判した[10]。これに対しBreakingDownにかつて出場していたノッコン寺田が「別に良くね?」などと反論し、舌戦となった[10]。自身のYouTubeチャンネルにゲスト出演した朝倉未来の旧友である岡康平に井原の批判について聞かれると、「彼もすごい盛り上げているんで、ブレイキングダウンを盛り上げるために言っているのもあると思うし」、「井原君の気持ちもわかるし、他の選手の気持ちもわかる」などと話した[11]

また、BreakingDown関連映画『BLUE FIGHT 〜蒼き若者たちのブレイキングダウン〜』への出演に触れ、「ブレイキングダウンが嫌いだったらそういうの出ようとも思わないし」と話した[11]。BreakingDown出場に際しては、元PRIDEミドル級王者のヴァンダレイ・シウバとの対戦を希望し、「あのくらいの強くて怖い選手に挑戦したい」と語った[11]

戦績

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アマチュアキックボクシング 

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キックボクシング 戦績
10 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
7 6 1 0 1 0
2 1 1 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
パク・ウォンシク 1分1R+延長2R終了 判定3-2 BreakingDown8 2023年5月21日
× 啓之輔 1R 0:40 KO(ボディへの膝蹴り) BreakingDown6 2022年11月3日
にっけん君 1R 0:18 KO(左フック) BreakingDown5 2022年7月17日
澁木勇紀 1R 1:08 TKO(パンチ連打) BRIDGE one match challenge-EX14
【BRIGEヘビー級王座決定戦】
2022年5月28日
× 松崎亮磨 3分2R終了 判定0-3 第10回 T.B.NATION CUP 2019年5月26日
五十嵐大樹 1R KO BRIDGE one match challenge37th 2018年2月20日
蛭田淳 2R TKO STC 52 2017年12月4日
杉下幸稔 1R KO BRIDGE one match challenge36th 2017年10月24日
磯久 KO 第14回J-NETWORKアマチュア全日本選手権大会〜春の陣〜 2016年3月27日
霜田拓悠 ドロー BRIDGE one match challenge32nd 2016年2月22日

プロボクシング

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プロボクシング 戦績
12 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
9 7 2 0 0 0
3 1 2 0
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2006年4月9日 1R 0:58 KO 国分裕紀(鈴鹿ニイミ)   日本 プロデビュー戦
2 2006年12月9日 1R 0:38 KO フィードパヤック・サクタビン   タイ
3 2007年7月1日 1R 2:41 KO 国分裕紀(鈴鹿ニイミ)   日本
4 2007年8月12日 1R 2:39 KO 前田憲孝(天熊丸木)   日本 2007年度中日本ミドル級新人王決勝
5 2007年9月24日 5R 判定0-3 岩尾剛(泉北)   日本 2007年度中日本・西日本ミドル級新人王対抗戦
6 2008年3月9日 3R 3:09 KO 中嶋裕介(平石)   日本
7 2008年7月6日 6R 判定3-0 ヨードサクシット・ムアンスリン   タイ
8 2008年12月16日 6R 判定0-3 相澤謙次(オサム)   日本
9 2009年7月5日 6R 判定2-1 相澤謙次(オサム)   日本
10 2010年8月11日 1R 0:53 TKO 和田直樹(花形)   日本
11 2010年11月20日 1R 0:54 TKO アディテップ・デッチウェット   タイ
12 2011年3月13日 3R 0:45 TKO 中嶋裕介(平石)   日本
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獲得タイトル

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脚注

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  1. ^ a b c d 竹原が飯田将成にブレイキングダウンに向けて指導しました - 竹原テレビ
  2. ^ “日本ウエルター級10位・飯田を無期限資格停止”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2011年3月30日). https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2011/03/30/kiji/K20110330000526470.html 2022年11月7日閲覧。 
  3. ^ 【BreakingDown】エース飯田将成の素顔「RIZINに興味ない。やること同じ」連載2日刊スポーツ 2023年2月15日
  4. ^ “【BreakingDown】THE OUTSIDER対抗戦で啓之輔VS飯田将成 朝倉未来が即決”. ORICON NEWS. (2022年10月20日). https://www.oricon.co.jp/news/2253885/full/ 2022年10月24日閲覧。 
  5. ^ “【BreakingDown】アウトサイダー4連敗も啓之輔と黒石高大が劇的勝利、啓之輔はYA-MANと朝倉未来と「戦って引退したい」”. ゴング格闘技 (アプリスタイル). (2022年11月4日). https://gonkaku.jp/articles/12001 2022年11月8日閲覧。 
  6. ^ “ブレイキングダウン人気選手の飯田将成が交通事故で19日欠場、朝倉未来がユーチューブで明かす”. 日刊スポーツ. (2023年2月16日). https://www.nikkansports.com/m/battle/news/202302160001362_m.html?mode=all&utm_source=AMPbutton&utm_medium=referral 2023年2月18日閲覧。 
  7. ^ 栗田尚樹. “【BreakingDown】飯田将成「あと1、2回出るか、出ないか」卒業が近いことを明かす - 格闘技 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年8月14日閲覧。
  8. ^ 有紀, 石井. “イケメンファイター・飯田将成、BreakingDownに年内出場はなしと宣言。「来年誘いがあれば出る感じ」「自分の意思で決めます」”. All About ニュース. 2024年8月14日閲覧。
  9. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2024年5月17日). “「ブレイキングダウン12」飯田将成が萩原裕介のセコンドで登場か 萩原は我龍真吾と対戦”. サンスポ. 2024年8月14日閲覧。
  10. ^ a b INC, SANKEI DIGITAL (2024年10月23日). “ブレイキングダウン井原良太郎とノッコン寺田がまさかの対立 飯田将成「14」オーディション不参加による意見の食い違いで”. サンスポ. 2024年11月5日閲覧。
  11. ^ a b c INC, SANKEI DIGITAL (2024年10月29日). “ブレイキングダウン飯田将成、井原良太郎から批判されたことに言及「あーなんかいろいろ言ってましたね」”. サンスポ. 2024年11月5日閲覧。
  12. ^ BRIDGE歴代王者一覧”. 名古屋キックボクシング/アマチュア大会/BRIDGE/. BRIDGE運営事務局. 2022年11月7日閲覧。

外部リンク

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