風の便り (短編集)
『風の便り』(かぜのたより)は、太宰治の短編小説集。
風の便り | ||
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著者 | 太宰治 | |
イラスト | 阿部合成(装幀) | |
発行日 | 1942年4月16日 | |
発行元 | 利根書房 | |
ジャンル | 小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | B6判 | |
ページ数 | 289[1] | |
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1942年(昭和17年)4月16日、利根書房より刊行された。装幀・装画は阿部合成[2]。定価は1円80銭だった。
1992年(平成4年)6月19日、日本近代文学館より「名著初版本複刻太宰治文学館」シリーズの一冊として当時の体裁どおりに復刊された。
内容
編集タイトル | 初出 | 備考 | |
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1 | 風の便り | 『文學界』1941年11月号 『文藝』1941年11月号 『新潮』1941年12月号 |
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2 | 新郎 | 『新潮』1942年1月号 | |
3 | 誰 | 『知性』1941年12月号 | |
4 | 畜犬談 | 『文学者』1939年10月号 | 初収録の単行本は『皮膚と心』。 |
5 | 鷗 | 『知性』1940年1月号 | 初収録の単行本は『皮膚と心』。 |
6 | 猿面冠者 | 『鷭』1934年7月号 | 初収録の単行本は『晩年』。 |
7 | 律子と貞子 | 『若草』1942年2月号 | |
8 | 地球図 | 『新潮』1935年12月号 | 初収録の単行本は『晩年』。 |