日本近代文学館

東京都目黒区の駒場公園内にある文学館

公益財団法人日本近代文学館(にほんきんだいぶんがくかん)は、東京都目黒区駒場公園内に建つ文学館およびそれを運営する公益財団法人。姉妹館に1984年開館の神奈川近代文学館がある。

日本近代文学館
地図
施設情報
専門分野 近代文学
管理運営 公益財団法人日本近代文学館
開館 1967年
所在地 153-0041
東京都目黒区駒場4-3-55
プロジェクト:GLAM
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沿革

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敗戦から立ち直り経済成長へ向かうなかで、文学資料が散逸しつつあることを危惧した高見順伊藤整川端康成といった作家、小田切進稲垣達郎といった研究者らの呼びかけにより、1962年5月、設立準備会が結成され、1963年4月に財団法人日本近代文学館が発足される。その動きは大きな反響を呼び、15000人にのぼる人から資料の寄贈や建設資金の寄付などをもらい、1965年8月16日、旧前田利為侯爵邸敷地内で着工[1]1967年4月13日に現在の文学館が開館した[2]

1995年、日本近代文学館の呼びかけにより、日本各地の文学館・記念館の相互協力のための全国文学館協議会が設立される。

2007年9月15日、千葉県成田市に分館が開館される。

2011年6月1日、公益財団法人の認定を受ける。

2016年志賀直哉に関する資料11886点が志賀家から寄贈された[3]

2017年、新潮社会長だった佐藤俊夫が保管していた太宰治夏目漱石谷崎潤一郎島崎藤村の生原稿が寄贈された[4]

概要

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運営法人概要

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  • 運営法人:公益財団法人日本近代文学館
  • 主な目的:近代から現代にかけての日本文学に関する調査研究・および普及活動。
  • 沿革:1963年設立
  • 本館所在地:東京都目黒区駒場4-3-55
  • 交通アクセス:京王井の頭線 駒場東大前駅(西口)徒歩7分
  • 閲覧室の利用:1人1日 300円
  • 特別展・企画展:観覧料 300円 中学生・高校生 100円[5]
 
日本近代文学館成田分館

成田分館概要

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歴代理事長

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名誉顧問・名誉館長

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脚注

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  1. ^ 「近代文学館、十六日に着工」『日本経済新聞』昭和40年8月3日、14版、15面
  2. ^ 1967年4月には開館を記念した記念切手(額面15円)が発行されている。
  3. ^ 読売新聞 2016年3月5日 38面掲載。
  4. ^ 文豪の直筆原稿一堂に 仙北市角館、新潮社元会長の資料展示 - 秋田魁新報
  5. ^ 日本近代文学館”. 日本近代文学館. 2024年1月7日閲覧。

外部リンク

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