須賀敦子翻訳賞
須賀敦子翻訳賞(すがあつこほんやくしょう、イタリア語: Premio Suga Atsuko per la traduzione)は、イタリア語作品の優れた翻訳に対して隔年で贈られる賞。学識経験者による選考を経て、イタリア文化会館により授与される。
2007年以来中断していたピーコ・デッラ・ミランドラ賞を継承[1]発足。須賀敦子自身、イタリア文学の翻訳にも多大な業績がある。
受賞者と作品
編集- 第1回(2014年)
- 白崎容子、尾河直哉/ルイジ・ピランデッロ『ピランデッロ短編集 カオス・シチリア物語』(白水社、2012年)[2]
- 関口英子/ルイジ・ピランデッロ『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』(光文社古典新訳文庫、2012年)[2]
- 第2回(2016年)
- 第3回(2018年)
- 上村忠男/ジョルジョ・アガンベン『哲学とはなにか』(みすず書房、2017年)[4]
- 第4回(2020年)
- 國司航佑/ジャコモ・レオパルディ『断想集』(幻戯書房、2020年)[5]
- 第5回(2023年)
- 斎藤ゆかり/イニャツィオ・シローネ『フォンタマーラ』(光文社古典新訳文庫、2021年)[6]
- 長野徹/ディーノ・ブッツァーティ『動物奇譚集』(東宣出版、2022年)[6]
選考委員
編集- 第1回(2014年)
- 第2回(2016年)
- 岡田温司、木村榮一、柴田元幸、四方田犬彦、和田忠彦(委員長)[3]
- 第3回(2018年)
- シルヴィオ・ヴィータ(Silvio Vita)、岡田温司、木村榮一、柴田元幸、和田忠彦(委員長)[4]
- 第4回(2020年)
- 第5回(2023年)