静岡県道80号熱海大仁線
静岡県の道路
静岡県道80号熱海大仁線(しずおかけんどう80ごう あたみおおひとせん)は、静岡県熱海市から伊豆市に至る県道(主要地方道)である。
主要地方道 | |
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静岡県道80号 熱海大仁線 主要地方道 熱海大仁線 | |
制定年 | 1994年(平成6年)[1] |
起点 | 熱海市下多賀【北緯35度2分56.3秒 東経139度04分19.0秒 / 北緯35.048972度 東経139.071944度】 |
主な 経由都市 |
伊豆の国市 |
終点 | 伊豆市瓜生野【北緯34度59分24.9秒 東経138度56分31.1秒 / 北緯34.990250度 東経138.941972度】 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道135号 伊豆スカイライン 国道136号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
概要
編集熱海市と中伊豆を直接結ぶ唯一の県道で山伏峠(やまぶしとうげ)を越え、静岡県道19号伊東大仁線と交差する。熱海市側の坂は急で、伊豆の国市側の坂は緩い。
利用実績の少なさと経路の急峻さから、かつては自動車による通行は困難で、近年までも大型車の通行は困難だった。
下多賀側起点から往復2車線の道路が整備されているが、これは起点部分のごく一部を除き、ほとんどがかつては市道として整備されものである。従来の県道は現在の経路と並行していたが、一部区間は乗用車がやっと通れる程度の狭隘道路であった(拡幅工事は各地で行われていたが狭隘状態は解消されていない)。一方従来の市道は伊東線交点の立体交差が拡幅されるなど、県道のバイパス・迂回路として機能しており、当時の現地標識などでは、県道ではなく、市道を通過することが推奨されていた。しかし、カーナビゲーションなどでは県道を優先した案内がなされ、観光客の自家用車、さらには大型車が狭小な旧県道に進入し、通行が閉塞する事例が発生していた。そこで、静岡県と熱海市の協議の結果、2018年([]平成[]30年)4月1日付でこの区間の県道と市道を入れ替える形で相互に移管が行われ、市道として整備された道路が正式な県道熱海大仁線のルートとなった[2][3]。2018年(平成30年)8月現在、公的な地理院地図など一部を除き、ほとんどのインターネット地図は移管前のままとなっている。
上記以外の区間の県道も、静岡県道19号伊東大仁線との交差点まで拡幅が概成し、市道と合わせて伊豆の国市まで大型車でも通り抜けできる程度に整備された。
路線データ
編集歴史
編集地理
編集通過する自治体
編集交差する道路
編集- 国道135号(熱海市下多賀・下多賀交差点、起点)
- 伊豆スカイライン 山伏峠IC(伊豆の国市浮橋)
- 静岡県道135号田原野函南停車場線(伊豆の国市浮橋)
- 静岡県道19号伊東大仁線(伊豆の国市田原野)
- 静岡県道400号大仁停車場線(伊豆の国市大仁)
- 国道136号(伊豆市瓜生野、終点)
脚注
編集- ^ a b 平成6年静岡県告示第312号の2
- ^ 4月に県道、市道入れ替え 車流入で一時まひも - 熱海(伊豆新聞) - Yahoo!ニュース(2018年1月9日、同日閲覧)
- ^ 静岡県告示第241号 (PDF) (2018年9月2日閲覧)
- ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省