静一帝姫(せいいつていき、1016年? - ?)は、北宋真宗の長女。仁宗の同母妹。恵国公主(けいこくこうしゅ)とも。

静一帝姫
続柄 真宗第一皇女

称号 (追贈:静一大長帝姫)
父親 真宗
テンプレートを表示

経歴

編集

崇陽県君李氏(のちの宸妃。第1子として趙禎(仁宗)を産んだが、章献皇后の子とされた)の娘として生まれた。公主を生んだ功績により、大中祥符9年(1016年)2月に李氏は才人に昇進した。

夭折し、元符3年(1100年)3月、徽宗から恵国大長公主の位を追贈された。それ以前については冊封や贈号の記録がない[1]政和4年(1114年)12月、静一大長帝姫の位を再追贈された。

脚注

編集
  1. ^ 元符3年(1100年)、徽宗から先朝の皇子女、中でも冊封や贈号がなかった皇子女らは小国の主君の位を追贈された。恵国は一つの小国であった。

伝記資料

編集
  • 宋史
  • 『宋会要輯稿』