青年新政
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青年新政(せいねんしんせい、英: Youngspiration、中国語略称:青政)は香港民族の自決を主張する香港本土派の政党である。「香港の中国化」と「赤化」(共産主義化)に反対し、香港と中国を分離することを主張していた。[1]
青年新政 | |
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成立年月日 | 2015年2月7日 |
党員・党友数 |
100 (2015年) |
政治的思想・立場 |
香港本土派 香港民族主義 自由主義 |
概要
編集香港の立法会議員に当選した游蕙禎、梁頌恆がともに所属した政党として有名である。
2016年時点で、「青年新政」には100人余りの党員がおり、その大部分が20代から30歳にかけての若い社会人であった[2]。
游蕙禎は日経新聞のインタビューに対し、青年新政と従来の香港民主派や香港本土派の違いは、香港人のアイデンティを強く持つかどうかであり、香港を優先するかどうかであると答えた[3]。
議員資格取り消し
編集2016年、中国の全国人民代表大会が香港基本法の解釈を示し、立法議員に当選した梁頌恆と游蕙禎は就任宣誓の際に、中国に忠誠を誓う文言を拒否したことから議員資格を無効とした[4]。 全人代が、香港基本法の解釈を直接示すのは異例であった。両氏は香港の高等法院に訴訟を起こしたが、敗訴している[5]。 その後、梁頌恆は家族と縁を切り、青年新政からも身を引いたとしている[6]。
脱退者
編集- 発言人の周世傑は2016年2月2日に青年新政を脱退した。
関連項目
編集脚注
編集- ^ 《明報》:青年新政9人戰區選 倡「港中區隔」 アーカイブ 2015年11月23日 - ウェイバックマシン,2015年9月21日
- ^ 合田美穂「政治の転換期を迎えた香港 : 2016年の香港立法会選挙についての一考察」『甲南女子大学研究紀要. 人間科学編』第53号、甲南女子大学、2016年、121-131頁、ISSN 1347-1228、NAID 120006241236。
- ^ “広がる「我らは香港人」 本土派新議員2人に聞く闘争再び(4)”. 日本経済新聞. (2016年10月20日)
- ^ “香港の独立派議員は資格無効 中国・全人代が法解釈示す”. BBC NEWS. (2016年11月7日)
- ^ “反中派2人の敗訴確定 香港の議員宣誓問題”. 産経ニュース. (2017年8月25日). オリジナルの2017年8月25日時点におけるアーカイブ。
- ^ “香港脱出目指す多くの活動家、亡命支援の動きも”. WSJ. (2020年12月12日)
- ^ 我游蕙禎,正式宣佈退出青年新政,對這個組織說再見
- ^ “又一民主派前立法会议员梁颂恒传出走美国”. rfi. (2020年12月4日)