雲仙市立南串第一小学校
長崎県雲仙市にある小学校
雲仙市立南串第一小学校(うんぜんしりつ みなみぐしだいいちしょうがっこう)は、長崎県雲仙市南串山町甲にある公立小学校。略称は「一小」(いちしょう)。
雲仙市立南串第一小学校 | |
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北緯32度41分02秒 東経130度09分52秒 / 北緯32.683778度 東経130.164417度座標: 北緯32度41分02秒 東経130度09分52秒 / 北緯32.683778度 東経130.164417度 | |
過去の名称 |
第五大学区第三中学区荒牧小学校 第五大学区第二中学区荒牧小学校 南高来郡小浜部荒牧小学校 公立中等荒牧小学校 尋常串山小学校 南串山尋常小学校 南串山第一尋常高等小学校 南串山第一国民学校 南串山村立第一小学校 南串山町立第一小学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 雲仙市 |
設立年月日 | 1874年(明治7年)3月2日 |
開校記念日 | 3月2日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | B142210001857 |
所在地 | 〒854-0701 |
長崎県雲仙市南串山町甲2480番地 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
概要
編集- 歴史
- 1874年(明治7年)に開校した「第五大学区第三中学区荒牧小学校」を前身とする。2024年(令和6年)に創立150周年を迎えた。
- 教育目標
- 「地域に学び、たくましく生きる創造性豊かな子どもの育成」
- 校章
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沿革
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- 1874年(明治7年)
- 1877年(明治10年)6月4日 - 学区改正[5]により、「第五大学区第二中学区[6]荒牧小学校」に改称。
- 1878年(明治11年)12月24日 - 郡制の施行に伴い学区が改正され、「南高来郡小浜部[7]荒牧小学校」となる。
- 1881年(明治14年)2月 - 同村内の田ノ平小学校を統合し、田ノ平分校とする。
- 1883年(明治16年)12月 - 「公立下等荒牧小学校」に改称。
- 1886年(明治19年)6月 - 「公立中等荒牧小学校」に改称。
- 1887年(明治20年)7月 - 前年の小学校令の公布により、尋常科(修業年限4年)を設置し、「尋常串山小学校」に改称。
- 田ノ平分校が分離し、簡易田ノ平小学校(修業年限3年)として独立。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、南串山村立の小学校となる。
- 1893年(明治26年)1月24日 - 小学校令の改正により、「南串山尋常小学校」に改称(「尋常」の位置が変わり、「南」が付される)。
- 1896年(明治29年)7月24日 - 暴風雨で校舎が倒壊し、竹下栄治宅を仮校舎とする。
- 1899年(明治32年)9月1日 - 山下中渡に校舎が完成。
- 1908年(明治41年)4月 - 小学校令の改正により、義務教育期間が尋常科4年から尋常科6年に延長されたため、尋常科5年を新設。
- 1909年(明治42年)4月 - 尋常科6年を新設。教室不足で民家を借用して分教場を開設。
- 1911年(明治44年)4月 - 高等科(修業年限2年)を併置し、「南串山尋常高等小学校」に改称。
- 1912年(明治45年)6月30日 - 現在地に校舎が完成。
- 1919年(大正8年)- 県内体操優秀校となる。記念に絵葉書が制作される。
- 1920年(大正9年)5月1日 - 南串山図書館が校内に設置される。
- 1923年(大正12年)9月 - 馬場立造(初代校長)の頌徳碑が建立される。
- 1927年(昭和2年)9月25日[8] - 「南串山第一尋常高等小学校」に改称[9]。
- 1932年(昭和7年)11月27日 - 校舎西側4教室が完成。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令により、「南串山第一国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める(尋常科6年・高等科2年)。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)が行われる。
- 旧・南串山第一国民学校の初等科が改組され、「南串山村立第一小学校」(修業年限6年)となる。
- 旧・南串山第一国民学校の高等科は、第二国民学校の高等科および青年学校の普通科と改組され、新制中学校「南串山村立南串中学校」(修業年限3年)となる。
- 1953年(昭和28年)11月8日 - 同窓会により田中貞喜(第3代校長[10])頌徳碑が建立される。
- 1954年(昭和29年)10月5日 - 東側校舎4教室が完成。
- 1956年(昭和31年)5月17日 - 甲5080番地に諏訪の池分校を設置。
- 1960年(昭和35年)9月10日 - 諏訪の池分校の運動場を整備。
- 1963年(昭和38年)6月30日 - 給食室が完成。
- 1965年(昭和40年)4月1日 - 特殊学級を開設。
- 1968年(昭和43年)3月2日 - 新校舎(10教室)が完成。
- 1969年(昭和44年)4月1日 - 南串山町の発足により、「南串山町立第一小学校」に改称。
- 1974年(昭和49年)3月2日 - 創立100周年記念式典を挙行。校旗と校歌を制定。
- 1979年(昭和54年)9月1日 - 特別教室6教室が完成。
- 1980年(昭和55年)3月19日 - 卒業式の模様がNBC(長崎放送)のテレビ放送(おはよう700)で全国に中継される。
- 1994年(平成6年)3月15日 - プールが完成。
- 1996年(平成8年)8月30日 - 運動場を改修。
- 1997年(平成9年)3月21日 - 特別教室棟が完成。
- 2000年(平成12年)
- 1月14日 - 運動場に鉄棒と滑り台を設置。
- 4月1日 - 諏訪の池分校を休校。
交通アクセス
編集- 最寄りの県道
- 長崎県道223号荒牧尾登線
周辺
編集- 串山保育園
- 雲仙市歴史資料館南串山展示館
脚注
編集- ^ 小学校の通学区域一覧 - 雲仙市ウェブサイト
- ^ 跡地には「南串山村庄屋屋敷跡・南串山町立第一小学校発祥の地」を表す碑が建てられている。
- ^ 長崎区を第一中学区、旧大村藩を第二中学区、旧島原藩を第三中学区、旧平戸藩を第四中学区、旧福江藩を第五中学区とする。壱岐と対馬は第四中学区に属した。
- ^ a b 長崎県教育史上巻p.553 - 国立国会図書館 近代デジタルライブラリー
- ^ 長崎県教育史上巻p.441- - 国立国会図書館 近代デジタルライブラリー
- ^ 長崎区を第一中学区、旧島原藩を第二中学区、旧大村藩を第三中学区、旧平戸藩を第四中学区、旧福江藩を第五中学区とする。壱岐と対馬は第四中学区に属した。
- ^ 第二中学区(南高来郡)は小浜部・隅田部・神代部・島原部の4部に分けられた。(参照:長崎県教育史上巻p.442 - 国立国会図書館 近代デジタルライブラリー)
- ^ 5月25日とも。
- ^ 田ノ平尋常高等小学校が「南串山第二尋常高等小学校」(現・雲仙市立南串第二小学校)に改称した。
- ^ 在任期間 : 1904年(明治37年)4月1日から1922年(大正11年)3月31日までの18年間。