雪好

江戸時代の大坂の浮世絵師

雪好(せっこう、生没年不詳)とは、江戸時代大坂浮世絵師

来歴

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松好斎半兵衛の門人かといわれる。大坂の人、雪好または雪好斎と号す。文化11年(1814年)に大坂で興行された芝居の役者絵を描いている。

作品

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  • 「宮城阿曽次郎・嵐吉三郎」 大錦3枚続の内か ※文化11年正月、大坂角の芝居『けいせい筑紫■』より[1]
  • 「かいや善吉・嵐吉三郎」 大錦2枚続の内 ※文化11年8月、角の芝居『定結納爪櫛』より。春陽斎北敬との合作

脚注

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  1. ^ ■の字は、「琴」の偏に「夫」の旁り。

参考文献

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  • 黒田源次 『上方絵一覧』 佐藤章太郎商店、1929年
  • 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年