陸 直次郎(くが なおじろう、1898年1月12日 - 1944年8月11日)は日本作家。本名は野沢嘉哉(のざわ よしや)。東京府東京市本郷区(現・東京都文京区本郷出身。

人物

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早稲田大学文科中退。中央新聞時事新報萬朝報読売新聞に勤務。妻の清子は直次郎と死別した後、弁当屋の経営を経て小唄の師匠に転向、堀小代清の芸名で活動した[1]

息子は4人おり、三男はクラブ馬主東京ホースレーシング」創業者で野沢直哉と、四男は声優俳優演出家野沢那智[2][注釈 1]、孫にお笑いタレント野沢直子(直哉の娘)[2]クリエイティブディレクター野澤直龍(直哉の息子)、声優・俳優の野沢聡(那智の息子)、曾孫に格闘家真珠・野沢オークレアー(直子の娘)。

1944年8月、心臓発作により死去[3]。息子達を連れて川に釣りに行った際、直哉が川に落ちたのを助け出した直後だったとされる[3]

代表作品

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  • 平手造酒
  • 千両胴
  • 眼玉の藤太
  • 殴られた河内山
  • 鉄火二筋道
  • 袁玄洞夜話
  • 憎悪
  • 仁侠真鶴音頭
  • 開化悲聞 男の道
  • 仁義ひとすじ道
  • 天竜しぶき

脚注

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注釈

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  1. ^ 直哉が次男、那智が三男と記載している資料もある[3]

出典

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  1. ^ 私が会った若き日の野沢那智さん”. 日本記者クラブ. 2024年3月28日閲覧。
  2. ^ a b 日刊ゲンダイ 編『社長の私生活4』東都書房、1983年、46 - 47頁。 
  3. ^ a b c 『経済往来』2月号、経済往来社、1989年2月、162頁。 

関連項目

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