陳忠実
陳 忠実(ちん・ちゅうじつ、1942年8月3日 - 2016年4月29日)は、中華人民共和国の小説家[1]。代表作に小説『白鹿原』。元中共第十三、十四大代表。中共陝西省委第七回、第八回委員会候補委員。中国作家協会第五届委員。中国作家協会副主席。西安思源学院人文学院院長。西安石油大学学術委員会名誉主任。西安工業大学陳忠実当代文学研究中心主任。
陳 忠実 | |
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誕生 |
1942年8月3日 中華民国 陝西省西安市 |
死没 |
2016年4月29日 (73歳没) 中華人民共和国 陝西省西安市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 中国語 |
国籍 | 中華人民共和国 |
教育 | 西安市第三十四中学 |
活動期間 | 1965年—2016年 |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『白鹿原』 |
主な受賞歴 |
第四回茅盾文学賞 1996年 『白鹿原』 |
ウィキポータル 文学 |
陳 忠実 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 陳忠實 |
簡体字: | 陈忠实 |
拼音: | Chén Zhōngshí |
英語名: | Chen Zhongshi |
略歴
編集1959年9月に西安市第三十四中学に入学した。1962年9月に卒業した後、家郷で教職に就く。
1965年に執筆活動を開始しました。
1966年2月、中国共産党に入党。
1968年11月—1978年7月、陝西省西安市郊区毛西公社党委副書記、革委会副主任。
1978年7月—1980年2月、陝西省西安市郊区文化館副館長。
1980年2月—1982年11月、陝西省西安市灞橋区文化局副局長、文化館副館長。
1982年11月—1985年7月、陝西省作協の創作組担当專業作家となった。
1985年7月—1993年4月、陝西省作協副主席、党組成員。
1993年4月—1996年12月、陝西省作協主席、党組成員。
1996年12月—2001年12月、中国作協第五届全委会委員、陝西省作協主席、党組成員。1996年には中国長編小説を対象とした中国文学界で最も栄誉がある賞の一つである「茅盾文学賞」を受賞している。
2001年12月、中国作協副主席、陝西省作協主席、党組成員。
2016年4月29日、西安西京病院で病死した。享年73歳[3]。
受賞
編集1979年、短篇小説『信任』、全国優秀短篇小説賞。
1980年、短篇小説『立身篇』、飛天文学賞。中篇小説『康家小院』、上海第一回小説界文学賞。
1984年、短篇小説『初夏』、当代文学賞。
1985年、短篇小説『十八歳的哥哥』、長城文学賞。
1990年-1991年、『渭北高原、関于一个人的記憶』、全国報告文学賞。
1993年、長篇小説『白鹿原』、陝西双五文学賞。
1996年、『白鹿原』、人民文学出版社炎黄杯文学賞。
1997年、『白鹿原』、第四回茅盾文学賞。
作品
編集短篇小説
編集- 『信任』
- 『郷村』
- 『初夏』
- 『康家小院』
長篇小説
編集- 『白鹿原』(『白鹿原』上・下、林芳訳、中央公論社、1996年10月。)
報告文学
編集- 『渭北高原、関于一个人的記憶』
派生作品
編集脚注
編集- ^ “陳忠実、口腔がんで死去 作品には「白鹿原」など”. (2016年4月30日)
- ^ “陳忠実”
- ^ “作家の陳忠実氏、舌がんで死去”. 中國網. (2016年4月29日)
- ^ “陳忠実原作の『白鹿原』が、西安市で、初めて公演される”. (2006年7月12日)