阿部卓也
日本のデザイナー (1978-)
阿部 卓也(あべ たくや、1978年7月5日[2] - )は、日本のデザイナー、メディア論・デザイン史研究者。デザイナーとしては『仮面ライダークウガ』 などのクリーチャーやキャラクターデザイン、書籍や装幀デザインで知られる。
人物情報 | |
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生誕 |
1978年7月5日(46歳) 日本・岩手県北上市[1] |
国籍 | 日本 |
出身校 |
岩手県立黒沢尻北高等学校 武蔵野美術大学造形学部 東京大学大学院学際情報学府 |
学問 | |
研究分野 |
情報デザイン デザイン論 デザイン史 メディア 技術史 |
研究機関 | 愛知淑徳大学 |
学位 | 学際情報学博士 (東京大学) |
学会 |
日本記号学会 大学教育学会 日本デジタル学会 デジタルアーカイブ学会 |
主な受賞歴 |
第4回竹尾賞デザイン史研究論文部門優秀賞 ニュークリエイターズコンペティション2009キュレーター部門 第1回岩手県屋外広告物コンクール岩手県知事賞 第17回図書館総合展ポスターセッション最優秀賞 第59回科学技術映像祭 教育・教養部門優秀賞 第15回立命館白川静記念東洋文字文化賞教育普及賞 第45回 サントリー学芸賞〔社会・風俗部門〕 第77回 毎日出版文化賞特別賞 第45回 日本出版学会賞 |
脚注 |
フランスのポンピドゥーセンターIRI招聘研究員、東京大学特任講師などを経て[2]、2017年より愛知淑徳大学創造表現学部メディアプロデュース専攻准教授[1]。
人物・来歴
編集岩手県北上市出身[1]。岩手県立黒沢尻北高等学校、武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業[1]。東京大学大学院修士課程修了、同博士課程単位取得満期退学。博士(学際情報学)[3]。武蔵野美術大学在学中に『仮面ライダークウガ』に携わり、グロンギ怪人やリント文字などのデザインを担当[2]。杉浦康平と写植時代のタイポグラフィに関する論文で、第15回 白川静賞[4]、および、それらの写植史研究論文を集成した著書『杉浦康平と写植の時代――光学技術と日本語のデザイン』で、第45回サントリー学芸賞[5]などを受賞。専門はメディア論、デザイン論、記号論。また技術史や社会史を踏まえたデザイン批評を専門とする[6]。
著作リスト
編集単著
編集共編著
編集主なデザインワーク
編集受賞歴
編集脚注
編集- ^ a b c d 「写植の栄枯盛衰 一冊に 北上出身 阿部准教授(愛知淑徳大)刊行 サントリー学芸賞など輝く」『岩手日日』2024年8月28日、9面。
- ^ a b c 完全超悪 2020, p. 335, 「デザイナー紹介/あとがき」
- ^ a b 科学技術振興機構researchmap(リサーチマップ)>阿部卓也2021年6月17日閲覧。
- ^ 第15回 立命館白川静記念東洋文字文化賞表彰式を開催 2021年8月28日閲覧。
- ^ a b 第45回 サントリー学芸賞決定 2023年11月14日閲覧。
- ^ 愛知淑徳大学創造表現学部メディアプロデュース専攻教員紹介>阿部卓也 2021年5月21日閲覧。
- ^ 立命館白川静記念東洋文字文化賞 第13回~第15回 2021年8月28日閲覧。
- ^ 社告|第77回毎日出版文化賞 決定 2024年1月21日閲覧。
- ^ “【創造表現学部】阿部先生の著書が第45回 日本出版学会賞を受賞しました。”. 愛知淑徳大学公式ホームページ. 愛知淑徳大学. 2024年9月2日閲覧。
- ^ “第45回 日本出版学会賞(2023年度)”. 日本出版学会. 2024年6月17日閲覧。
参考文献
編集- 『平成仮面ライダー怪人デザイン大鑑 完全超悪』ホビージャパン、2020年12月24日。ISBN 978-4-7986-2338-2。