阿寒駅(あかんえき)は、北海道釧路市阿寒町舌辛にあった、雄別鉄道雄別本線のである。同線の廃止とともに廃駅となった。

阿寒駅
あかん
Akan
桜田 (6.1 km)
(7.4 km) 古潭
地図
所在地 北海道釧路市阿寒町舌辛
北緯43度6分52.5秒 東経144度7分43.9秒 / 北緯43.114583度 東経144.128861度 / 43.114583; 144.128861座標: 北緯43度6分52.5秒 東経144度7分43.9秒 / 北緯43.114583度 東経144.128861度 / 43.114583; 144.128861
所属事業者 雄別鉄道
所属路線 雄別本線
キロ程 31.3 km(釧路起点)
開業年月日 1923年大正12年)1月17日
廃止年月日 1970年昭和45年)4月16日
備考 路線廃止により廃駅
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駅の跡地には1972年昭和47年)3月1日雄別炭礦を記念する阿寒町郷土資料館が開館したが[1]、同施設は後に「道の駅阿寒丹頂の里」へ移設し、1988年(昭和63年)6月25日に「炭鉱と鉄道館・雄鶴駅」として再オープンした[2]

概要

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沿線で一番の市街地にあるため、当初から開設された。阿寒原生林から切りだされた原木の集積地であったため広い土場を有していた。

歴史

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駅構造

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駅舎は西南側にあり、貨物積卸線1本、木造の島式ホーム1面2線、駅裏側に木材積込線1本を有していた。ホームへは構内踏切で連絡していた。

現状

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廃線後は以前の駅前通が駅跡地を横断しており、北側は阿寒町郷土資料館を経て中央公園、南側は阿寒町商工会館および木材工場となっている。商工会館の敷地内に「雄別鉄道記念碑」が建立されている。釧路側の本線跡はサイクリングロード雄別炭山側の本線跡は中央分離帯を持つ市道となっている。阿寒バス「阿寒町」停留所は旧駅前に存在する。

その他

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  • 『雄別炭礦鉄道 50年の軌跡』によれば、起点29.5 km付近(推測値)の阿寒川橋梁手前に、1928年(昭和3年)9月以降(設置時の文書は紛失)より廃止届の出された1931年(昭和6年)9月25日以前の間、「南舌辛仮貨物停車場」が設置されていた。

隣の駅

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雄別鉄道
雄別本線
桜田駅 - 阿寒駅 - 古潭駅

脚注

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  1. ^ a b c d e 釧路市地域史研究会『釧路市統合年表:釧路市・阿寒町・音別町合併1周年記念』(釧路市 、2006年10月)
  2. ^ 釧路市阿寒町炭砿と鉄道館”. 北海道文化資源データベース. ノーザンクロス. 2020年9月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月20日閲覧。 “(注:開館日は記されていないが、「1988年(昭和63年)に建設した」という旨の記述がある)”
  3. ^ 『官報』1923年01月19日 鉄道省彙報「地方鉄道運輸開始」国立国会図書館デジタルコレクション)

参考文献

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  • 『雄別炭礦鉄道 50年の軌跡』大谷正春著

関連項目

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