関彰商事
関彰商事株式会社(せきしょうしょうじかぶしきがいしゃ、英語: SEKISHO CORPORATION)は、茨城県に本社を置く総合商社である[2]。ガソリンやLPガスなどエネルギー分野を主力とし、茨城県内外でガソリンスタンドの展開などを行っている[3]。事業内容は大きくエネルギー(燃料)、モビリティー(自動車)、ビジネス(設備・人材サービス)、ライフ(生活サポート)に分類される[4]。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 【下館本社】 〒308-8512 茨城県筑西市一本松1755-2 【つくば本社】 〒305-0051 茨城県つくば市二の宮一丁目23-6 |
設立 | 1938年〈昭和13年〉1月 |
法人番号 | 2050001031500 |
代表者 |
代表取締役会長 関正夫 代表取締役社長 関正樹 |
資本金 | 9,000万円[1] |
売上高 | 1,600億円(グループ計)[1] |
従業員数 | 2,350名(グループ計、2023年3月現在)[1] |
関係する人物 | 関彰(創業者) |
外部リンク |
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沿革
編集1908年(明治41年)に、関彰により関彰商店として下館(現筑西市)で創業した[4]。創業当初は下館から離れた、茨城県および福島県の港にて漁船の燃料の販売を行っていた[4]。
1938年(昭和13年)に株式会社関彰商店に改組し[5]、株式会社化された[2]。
第二次世界大戦後は事業の多角化が進められた[4]。1955年にプロパンガスの販売、1960年に自動車タイヤの販売を開始した[4]。その後、1963年に冷暖房機の販売、1972年に保険代理業、1976年に情報事務機器の販売を開始した[4]。
1966年(昭和41年)に、関彰商事株式会社に社名変更した[5]。2016年(平成28年)から下館・つくば二本社制となっている[5]。
グループ会社
編集茨城県内外でグループ会社が26社存在する[4]。主なグループ会社として、セキショウホンダ株式会社(ホンダ車の販売等)、株式会社シュテルンつくば、株式会社モトーレン・アイ&エフ、株式会社ザルツブルグ・モータース、株式会社グランシエルセキショウ(外車販売)、関彰エンジニアリング株式会社(設備工事)、株式会社セキショウキャリアプラス(人材派遣)が挙げられる[3]。
近年の新規事業
編集つくばエクスプレス駅構内でコンビニエンスストアam/pmの運営を行っていたことがあり、2007年11月時点で6店舗を運営していた[6]。
2019年3月につくばみらい市にて複合商業施設SEKISHO Mi・La・Pa(セキショウミラパ)を開設した[3]。ガソリンスタンド、カーディーラー、携帯電話ショップが併設されている[3]。
特別養護老人ホームや保育園の運営を行っている[4]。2020年4月につくば市にてみらいのもり保育園を開設し、保育事業に参入した[7]。
また、日本国外へ進出し、2017年にハノイでセキショウベトナムを設立した[3]。人材サービス事業を展開しており、日系企業を対象にベトナムの理工系高度人材のマッチングを行っている[8]。
2020年4月よりスポーツアドバイザーとして、大岩 剛さん(サッカーU-23日本代表監督)が就任。スポーツ支援や部活動などのサポートを行なっている。
脚注
編集- ^ a b c “会社概要”. 関彰商事. 2023年5月4日閲覧。
- ^ a b 「関彰商事」『日本の企業がわかる事典2014-2015』 。コトバンクより2023年5月4日閲覧。
- ^ a b c d e 「いばらき企業の成長戦略 28 関彰商事」『茨城新聞』2019年8月15日、5面。
- ^ a b c d e f g h “100年経営に極意あり!長寿企業の秘密 朝昼晩、何をしていくべきかを考えてきた 時代の変化に対応し、流れに乗ることが大切 関彰商事株式会社”. 日商 Assist Biz (2021年8月25日). 2023年5月4日閲覧。
- ^ a b c “会社沿革”. 関彰商事. 2023年5月4日閲覧。
- ^ 「わが社の成長戦略 30 関彰商事」『茨城新聞』2007年11月15日、10面。
- ^ 「関彰商事が来春保育所 つくば 児童福祉分野に参入」『茨城新聞』2019年8月29日、10面。
- ^ 松村聡一郎 (2021年5月29日). “【茨城から世界をにらむ】関彰商事・関正樹社長の「コロナ禍での地域活性化論」”. 財界オンライン. 2023年5月4日閲覧。