関川 (信越)

新潟県・長野県を流れる河川

関川(せきかわ[注釈 1]、せきがわ[1])は、長野県および新潟県を流れ日本海に注ぐ河川一級水系の本流。

関川
関川 2007年1月1日撮影
関川(上越市国道8号関川大橋より河口方向)
水系 一級水系 関川
種別 一級河川
延長 64 km
平均流量 52.2 m3/s
(高田観測所 2000年)
流域面積 1,140 km2
水源 焼山(新潟県)
水源の標高 2,400 m
河口・合流先 日本海(新潟県)
流域 日本の旗 日本
長野県新潟県

地図

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上越市住吉町付近より上流の直江津橋と鉄道橋

地理

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焼山(標高2,400 m)に発し、妙高山南麓を東へ回り込むように流れた後、概ね北流。高田平野を潤し、上越市直江津で日本海に注ぐ。上越市高田の稲田橋以北は荒川とも呼ばれていた。

妙高山南麓の一部では、長野県との県境を成す。河口保倉川と共有している。

名称の由来

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諸説があり、定かではない[2]

  • 中頸城郡関川村(現・妙高市関川地区)を流れたので、村の名にちなんで付けられた。
  • 「堰き川」(せきかわ)の意味であり、洪水時に河道が土砂で堰き止められ、しばしば氾濫したことにより、関川と呼ばれるようになった。
  • 信越国境にあった北国街道の重関所の近くを流れる川ということから[1]
  • 農業用水の利用が盛んで、天正時代に行われた上江用水第一期工事を皮切りに、江戸時代には、ほぼ現在に近い農業用水の利用形態が確立されていた。関川という名は、用水の取水を表す「川」から変化した。

歴史

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流域の自治体

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支流

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下流より記載、括弧内は流域の自治体

並行する交通

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鉄道

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道路

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橋梁

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下流より記載

日本海) - 荒川橋 - 直江津橋 - 荒川橋梁信越本線) - 関川大橋国道8号直江津バイパス) - 謙信公大橋 - 関川橋(北陸自動車道) - 春日山橋 - 上越大橋 - 稲田橋 - 中央橋 - 今池橋 - 高田大橋国道18号上新バイパス) - 島田橋 - 関川橋梁(北陸新幹線) - 広島橋 - 新関川橋 - 関川橋 - 新保橋 - 川上橋 - 上越商会橋 - 泉橋 - 学校橋 - 瑞穂大橋 - 猿橋 - 大橋 - 妙高中央橋 - 大谷橋 - 住吉橋 - 蔵々橋 - 兼俣橋 - 関川橋梁(北しなの線) - 両境橋 - 一之橋 - 信越大橋 - れいめい橋上信越自動車道) - 地震滝橋[4]

流域の観光地

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脚注

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注釈

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  1. ^ 河川管理者は専らせきかわ読み

出典

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  1. ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典』 15 新潟県(初版)、角川書店、1989年10月8日、766頁。ISBN 9784040011509 
  2. ^ 関川水辺クラブ|関川の概要”. echigo-joetsu.com. 2019年9月6日閲覧。
  3. ^ 「直江津市が水浸し 保倉川・荒川がはんらん」『日本経済新聞』昭和40年9月18日夕刊.7面
  4. ^ 関川復旧助成事業概要” (PDF). 新潟県 (1996年3月). 2024年3月24日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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  • 関川 - 国土交通省水管理・国土保全局
  • 関川の概要 - 国土交通省北陸地方整備局高田河川国道事務所

座標: 北緯37度10分57秒 東経138度14分47秒 / 北緯37.18239度 東経138.2465度 / 37.18239; 138.2465