門沢橋
神奈川県海老名市の地名
門沢橋(かどさわばし)は、神奈川県海老名市の地名。現行行政地名は門沢橋一丁目から門沢橋六丁目および住居表示未実施の大字門沢橋からなる。
門沢橋 | |
---|---|
町丁・大字 | |
門沢橋駅 | |
北緯35度24分32秒 東経139度22分38秒 / 北緯35.408778度 東経139.3772度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 海老名市 |
人口情報(2023年(令和5年)1月1日現在[1]) | |
人口 | 5,723 人 |
世帯数 | 2,452 世帯 |
面積([2]) | |
1.43 km² | |
人口密度 | 4002.1 人/km² |
設置日 | 1889年(明治22年)4月1日 |
郵便番号 | 243-0426[3] |
市外局番 | 046(厚木MA)[4] |
ナンバープレート | 相模 |
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地理
編集市内南西端の相模川左岸、相模平野のほぼ中央部に位置する。地内西部は住宅地、南東部は工場が多い一方、北東部には水田も見られる。
北で中野、東で本郷、南で高座郡寒川町倉見、相模川をはさんで西で厚木市戸田、北西で厚木市酒井とそれぞれ隣接し、特記がないものは海老名市とする。北東から反時計回りに一丁目 - 六丁目が存在し、西端に住居表示未実施地域がある。
面積
編集面積は以下の通りである[2]。
大字・丁目 | 面積(km2) |
---|---|
門沢橋 | 0.41 |
門沢橋一丁目 | 0.24 |
門沢橋二丁目 | 0.18 |
門沢橋三丁目 | 0.12 |
門沢橋四丁目 | 0.15 |
門沢橋五丁目 | 0.10 |
門沢橋六丁目 | 0.23 |
計 | 1.43 |
河川
編集地価
編集住宅地の地価は、2023年(令和5年)1月1日の公示地価によれば、門沢橋5-7-14の地点で12万7000円/m2となっている[5]。
歴史
編集地名の由来
編集永池川が相模川と合流する河口にあたることに由来。かつて河口に架けられた橋が門川橋と名付けられ、それが門沢橋に転じたという。
なお、現在は神奈川県道46号の旧道が永池川を渡る橋が門沢橋と名付けられている(北緯35度24分18.2秒 東経139度22分52.8秒 / 北緯35.405056度 東経139.381333度)。
沿革
編集- 江戸時代 - 高座郡門沢橋村成立。
- 1868年(明治元年) - 門沢橋村、神奈川府を経て神奈川県に所属。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により高座郡有馬村大字門沢橋となる。
- 1955年(昭和30年)7月20日 - 有馬村が海老名町と合併し、海老名町の大字となる。
- 1971年(昭和46年)11月1日 - 海老名町が市制施行し、海老名市となる。
- 1994年(平成6年)7月6日 - (株)小室組寄宿舎(門沢橋)にて火災が発生、8名が焼死した。当時15歳の少年が放火を自供した。
- 2007年(平成19年)2月13日 - 西部を除き住居表示実施。門沢橋一丁目 - 六丁目成立[6]。
町名の変遷
編集実施後 | 実施年月日 | 実施前 |
---|---|---|
門沢橋一丁目 | 2007年2月13日 | 大字門沢橋 |
門沢橋二丁目 | ||
門沢橋三丁目 | ||
門沢橋四丁目 | ||
門沢橋五丁目 | ||
門沢橋六丁目 |
世帯数と人口
編集2023年(令和5年)1月1日現在(海老名市発表)の世帯数と人口は以下の通りである。なお、大字門沢橋の人口は不明なため、省略とする[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
門沢橋一丁目 | 68世帯 | 190人 |
門沢橋二丁目 | 728世帯 | 1,689人 |
門沢橋三丁目 | 487世帯 | 1,197人 |
門沢橋四丁目 | 563世帯 | 1,215人 |
門沢橋五丁目 | 379世帯 | 928人 |
門沢橋六丁目 | 227世帯 | 504人 |
計 | 2,452世帯 | 5,723人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[7] | 4,488
|
2000年(平成12年)[8] | 4,597
|
2005年(平成17年)[9] | 4,759
|
2010年(平成22年)[10] | 5,083
|
2015年(平成27年)[11] | 5,292
|
2020年(令和2年)[12] | 5,649
|
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[7] | 1,463
|
2000年(平成12年)[8] | 1,590
|
2005年(平成17年)[9] | 1,730
|
2010年(平成22年)[10] | 1,871
|
2015年(平成27年)[11] | 2,071
|
2020年(令和2年)[12] | 2,350
|
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2022年12月時点)[13]。
大字・丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
門沢橋 | 全域 | 海老名市立門沢橋小学校 | 海老名市立有馬中学校 |
門沢橋一丁目 | 全域 | ||
門沢橋二丁目 | 全域 | ||
門沢橋三丁目 | 全域 | ||
門沢橋四丁目 | 全域 | ||
門沢橋五丁目 | 全域 | ||
門沢橋六丁目 | 全域 |
事業所
編集2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[14]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
門沢橋一丁目 | 24事業所 | 287人 |
門沢橋二丁目 | 43事業所 | 366人 |
門沢橋三丁目 | 23事業所 | 203人 |
門沢橋四丁目 | 32事業所 | 135人 |
門沢橋五丁目 | 17事業所 | 52人 |
門沢橋六丁目 | 53事業所 | 606人 |
計 | 192事業所 | 1,649人 |
事業者数の変遷
編集経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[15] | 198
|
2021年(令和3年)[14] | 192
|
従業員数の変遷
編集経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[15] | 1,451
|
2021年(令和3年)[14] | 1,649
|
交通
編集地内を通るバス路線は海老名コミュニティーバスがある。
鉄道
編集道路
編集- 高速道路
- 首都圏中央連絡自動車道(圏央道、さがみ縦貫道路) - 二丁目・三丁目と住居表示未実施地域の境界をなす。
- 新東名高速道路 - 地内北西部から相模川を渡り厚木市方面へ向かう。
- 上記2路線は地内の海老名南JCTで接続。
- 主要地方道
- 神奈川県道22号横浜伊勢原線 - 地内を東西に走る。一丁目・二丁目と三丁目・四丁目・六丁目の境界をなす。
- 神奈川県道46号相模原茅ヶ崎線 - 地内を南北に走る。地内南部で旧道と新道の2経路に分岐する。
施設
編集- 門沢橋(住居表示未実施)
- 門沢橋一丁目
- 海老名市立門沢橋小学校
- 海老名市立有馬図書館
- 海老名市立門沢橋コミュニティセンター
- 門沢橋二丁目
- 門沢橋三丁目
- 門沢橋四丁目
- 浄久寺
- 正覚寺延命院
- 渋谷神社
- 下原天満宮
- 門沢橋五丁目
- 門沢橋平泉公園[16]
- 門沢橋六丁目
- 神部ばら園
- ケーエルサービス東日本 湘南営業所
その他
編集日本郵便
編集参考文献
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典14. 神奈川県』角川書店、1984年。ISBN 4040011406。
脚注
編集出典
編集- ^ a b “オープンデータ「統計えびな-令和4年版-」 B人口” (XLSX). 海老名市 (2023年5月29日). 2023年8月11日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ a b “海老名市の地区別面積一覧” (PDF). 海老名市. 2023年8月11日閲覧。
- ^ a b “門沢橋の郵便番号”. 日本郵便. 2023年8月9日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “国土交通省地価公示・都道府県地価調査”. 国土交通省. 2023年8月9日閲覧。
- ^ “住居表示実施地区を知りたい。”. 海老名市. 2014年5月10日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “海老名市立小・中学校学区”. 海老名市 (2022年12月1日). 2023年8月11日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ a b c d 海老名の公園 (2018年4月1日版) (PDF) - 海老名市
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年7月17日閲覧。