サタデーウオッチ9

NHK総合テレビで土曜21時台に放送されている報道番組
長野幸代から転送)
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サタデーウオッチ9』(読み:サタデーウォッチナイン、英語:Sat. WATCH 9)は、NHK総合テレビジョン2022年令和4年)4月2日から生放送されている『NHKニュース』の報道番組である。

サタデーウオッチ9
Sat. WATCH 9
ジャンル 報道番組
出演者 伊藤良司
林田理沙
ホルコムジャック和馬
荒木さくら
豊島実季
ほか
製作
制作 NHK
放送
映像形式リアルタイム字幕放送
音声形式2か国語放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2022年4月2日 - 現在
放送時間土曜日 21:00 - 22:00(2023年度までは20:55~22:00)
放送分65分
公式サイト
パイロット版
放送期間2022年2月26日
放送時間土曜日 20:55 - 22:00
放送分65分
回数1
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概要

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2006年平成18年)開始の『ニュースウオッチ9』の土曜日版[注 1]として開始[1][2]するもので、「週末の夜にくつろいでニュースを見たい」というニーズに答え土曜日に発生した最新ニュースに加え、月曜から金曜の放送では伝えることが出来なかったニュースや情報も伝える[3]

これに伴い、同時間帯で交互に放送してきた『土曜ドラマ』と『NHKスペシャル』は、1時間繰り下がった直後の22時台(22時 - 22時50分)に移行。20時45分 - 21時に放送してきた『ニュース気象情報』は、直前の20時50分 - 20時55分にローカルニュースのみを放送する形態に変更し、土曜日のスポーツニュースとして放送してきた『サタデースポーツ』と共に当番組へ吸収・統合される[4]

開始に先立ち、2021年11月23日勤労感謝の日)に『ニュースウオッチ9特別版』として、1回目のパイロット版が放送された(キャスター和久田麻由子 [注 2]、ゲスト牛窪恵)。内容は、その日のニュース、「変わる働き方」や「副業」についての特集、Bizトレ、推しプレ!、フラッシュニュース、気象情報、スポーツニュースの順に放送した。その後、2022年2月26日に本番組と同じ形式で、2回目のパイロット版が放送された[2][5]

NHKニュース7』・『ニュースウオッチ9』と同様、音声多重放送による2か国語放送を実施している。

2023年4月8日放送分からユニバーサル・デザイン導入に伴い、番組内で表示されていた独自のアイコンやテロップなどが廃止され、『NHKニュース』や『NHKニュース7』など、他の報道番組と統一された[6]。また、NHKワールド JAPANのホームページ上においても、インターネット同時配信を開始した[注 3][8]

2024年1月13日から同年6月29日までの間は、『総合テレビ(石川県内)同時放送』として、BS103チャンネル(旧:BSプレミアム)でもサイマル放送していた[9][10][11]

2024年4月6日から21時 - 22時で放送する。

番組キャッチコピー

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  • 2022年度・2023年度:「土曜の夜に「新発見」」
  • 2024年度:「情報空間の「いま」が分かる!」

主なコーナー

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Bizトレ

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タイトルは、「Business & trend(ビジネスアンドトレンド)」を略したもの。経済部記者の長野による、経済の最新トレンドを取材・紹介する企画。

推しプレ!

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ニュース きん5時』(NHK大阪放送局制作)内の「全国放送されないけど自慢」とほぼ同様のコーナー。NHKの地方局1局の職員が、それぞれのローカルニュースの中から全国放送したい(推したい)ニュースを紹介(プレゼンテーション)して、実際に当番組内で全国放送する。
パイロット版では、プレゼンテーションの制限時間は100秒となっており、100秒経過すると強制終了となるルールがあった[注 4]

現在の出演者

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特記が無いものはNHKアナウンサー

キャスター

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  • 伊藤良司(報道局記者)(2024年4月6日 - )
  • 林田理沙(2024年4月6日 - )

リポーター

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パイロット版ではホルコムは取材、吉岡はスタジオでサブキャスター(情報キャスター)的役割を担当した。

ゲスト

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毎週1名、著名人のゲストが出演する。

2022年
放送日 ゲスト 備考
2月26日 壇蜜 パイロット版
4月2日 香取慎吾
4月9日 ヤマザキマリ
4月16日 厚切りジェイソン
4月23日 山崎亮
4月30日 増田明美
5月7日 牛窪恵
5月14日 富永京子 立命館大学 准教授
5月21日 厚切りジェイソン
5月28日 山崎亮
6月4日 真山仁
6月11日 牛窪恵
6月18日 増田明美
6月25日 兵頭慎治 防衛省防衛研究所政策研究部長
7月2日 厚切りジェイソン
7月9日 ゲストなし 9:30までの短縮放送
7月16日 牛窪恵
7月23日 山﨑亮
7月30日 原晋
8月6日 トラウデン直美
平原綾香 Jupiterを生歌唱した[13]
8月13日 ゲストなし 台風8号関連のニュースのため
9:00からの短縮放送
8月20日 牛窪恵
8月27日 パトリック・ハーラン
9月3日 原晋
9月10日 為末大
9月17日 牛窪恵
9月24日 厚切りジェイソン
10月1日 中野信子
10月8日 原晋
10月15日 山﨑亮
10月22日 増田明美
10月29日 今村翔吾
11月5日 為末大
11月12日 牛窪恵
11月26日 原晋
12月3日 おおたわ史絵
12月10日 牛窪恵
12月17日 今村翔吾

スポーツキャスター

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経済リポーター/経済キャスター

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  • 長野幸代(NHK経済部記者、2022年4月2日[12] - 2024年3月30日)
    • 出演者発表時点では経済リポーター、パイロット版のテレビ番組表では経済キャスターと掲載。

ニュースリーダー

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  • 片山智彦(2024年4月6日 - )
  • 角谷直也(2024年4月13日 - )
  • 八田知大(2024年5月11日 - )
  • 金子峻(2024年9月21日 - )
    • 『ニュースウオッチ9』同様に、画面には基本的に登場せずに原稿読みを行う。夜間の宿直要員を兼務し、22時55分の『NHKニュース』(全国向け)も担当する。また、トップニュースのVTRの冒頭で、「ナレーション」としてのテロップが表示される(ただし、平日版と違い、テロップに装飾が付いている)。2023年8月12日までは当日放送の18時45分の『ニュース645』(関東地方山梨県向け)も担当していたが、翌週19日からは土曜はリポーターが担当し、リーダーの『ニュース645』担当は日曜のみとなった。尚、番組が休止の場合は土曜も担当する。(祝日は、首都圏局アナウンサーが担当)。

気象キャスター

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過去の出演者

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期間 メインキャスター スポーツキャスター 気象情報 リポーター 経済キャスター ニュースリーダー
男性 女性
2022.02.26 2023.04.01 赤木野々花[12][14] 西川典孝 久保井朝美 ホルコムジャック和馬 吉岡真央 長野幸代 佐藤龍文
2023.04.08 2024.3.30 川口由梨香 荒木さくら 小澤康喬
利根川真也
深川仁志
江原啓一郎
2024.04.06 2024.08.03 伊藤良司 林田理沙 豊島実季 (なし) 利根川真也
角谷直也
片山智彦
八田知大
2024.08.10 2024.09.14 角谷直也
片山智彦
八田知大
2024.09.21 現在 角谷直也
片山智彦
八田知大
金子峻

代役キャスター

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休業者 代行者(代行日)
江原啓一郎
西川典孝
赤木野々花
吉岡真央

脚注

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注釈

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  1. ^ 東日本大震災発生直後の2011年(平成23年)春の一時期『ニュースウオッチ9』を臨時編成していたことがあった。
  2. ^ 当時、『ニュースウオッチ9』メインキャスター
  3. ^ なお、日本国内からのインターネット視聴は既に類似サービスであるNHKプラスが行われていることや受信料制度との整合性の観点から配信対象外となっており、不可能となっている[7]
  4. ^ 『ニュース きん5時』の「全国放送されないけど自慢」でも、パイロット版では「短いプレゼンの後、ゲストに選ばれた局のニュースだけが放送され、選ばれなかった方の局員は退場」というルールがあったが、こちらも本放送後にこのルールは撤廃された。

出典

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  1. ^ 4月からの新番組をどどーんとご紹介!”. 日本放送協会. 2022年2月9日閲覧。
  2. ^ a b "NHK 土曜夜に初の大型ニュース番組「サタデーウオッチ9」4月2日からスタート". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 9 February 2022. 2022年2月9日閲覧
  3. ^ 2022年度 改定の主なポイント” (PDF). 日本放送協会 (2022年2月9日). 2022年2月10日閲覧。
  4. ^ 別表 放送番組時刻表・前期』(PDF)(プレスリリース)日本放送協会、2022年2月9日https://www.nhk.or.jp/info/pr/hensei/assets/pdf/2022_jikokuhyo-kokunai.pdf2022年2月10日閲覧 
  5. ^ ニュースウオッチ9の2022年2月26日のツイートのアーカイブ”. Twitter. 2022年2月26日閲覧。
  6. ^ 広報局 (2023年3月30日). “ニュース番組がユニバーサル・デザインに変わります”. 日本放送協会. 2023年4月12日閲覧。
  7. ^ 「NHKインターネット活用業務実施基準(素案)」について”. 日本放送協会. p. 3 (2020年9月15日). 2023年4月12日閲覧。
  8. ^ NHK国際放送局 (2023年3月31日). “日本語ニュース・番組の海外向けインターネット配信拡充について”. 日本放送協会. 2023年4月12日閲覧。
  9. ^ 能登半島地震に伴う衛星放送活用の臨時対応の拡充について
  10. ^ NHK、ニュース以外の総合テレビ番組も旧BS 103chで放送。12日午前4時から”. AV Watch (2024年1月11日). 2024年2月5日閲覧。
  11. ^ NHK・BSの被災地向け放送終了へ”. 共同通信 (2024年6月25日). 2024年6月29日閲覧。
  12. ^ a b c d e 2022年度番組 主な新キャスター』(PDF)(プレスリリース)日本放送協会、2022年2月9日https://www.nhk.or.jp/info/pr/toptalk/assets/pdf/soukyoku/2022/02/004.pdf2022年2月9日閲覧 
  13. ^ 平原綾香 8月6日にJupiterを届ける「サタデーウオッチ9」で初のアーティスト生歌唱!
  14. ^ "NHK土曜夜初の大型ニュース番組「サタデーウオッチ9」スタート 赤木野々花アナが意気込み語る". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 9 February 2022. 2022年2月9日閲覧

外部リンク

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NHK総合テレビジョン 土曜日夜のスポーツニュース枠
前番組 番組名 次番組
サタデーウオッチ9
(2022年4月2日 - )
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NHK総合テレビジョン 土曜 20:55 - 21:00枠
ニュース気象情報(ローカル枠)
【5分繰り上げて継続】
サタデーウオッチ9
(2022年4月2日 - 2024年3月)
ニュース・気象情報(ローカル枠)
【5分繰り下げ】
NHK総合テレビジョン 土曜 21:00 - 21:50枠
土曜ドラマ/NHKスペシャル
【1時間繰り下げて継続】
サタデーウオッチ9
(2022年4月2日 - )
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NHK総合テレビジョン 最終週以外の土曜 21:50 - 22:00枠
有田P おもてなす
※21:50 - 22:20
サタデーウオッチ9
(2022年4月2日 - )
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NHK総合テレビジョン 最終週の土曜 21:50 - 22:00枠
サタデーウオッチ9
(2022年4月2日 - )
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