鏡味 仙三郎(かがみ せんざぶろう、1946年8月12日 - 2021年1月30日)は、太神楽曲芸協会落語協会に所属していた太神楽曲芸師。本名∶大木 盛夫[1]鏡味仙三郎社中の所属。

鏡味かがみ 仙三郎せんざぶろう
鏡味(かがみ) 仙三郎(せんざぶろう)
本名 大木おおき 盛夫もりお
生年月日 1946年8月12日
没年月日 (2021-01-30) 2021年1月30日(74歳没)
出身地 日本の旗 日本岩手県盛岡市
師匠 二代目鏡味小仙
弟子 鏡味仙志郎
鏡味仙成
名跡 1.鏡味盛之助
(1955年 - 1960年)
2.鏡味仙三郎
(1960年 - 2021年)
出囃子 呼び込みくずし
活動期間 1955年 - 2021年
家族 鏡味仙志郎(長男)
所属 鏡味仙三郎社中
太神楽曲芸協会
落語協会
公式サイト 鏡味仙三郎
受賞歴
東京都民俗無形文化財指定(1980年)

経歴

編集

1955年、二代目鏡味小仙に入門。前座名は「盛之助」。

1960年に「仙三郎」と改名。

1973年に鏡味仙之助とコンビを結成。

1978年に江戸の太神楽が東京都無形民俗文化財に指定された[注釈 1][2]

2002年、鏡味仙三郎社中を結成。

2012年6月に落語協会理事に就任し、2020年7月に理事を退任。

2020年7月15日にテレビ東京系で放送された『家、ついて行ってイイですか? 激動の2020年夏!人生の夢10連発スペシャル!』にて、食道がんで闘病していることが鏡味仙成によって明かされた[3]

2021年1月30日2時32分、食道がんのため、死去[4][5]。74歳没。2020年6月9日の新宿末廣亭が最後の高座となった。

弟子

編集

出演

編集

テレビドラマ

編集

書籍

編集
  • 太神楽 - 寄席とともに歩む日本の芸能の原点(2019年12月21日発売、原書房ISBN 978-4562057191

脚注

編集

注釈

編集
  1. ^ 保存先は江戸太神楽保存会

出典

編集
  1. ^ 鏡味仙三郎プロフィール”. 太神楽曲芸協会. 2020年8月20日閲覧。
  2. ^ 文京区 都指定文化財”. 文京区役所. 2020年8月20日閲覧。
  3. ^ (4)若手太神楽師は今…過去最大のピンチ 人間国宝目指す 若き太神楽師は、今… | 家、ついて行ってイイですか? 2020/07/15(水)18:25のニュース”. TVでた蔵. ワイヤーアクション (2020年7月15日). 2020年8月20日閲覧。
  4. ^ 鏡味仙三郎 訃報 - 一般社団法人 落語協会 2021年1月31日
  5. ^ “太神楽曲芸師の鏡味仙三郎さん、食道がんで死去”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2021年1月31日). https://hochi.news/articles/20210131-OHT1T50062.html 2021年1月31日閲覧。 

外部リンク

編集