金足
秋田県秋田市の地名
(金足村から転送)
金足(かなあし)は秋田県秋田市にある地域名。郵便番号は010-0112他。金足岩瀬、金足浦山、金足追分、金足大清水、金足片田、金足黒川、金足小泉、金足下刈、金足高岡、金足鳰崎、金足堀内、金足吉田で構成される。
金足 | |
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北緯39度49分22.8秒 東経140度4分0.2秒 / 北緯39.823000度 東経140.066722度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 秋田県 |
市町村 | 秋田市 |
人口 | |
• 合計 | 2,891人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
010-0112他 |
市外局番 | 018[2] |
ナンバープレート | 秋田 |
名称は馬踏川の別名である「金足川」(金見沢)に由来する。
歴史
編集かなあしむら 金足村 | |
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廃止日 | 1955年1月1日 |
廃止理由 |
編入合併 金足村の一部(乱橋および八丁目の一部) → 昭和町 金足村の残部 → 秋田市 |
現在の自治体 | 秋田市、潟上市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 東北地方 |
都道府県 | 秋田県 |
郡 | 南秋田郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
金足村役場 | |
所在地 | 秋田県南秋田郡金足村高岡字古館42[3] |
座標 | 北緯39度50分0.2秒 東経140度4分41.0秒 / 北緯39.833389度 東経140.078056度 |
ウィキプロジェクト |
金足村(かなあしむら)は、秋田県南秋田郡にあった村。現在の秋田市および潟上市の各一部にあたる。
- 出羽国秋田郡焼岡村(たけおか)として成立したとされる[4]。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、南秋田郡岩瀬村・片田村・吉田村・小泉村・鳰崎村・高岡村・黒川村・下刈村・八丁目村・浦山村・乱橋村・堀内村が合併して金足村が発足。旧12村は大字となる。村役場は岩瀬前山に設置[5]。
- 県が作成した新町村区画の原案では、片田村・吉田村・小泉村・鳰崎村・高岡村・黒川村が「上金足村」、岩瀬村・下刈村・八丁目村・浦山村・乱橋村・堀内村が「下金足村」になるというものだったが、12ヶ村が連名で金足村1村への合併を主張し、県に認められた[6]。
- 1892年(明治25年) - 村役場を村域中央にあたる浦山へ新築移転[5]。
- 1902年(明治35年)10月21日 - 下刈字海老穴に奥羽北線の追分駅が開業。
- 1955年(昭和30年)1月1日 - 乱橋の全域と八丁目の一部が南秋田郡昭和町(現・潟上市)に、残りの地区が秋田市に編入され、金足村は廃止される[5]。
油田
編集1914年(大正3年)、黒川油田の五号井から大量の原油が噴出、日産2000キロリットルの日本記録となった[7]。これを発見した出光商会(現・出光興産)の親会社である日本石油(現・ENEOS)の株価は連日ストップ高になったという[8]。
施設
編集- 秋田県立小泉潟公園
- 水心苑(日本庭園)
- 南秋田カントリークラブ
- 秋田白玉工業
教育
編集廃止
編集- 秋田市立金足東小学校
- 秋田市立金足中学校
ギャラリー
編集-
秋田県立博物館
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小泉潟公園
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追分郵便局
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JA新あきた追分支店
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追分駅
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秋田市立金足西小学校
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金足西小学校前庭にある歌碑
著名出身者
編集脚注
編集- ^ “地区別人口および世帯の動向”. 秋田市 (2020年10月1日). 2022年3月19日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ 『秋田魁年鑑 1954年版』秋田魁新報社、1954年、p.243。
- ^ 日本三代実録
- ^ a b c d e f g 「角川日本地名辞典 5 秋田県」p.202。
- ^ 「秋田市史 第四巻」p.288。
- ^ 下川耿史 家庭総合研究会 編『明治・大正家庭史年表:1868-1925』河出書房新社、2000年、395頁。ISBN 4-309-22361-3。
- ^ 水木楊 (2013). 出光佐三 反骨の言魂. PHPビジネス新書
- ^ http://www16.plala.or.jp/OTOKO_AND_RUN/pro-player.html
参考文献
編集- 「角川日本地名辞典 5 秋田県」角川日本地名大辞典編纂委員会、1980年
- 「秋田市史 第四巻 近現代I 通史編」秋田市史編集委員会、秋田市、2004年
- 「出光佐三 反骨の言魂」水木楊、PHPビジネス新書、2013年
関連項目
編集外部リンク
編集- 秋田市
- 秋田県南秋田郡金足村 (05B0070008) | 歴史的行政区域データセットβ版 - Geoshapeリポジトリ