野田仁
日本の外交官
野田 仁(のだ ひとし、1957年5月13日 -)は、日本の外交官。ロンドン総領事、香港総領事等を経て、2015年から駐エクアドル特命全権大使、2018年から駐ルーマニア特命全権大使。2021年より大阪成蹊大学客員教授[1]。
人物・経歴
編集北海道出身。1980年東京大学教養学部卒業、外務省入省。在マレーシア日本国大使館参事官[2]、在イスラエル日本国大使館参事官、内閣官房内閣審議官、在英国日本国大使館特命全権公使兼ロンドン総領事等を経て、2013年香港総領事。2015年駐エクアドル特命全権大使[3][2]。2016年には国際ラテンアメリカ情報高等教育センター(CIESPAL)講堂にて開催された青年海外協力隊事業50周年・エクアドルへの派遣25周年記念式典に来賓として参加し祝辞を述べた[4]。2018年駐ルーマニア特命全権大使[5]。2020年退官。
2021年より、大阪成蹊大学客員教授。
同期入省
編集- 末松義規(12年内閣府副大臣・96年衆議院議員)
- 石井正文(17年インドネシア大使・13年国際法局長)
- 大村昌弘(17年フィジー大使)
- 川村裕(20年ノルウェー大使・18沖縄大使・14年コートジボワール大使)
- 越川和彦(16年JICA副理事長・14年スペイン大使・12年官房長)
- 鈴鹿光次(16年アフガニスタン大使)
- 鈴木康久(18年ニカラグア大使・16年レオン総領事)
- 山田文比古(08年東京外国語大学教授)
- 片上慶一(17年イタリア大使・16年外務審議官(経済担当))
- 北野充(14年ウィーン代表部大使・12年軍縮不拡散・科学部長・19年アイルランド大使)
- 石川和秀(14年フィリピン大使・12年南部アジア部長)
- 藤原聖也(14年アルジェリア大使)
- 山崎純(18年シンガポール大使・15年スウェーデン大使・14年儀典長)
- 渡邉正人(17年ブルガリア大使・15年バングラデシュ大使)
- 堀之内秀久(19年オランダ大使・16年カンボジア大使・14年ロサンゼルス総領事)
- 髙橋礼一郎(18年オーストラリア大使・15年ニューヨーク総領事・11年アフガニスタン大使)
- 葉室和親(12年トンガ大使)
- 井出敬二(17年北極担当大使・13年クロアチア大使)
- 小原雅博(15年東京大学法学部教授・13年上海総領事)
- 須永和男(19年カタール大使・16年ASEAN大使)
- 姫野勉(17年ガーナ大使)
- 平石好伸(17年チリ大使・14年ジンバブエ大使)
- 水谷章(19年オーストリア大使・17年立命館アジア太平洋大学教授)
- 齊藤貢(18年イラン大使・15年オマーン大使)
脚注
編集- ^ “特別職国家公務員の再就職状況の公表について(令和3年4月1日~令和4年3月31日)”. 外務省. 2022年9月29日閲覧。
- ^ a b 「前駐英全権公使の野田仁氏、新香港総領事に」アジア経済ニュース
- ^ 「アイルランド大使に三好氏、キューバ大使に渡辺氏」日本経済新聞2015/10/20付
- ^ 「青年海外協力隊事業50周年・エクアドルへの派遣25周年記念式典」国際協力機構2016年2月1日
- ^ ルーマニア大使に野田氏日本経済新聞2018/9/7 10:30