野村又三郎 (14世)
十四世 野村 又三郎(じゅうよんせい のむら またさぶろう、1971年6月30日 - )は日本の狂言師。和泉流野村又三郎の十四世に当たる。
じゅうよんせい のむら またぶろう 十四世 野村又三郎 | |
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本名 | 野村 信行 |
生年月日 | 1971年6月30日(53歳) |
出生地 | 日本, 愛知県名古屋市 |
国籍 | 日本 |
職業 | 能楽師狂言方、俳優 |
ジャンル | 舞台、映画 |
活動期間 | 1976年 - 現在 |
活動内容 |
1976年:狂言初舞台 1985年:俳優デビュー 2003年:『ラスト サムライ』 |
著名な家族 |
父:十二世野村又三郎(信廣) 長男:野村信朗 |
人物
編集1971年6月30日、愛知県名古屋市出身。能楽師狂言方十二世野村又三郎の長男として出生。本名は野村 信行(のむら のぶゆき)。
南山中学校・高等学校、東京藝術大学音楽学部邦楽科狂言専攻卒。同大学音楽学部 別科邦楽謡曲専攻を修了。長男は野村信朗(のぶたか)。
略歴
編集- 1976年 『靭猿』で初舞台
- 1985年〜1988年 NHK名古屋放送局制作『中学生日記』にレギュラー出演
- 1986年 『三番叟』を披き元服
- 1988年 『那須語』を披く
- 1989年 『千歳』を披く
- 1991年 『釣狐』を披き独立
- 1996年 『金岡[要曖昧さ回避]』を披き、四世野村小三郎を襲名
- 2000年 『花子』を披く
- 2003年 映画『ラスト サムライ』に出演のほか、劇中劇の構成・演出・台本作成・演技指導を担当
- 2005年 愛知万博開会式で創作舞踊狂言「叡智の袋」を脚本・演出・主演にて上演
- 2007年 師父十二世野村又三郎の逝去に伴い、一門の統率を継承
- 2008年 『風流』を披く
- 2011年 十四世野村又三郎を襲名
- 2013年 岐阜発ドラマ NHK名古屋放送局制作・NHK岐阜放送局『父の花、咲く春〜岐阜・長良川幇間物語〜』梅次役で出演
受賞歴
編集- 1996年 第10回TARG賞〈名古屋市青年会議所主催〉 (団体受賞)
- 1997年 第18回松尾芸能賞新人賞〈松尾芸能振興財団主催〉
- 2001年 平成12年度名古屋市民芸術祭審査員特別賞〈名古屋市主催〉 (団体受賞)
- 2002年 第17回パチンコ大衆文化・福祉応援賞〈愛知県遊戯業協同組合主催〉
- 2004年 第20回芸術創造賞〈名古屋市文化振興事業団主催〉
- 2005年 名古屋市民芸術祭賞〈名古屋市主催〉 (団体受賞)
- 2009年 名古屋市芸術奨励賞〈名古屋市主催〉