野々花ひまり
宝塚歌劇団雪組に所属する娘役
野々花 ひまり(ののか ひまり、1月18日[1] - )は、元宝塚歌劇団雪組の娘役スター。
ののか ひまり 野々花 ひまり | |
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生年月日 | 1月18日 |
出身地 | 日本 福岡県福岡市 |
身長 | 163cm |
血液型 | O型 |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2013年 - |
活動内容 |
2013年:宝塚歌劇団入団 2014年:雪組配属 2024年:宝塚歌劇団退団 |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『ファントム』 『ほんものの魔法使』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
来歴
編集2011年、宝塚音楽学校入学。
2013年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に99期生として入団[4][5]。入団時の成績は17番[4]。雪組公演「ベルサイユのばら」で初舞台[4][5]。
2017年、早霧せいな・咲妃みゆトップコンビ退団公演となる「幕末太陽傳」で、新人公演初ヒロイン[7][8][5]。
2018年の「ファントム」で2度目の新人公演ヒロイン[9][6]。
2021年の「ほんものの魔法使」(バウホール・KAAT神奈川芸術劇場公演)で、バウホール・東上公演初ヒロイン[10][11]。
2024年の「39 Steps」で、専科・凪七瑠海の相手役を務め、2度目のバウホール公演ヒロイン[12][13]。同年10月13日、彩風咲奈退団公演となる「ベルサイユのばら」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[14]。
人物
編集宝塚初観劇は、2009年宙組公演「薔薇に降る雨/Amour それは…」[5]。その後、宙組博多座公演「大江山花伝/Apasionado!!II」を観て、音楽学校受験を決意する[5]。
好きな花は太陽に向かって咲くヒマワリ[5]。自身が目指す将来にまっすぐ向かって行けるように、そして野原に咲く花の可憐さも忘れないようにという思いで芸名を決めた[5]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集初舞台
編集- 2013年4 - 5月、雪組『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』(宝塚大劇場のみ)
組まわり
編集- 2013年11 - 2014年2月、雪組『Shall we ダンス?』『CONGRATULATIONS 宝塚!!』[6]
雪組時代
編集- 2014年6 - 8月、『一夢庵風流記 前田慶次』 - 新人公演:かめ(本役:白峰ゆり)『My Dream TAKARAZUKA』
- 2014年10月、『伯爵令嬢』(日生劇場) - ベベ
- 2015年1 - 3月、『ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!-』 - 新人公演:ルイ・シャルル(本役:彩みちる)『ファンシー・ガイ!』
- 2015年5月、『星影の人』 - 玉葉『ファンシー・ガイ!』(博多座)
- 2015年7 - 10月、『星逢一夜(ほしあいひとよ)』 - 新人公演:雲太(本役:笙乃茅桜)『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』
- 2015年11月、『銀二貫』(バウホール)
- 2016年2 - 5月、『るろうに剣心』 - 新人公演:三条燕(本役:星南のぞみ)
- 2016年6 - 7月、『ドン・ジュアン』(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ) - 少年ドン・ジュアン[5]
- 2016年7月、『Bow Singing Workshop〜雪〜』(バウホール)
- 2016年10 - 12月、『私立探偵ケイレブ・ハント』 - 新人公演:コートニー(本役:早花まこ)『Greatest HITS!』
- 2017年2月、『New Wave!-雪-』(バウホール)
- 2017年4 - 7月、『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』 - 新人公演:女郎おそめ(本役:咲妃みゆ)『Dramatic “S”!』 新人公演初ヒロイン[7][8]
- 2017年8 - 9月、『CAPTAIN NEMO』(日本青年館・ドラマシティ) - ヴェロニカ
- 2017年11 - 2018年2月、『ひかりふる路(みち)〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』 - シャルロット・ロベスピエール、新人公演:リュシル・デムーラン(本役:彩みちる)『SUPER VOYAGER!』
- 2018年3 - 4月、『義経妖狐夢幻桜(よしつねようこむげんざくら)』(バウホール) - マサコ
- 2018年6 - 9月、『凱旋門』 - 花売り娘、新人公演:ケート・ヘグシュトレーム(本役:沙月愛奈)/娼婦『Gato Bonito!!』
- 2018年11 - 2019年2月、『ファントム』 - フルール、新人公演:クリスティーヌ・ダーエ(本役:真彩希帆) 新人公演ヒロイン[9][6]
- 2019年3 - 4月、『20世紀号に乗って』(東急シアターオーブ)
- 2019年5 - 9月、『壬生義士伝』 - 女中、新人公演:鍋島栄子(本役:妃華ゆきの)『Music Revolution!』
- 2019年10月、『ハリウッド・ゴシップ』(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ) - メアリー・ピックフォード/記者
- 2020年1 - 2月、『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』(宝塚大劇場) - タチアナ、新人公演:院長(本役:早花まこ)/アン(本役:千風カレン)
- 2020年2 - 3月、『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』(東京宝塚劇場) - タチアナ
- 2020年9 - 10月、『NOW! ZOOM ME!!』
- 2021年1 - 4月、『fff-フォルティッシッシモ-』 - 少年ルートヴィヒ『シルクロード〜盗賊と宝石〜』
- 2021年5 - 6月、『ほんものの魔法使』(バウホール・KAAT神奈川芸術劇場) - ジェイン バウ・東上初ヒロイン[10][11]
- 2021年8 - 11月、『CITY HUNTER』 - 冬野葉子『Fire Fever!』[2]
- 2022年3 - 6月、『夢介千両みやげ』 - お松『Sensational!』
- 2022年7 - 8月、『ODYSSEY(オデッセイ)-The Age of Discovery-』(梅田芸術劇場)
- 2022年10 - 12月、『蒼穹の昴』 - 隆裕
- 2023年2 - 3月、『BONNIE & CLYDE』(御園座) - ブランチ・バロウ
- 2023年4 - 7月、『Lilac(ライラック)の夢路』 - ディートリンデ『ジュエル・ド・パリ!!』
- 2023年8 - 9月、『双曲線上のカルテ』(ドラマシティ・日本青年館) - クラリーチェ・マルチーノ
- 2023年12 - 2024年2月、『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』 - ロティ・ドイル『FROZEN HOLIDAY(フローズン・ホリデイ)』
- 2024年4 - 5月、『39 Steps』(バウホール) - アリス バウヒロイン[12][13]
- 2024年7 - 10月、『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』- ロザリー 退団公演[14]
出演イベント
編集宝塚歌劇団退団後の主な活動
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、81頁。ISBN 978-4-86649-258-2。
- ^ a b c d <華宝塚>多彩な顔で驚かせたい 野々花ひまり(雪組) 東京新聞。
- ^ a b 『To The Future/宝塚GRAPH 2017年5月号』 宝塚クリエイティブアーツ、2017年、117頁。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 125.
- ^ a b c d e f g h “フェアリーインタビュー 雪組 野々花ひまり”. ウィズたからづか. 2019年6月4日閲覧。
- ^ a b c d “フェアリーインタビュー 雪組 野々花ひまり”. ウィズたからづか. 2019年6月4日閲覧。
- ^ a b “永久輝せあ 4度目新公主演 落ち着いた芝居運びで魅了”. スポニチAnnex. 2019年6月4日閲覧。
- ^ a b “宝塚雪組新人公演 4度目主演の永久輝せあ、難役見事に演じ上げる”. デイリースポーツ. 2019年6月4日閲覧。
- ^ a b “【宝塚歌劇団】雪組新人公演主演の綾凰華、繊細な芝居でファントムを好演「たくさんの課題に挑戦できた感謝」”. 産経ニュース. 2019年6月4日閲覧。
- ^ a b 宝塚雪組・朝美絢3年ぶりバウ主演作開幕「完走できるよう健康第一で」 スポーツ報知。
- ^ a b 宝塚雪組の人気スター朝美絢、初の東上主演作が初日 魔術を駆使する青年役 日刊スポーツ。
- ^ a b 宝塚 専科・凪七瑠海 貴公子然とした姿から妖艶なマタ・ハリまで 様々な姿を披露 デイリースポーツ。
- ^ a b 入団22年目の宝塚歌劇専科スター・凪七瑠海の主演作開幕 バウホールで芝居&ショーの2本立て スポーツ報知。
- ^ a b 雪組・一禾あお、清見ひかりが退団 宝塚歌劇団発表 スポーツ報知。
- ^ 宝塚巴里祭2019('19年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
参考文献
編集- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。