酪酸ヘキシル
酪酸ヘキシル(らくさんヘキシル英: hexyl butyrate)は、酪酸エステルの一種。重い果実香を持ち、香料などに用いられる。消防法による第4類危険物 第3石油類に該当する[2]。
酪酸ヘキシル hexyl butyrate[1] | |
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別称 ブタン酸ヘキシル | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 2639-63-6 |
特性 | |
化学式 | C10H20O2 |
モル質量 | 172.27 |
示性式 | C3H7COOC6H13 |
外観 | 無色の液体 |
匂い | 重いフルーツ香 |
融点 |
-78℃ |
沸点 |
208℃ |
屈折率 (nD) | 1.414-1.419 |
危険性 | |
引火点 | 92℃ |
半数致死量 LD50 | 5g/kg以上(ラット経口・ウサギ経皮) |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
用途
編集関連項目
編集- 酢酸オクチル - 本物質と同じくC10H20O2の化学式を持つ。
脚注
編集- ^ a b 『合成香料 化学と商品知識』印藤元一著 2005年増補改訂 化学工業日報社 ISBN 4-87326-460-X
- ^ 法規情報 (東京化成工業株式会社)