郷村 (石川県)

日本の石川県石川郡にあった村

郷村(ごうむら)は、石川県石川郡に存在した

ごうむら
郷村
廃止日 1956年9月30日
廃止理由 編入合併
郷村松任町、野々市町
現在の自治体 白山市野々市市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
都道府県 石川県
石川郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 1,562
(1953年)
隣接自治体 石川県:金沢市、石川郡野々市町、押野村富奥村
郷村役場
所在地 石川県石川郡郷村大字田中
座標 北緯36度32分32秒 東経136度35分55秒 / 北緯36.54228度 東経136.59858度 / 36.54228; 136.59858 (郷村)座標: 北緯36度32分32秒 東経136度35分55秒 / 北緯36.54228度 東経136.59858度 / 36.54228; 136.59858 (郷村)
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村名の由来は手取川から分かれる用水、郷用水の名による。

地理

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現在の白山市の北部(旧・松任市の東部)及び野々市市の北西部。当時より田んぼの広がる平野部の村であった。

現在の国道8号国道157号が交差する所である。

  • 川:南郷川(七ヶ用水)

歴史

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  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、石川郡専福寺村、柳町村、番匠垣内村、横江村、田中村、徳用村、蓮花寺村、長池村、二日市村、三日市村、田尻村及び堀内村の区域をもって、石川郡郷村が発足する。
  • 1898年(明治31年)4月1日 北陸本線小松駅金沢駅間が開業し、郷村の区域を通過。
  • 1904年(明治37年)11月1日 - 松金馬車鉄道(後の北陸鉄道松金線)が開通、郷村の区域を東西に通る。
  • 1955年昭和30年)11月14日 - 北陸鉄道松金線廃止。
  • 1956年(昭和31年)9月30日 - 松任町編入派と野々市町編入派に村が二分され、以下の通り編入。郷村廃止。
    • 専福寺、番匠垣内及び横江の区域は石川郡松任町に編入。
    • 柳町、徳用、蓮花寺、長池、二日市、三日市、田尻及び堀内の区域は石川郡野々市町に編入。
    • 田中の区域は石川郡松任町及び野々市町に分割して編入。

交通

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鉄道

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村内に日本国有鉄道北陸本線(現・IRいしかわ鉄道線)が通っていたが、駅は設置されていなかった。現在は旧村域に野々市駅が開業している。

また、北陸鉄道松金線も村域を通っており、三日市駅・田中駅・本田中駅・番匠駅が村内に設置されていたが、1955年に廃止されている。

道路

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関連項目

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