進藤勇也
進藤 勇也(しんとう[2] ゆうや、2002年3月10日[3] - )は、福岡県福岡市西区出身のプロ野球選手(捕手)。右投右打。北海道日本ハムファイターズ所属。
北海道日本ハムファイターズ #33 | |
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2024年3月 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 福岡県福岡市西区 |
生年月日 | 2002年3月10日(22歳) |
身長 体重 |
182 cm 90 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 捕手 |
プロ入り | 2023年 ドラフト2位 |
初出場 | 2024年6月18日 |
年俸 | 1100万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
編集プロ入り前
編集福岡市立福重小学校3年生のときから福重バスターズでソフトボールを始め、当時から捕手としてプレー。
福岡市立内浜中学校進学後は少年硬式野球チームの糸島ボーイズでプレーし、全国大会出場も経験するが、控え捕手だった[4]。
筑陽学園高等学校では1年秋から正捕手を務める[4]。同学年の西舘昂汰とバッテリーを組み、3年春の第91回選抜高等学校野球大会、夏の第101回全国高等学校野球選手権大会に出場した[5]。
高校卒業後は上武大学へ進学し、硬式野球部では1年秋からベンチ入りし、2年春には正捕手を務めた[4]。リーダーシップを評価され、3年時からキャプテンを務め[6]、準優勝となった大学選手権では敢闘賞を獲得した[7]。また、同年開催されたハーレムベースボールウィークの日本代表に選出された[8]。同年秋のリーグ戦では打率.364、4本塁打、15打点を記録し、5連覇に貢献した[4]。4年時の2023年7月に開催された日米大学野球選手権大会の日本代表に選出された[8]。その後、同年10月26日に開催されたドラフト会議にて、北海道日本ハムファイターズから2位指名を受けた[9]。11月21日、群馬県高崎市内のホテルで球団と入団交渉を行い、契約金8000万円、年俸1100万円で仮契約を結んだ[10]。背番号は33[11]。
日本ハム時代
編集2024年6月18日の阪神タイガース戦(阪神甲子園球場)で7番・捕手でプロ初先発・出場を果たした[12]。この試合では、進藤と同じく2023年度ドラフトで日本ハムから指名された細野晴希がプロ初登板・先発を果たしており、球団では2015年の有原航平と清水優心以来の新人同士のバッテリーとなった。また、1946年の一言多十と熊耳武彦以来、球団78年ぶりとなる投手・捕手ともにデビュー戦での先発出場・バッテリー結成となった[13][14]。7月20日開催のフレッシュオールスターゲームに選出され、途中出場ながら本塁打を含む2打数2安打2打点の活躍で[15]、優秀選手賞を受賞した[16]。
詳細情報
編集年度別打撃成績
編集年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2024 | 日本ハム | 2 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
通算:1年 | 2 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
年度別守備成績
編集年 度 |
球 団 |
捕手 | ||||||||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
捕 逸 |
企 図 数 |
許 盗 塁 |
盗 塁 刺 |
阻 止 率 | ||
2024 | 日本ハム | 2 | 13 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
通算 | 2 | 13 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
- 2024年度シーズン終了時[注 1]
記録
編集- 初記録
背番号
編集- 33(2024年 - )
代表歴
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 企図数・許盗塁・盗塁刺・阻止率については参考文献参照。
出典
編集- ^ 「日本ハム - 契約更改 - プロ野球」日刊スポーツ。2024年11月27日閲覧。
- ^ SPORTS, DOSHIN. “ドラ2捕手の進藤勇也 指名あいさつを受け「しんどう」ではなく「しんとう」です!”. DOSHIN SPORTS. 2024年7月19日閲覧。
- ^ “進藤勇也 北海道日本ハムファイターズ”. 週刊ベースボールONLINE. 2024年7月19日閲覧。
- ^ a b c d 「進藤勇也」『週刊ベースボールONLINE』。2023年11月7日閲覧。
- ^ 「【福岡】筑陽学園、春夏連続出場 西舘が160球&10K完投「終盤は気持ちで」」『スポニチ Sponichi Annex』2019年7月30日。2023年10月28日閲覧。
- ^ 「【ドラフト会議】日本ハム ジョーも認めた強肩強打の上武大・進藤勇也を2位指名 アマNo.1評価捕手」『スポニチ Sponichi Annex』2023年10月26日。2023年10月28日閲覧。
- ^ 「本学硬式野球部が全日本大学野球選手権で準優勝を果たしました」『上武大学』2022年6月13日。2023年11月7日閲覧。
- ^ a b 「進藤 勇也|大学」『野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト』。2023年10月28日閲覧。
- ^ 「【ドラフト】日本ハム2位指名の上武大・進藤勇也は初の北海道に不安「すぐ風邪ひきそうですね」」『日刊スポーツ』2023年10月26日。2023年10月28日閲覧。
- ^ 「ドラフト2位 上武大の進藤勇也選手が日本ハムと仮契約」『NHK NEWS WEB』2023年11月21日。2024年2月18日閲覧。
- ^ 「【日本ハム】ドラ1・細野晴希は「29」、2位・進藤勇也は「33」…新入団選手背番号発表」『スポーツ報知』2023年11月26日。2024年2月18日閲覧。
- ^ 「【スタメン】交流戦最終戦 阪神は甲子園と相性のいい村上頌樹が先発 日本ハムはドラ1・2コンビの細野晴希と進藤勇也の新人バッテリーがそろってプロデビュー 交流戦首位打者の水谷瞬は3番」『日テレNEWS NNN』2024年6月18日。2024年6月18日閲覧。
- ^ 「日本ハムの新人バッテリーが歴史的デビューへ 78年前の一言多十&熊耳武彦コンビ以来」『スポーツ報知』2024年6月18日。2024年6月18日閲覧。
- ^ 木下大輔「【日本ハム】交流戦ラストサプライズ?細野晴希&進藤勇也がルーキーバッテリーで1軍デビューも」『日刊スポーツ』2024年6月17日。2024年6月18日閲覧。
- ^ “投打成績 | プロ野球フレッシュオールスターゲーム2024”. NPB.jp. 日本野球機構. 2024年7月22日閲覧。
- ^ 「フレッシュ球宴MVPはヤクルト橋本 優秀選手賞はDeNA石上&日本ハム進藤」『BASEBALL KING』2024年7月20日。2024年7月22日閲覧。
参考文献
編集- ベースボール・マガジン社 編『週刊ベースボール別冊新春号』 2024プロ野球総決算号、ベースボール・マガジン社、2024年12月17日、87頁。ASIN B00OR75QSS。
関連項目
編集外部リンク
編集- 個人年度別成績 進藤勇也 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 33 進藤 勇也 選手名鑑 - 北海道日本ハムファイターズオフィシャルサイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 進藤勇也 (@yuya_shintoh) - Instagram