連江県政府
中華民国福建省連江県の行政機関
連江県政府(れんこうけんせいふ、繁: 連江縣政府)は、中華民国福建省連江県の最高行政機関である。
連江県政府 連江縣政府 Lienchiang County Government | |
---|---|
連江県政府庁舎 | |
役職 | |
県長 | 王忠銘 |
副県長 | 陳冠人 |
秘書長 | 張竜徳 |
組織 | |
上部組織 | 内政部 |
概要 | |
所在地 | 中華民国 福建省連江県南竿郷介寿村76号 |
設置根拠法令 |
地方制度法 連江県政府組織自治条例 |
設置 | 1953年8月17日 |
ウェブサイト | |
www.matsu.gov.tw |
歴史
編集- 1949年(民国38年) - 中華民国が大陸を失陥して連江県政府が崩壊し、馬祖列島に軍政が敷かれる[1]。
- 1950年(民国39年)12月15日 - 福建省政府が馬祖行政公署を設置し、福建省沿岸の島々(白肯・南竿・北竿・東湧・西洋・浮鷹・四礵・岱山の8区)を管轄下に置く[1]。
- 1953年(民国42年)8月15日 - 馬祖行政公署が改組されて閩東北行署となり、連江(南竿・北竿を管轄)と長楽(白肯・東肯・東湧を管轄)の2県が設置される。
- 1954年(民国43年)3月 - 東湧郷を管轄する羅源県が設置され、羅源県政府が東湧郷に設置される[1]。
- 1955年(民国44年)7月1日 - 閩東北行署が改組されて福建省第一区行政督察專員公署となる[1]。
- 1956年(民国55年)7月15日 - 戦地政務が開始。福建省第一区行政督察專員公署が廃止され、馬祖戦地政務委員会が設置される。同時に長楽県と羅源県も廃止され、馬祖列島の全域が連江県に編入される[1]。
- 1992年(民国81年)11月7日 - 戦地政務が終了し、連江県政府が福建省政府の管轄下に復帰して地方自治が復活する[1]。
組織
編集連江県政府は1999年(民国88年)公布の「連江県政府組織自治条例」に基づいて設置されている[2]。 連江県政府は下部組織として9の処、7の一級機関、7の二級機関、9の学校を有し、それに加えて6つの県営事業機構も有している[3]。
処
編集- 民政社会処
- 教育処
- 産業発展処
- 工務処
- 文化処
- 行政処
- 人事処
- 主計処
- 政風処
一級機関
編集- 警察局
- 消防局
- 衛生局
- 財政税務局
- 環境資源局
- 交通旅遊局
- 地政局
二級機関
編集- 南竿戸政事務所
- 北竿戸政事務所
- 莒光戸政事務所
- 東引戸政事務所
- 連江県港務処
- 連江県大同之家
- 連江県家庭教育中心
県営事業機構
編集- 公法人
- 連江県馬祖日報社
- 連江県公共汽車管理処
- 連江県自来水廠
- 私法人
- 連江県立医院
- 馬祖酒廠実業股份有限公司
- 馬祖連江航業有限公司