ぶどう÷グレープ
2001年に結成された日本のロックバンド
(近藤久美子 (歌手)から転送)
この記事の主題はウィキペディアにおける音楽の特筆性の基準を満たしていないおそれがあります。 (2018年4月) |
ぶどう÷グレープ(BUDO÷GRAPE)は、日本のロック・バンド。結成は2001年。前身バンドのバケラッタにくみんこ÷グレープが加入し、ぶどう÷グレープと改名。名古屋のライヴハウスを中心に活動し、2005年アルバム「恋人はこうしてつくる」でTOKYO MOR(VIVID SOUND)よりデビューした。テクノ・ニューウェイヴ系のひねくれポップなサウンドを信条とし、パール兄弟のサエキけんぞうとも親交がある。2008年にはアメリカツアー、2012年、2013年、2016年にはイギリスツアーを行った。なおバンド名の「÷」は発音しない。
ぶどう÷グレープ | |
---|---|
別名 | ぶどう÷グレープ |
出身地 | 日本 |
ジャンル | ロック |
活動期間 | 2001年 - |
レーベル |
TOKYO MOR(VIVID SOUND) (2005年 - 2007年) TOKYO MOR (2008年 - ) |
公式サイト | ぶどう÷グレープWeb |
メンバー |
くみんこ÷グレープ (ヴォーカル) ながい÷グレープ(ヴォーカル、ギター) マツイ÷グレープ(ベース) 74÷グレープ(シンセサイザー) タイチ÷グレープ(ドラムス) |
メンバー
編集くみんこ÷グレープ (本名:近藤 久美子、1982年3月8日 - )
- ヴォーカル担当。モデルとしても活躍するなど、多彩な才能の持ち主。
ながい÷グレープ (本名:永井 秀彦、1962年8月15日 - )
- ヴォーカル&ギター担当。殆どの楽曲を作詞作曲するぶどう÷グレープのリーダー。
マツイ÷グレープ (本名:松井 保浩、1968年12月10日 - )
- ベース担当。伝説のモッズ・バンド、the ticsに在籍していた。
74÷グレープ (本名:河隅 奈穂、1975年10月16日 - )
- シンセサイザー担当。ミドリ÷グレープの後任として正式加入。うさぎに非常に反応し、クッキーとこしあんとビールが好物。ナホ÷グレープと読む。
タイチ÷グレープ (本名:村上太一、1970年2月5日 - )
- ドラムス担当。一時バンドを離れて音楽放浪の旅に出ていた。
来歴
編集デビュー前
編集- 1981年、永井秀彦を中心に、久保田亨(plastic soul amanda)、中村達也(LOSALIOS ex.ブランキー・ジェット・シティー)の3人でザ・ショッカーズ結成。東京ロッカーズのS-KENプロデュースによる音源(未発表)を制作したり、ルースターズやアンジー、ローザ・ルクセンブルグとの共演も果たす。幾度かのメンバーチェンジ後、ザ・ショッカーズは、1枚のアルバムと1枚のオムニバス盤を発表。1987年には永井がFMのパーソナリティーとしてもレギュラー番組を持つ。
- 1992年、新しいコンセプトのユニットをつくるため、ザ・ショッカーズ活動停止。その後メンバーでもあった藤原亮英とアコースティック・デュオ「ヒデ&ビリー」結成。
- 1995年にリズム隊が加わる形でバケラッタ結成。2枚のアルバムと1枚のマキシシングルを発表。
- 1995年、サエキけんぞうプロデュースによるオムニバス盤"DRIVE from 2000"に参加。
- 2001年、ヴォーカルに近藤久美子が参加し、ぶどう÷グレープへと発展。
デビュー後
編集- 2005年
- TOKYO MOR(VIVID SOUND)より、1stアルバム「恋人はこうしてつくる」でデビュー。
- 2006年
- 2ndアルバム「そこから☆でてきなさい」発表。
- 2007年
- 2008年
- TOKYO MOR、レーベルとして独立。共に4thアルバム「愛もれ」を発表。
- サエキけんぞうプロデュース、フランスのポップ・スターであるクロード・フランソワのトリビュート盤「CLO CLO MADE IN JAPAN」に参加。日仏同時発売される。
- 初のアメリカツアーを敢行。テキサス州ダラスで開催されたサブカルチャー紹介イベント「A-KON 19」に参加する。その後ニューヨークの老舗ライヴハウスKNITTING FACTORYなどでライヴを行ない、現地スタッフより「B-52'sの再来」と評される。
- 新曲5曲を含むミニアルバム「FIVE HITS & DUST」および、アメリカ人スタッフ選曲によるアメリカでのベスト盤「JUICE!」を12月17日に同時発売。
- 2009年
- 日仏学院に於ける「パリ祭」に参加。
- 新宿ロフトで行われたイベント「DRIVE TO 2010」に参加。
- 11月11日、5thアルバム「秘密ギャラリー」発表。「秘密ギャラリー」からは「Goodbye 17」が東京MXテレビ系列番組「ドリーマー」のエンディング・テーマに起用された。
- 2010年
- NHKのTV番組に於けるスタジオ・ライブ、名古屋最大の国際イベント「ウォーカーソン」、電子音響音楽のイベント「EAM2010」に参加等ライブ活動を勢力的に行う。
- FM PiPi(エフエムたじみ)の番組「ミックスフレーバー」内に「ぶどう÷グレープの秘密ギャラリー」のコーナーを持つ。
- 2011年
- 「ハルメンズ祭り ~21世紀さん sings ハルメンズ feat.野宮真貴~」にサエキけんぞう、野宮真貴、Boogie the マッハモータース等と参加。
- 9月11日、名古屋 大須 ell.SIZEにて行われたワンマン・ライブにて、ミドリ÷グレープ卒業。後任として74÷グレープ正式加入。
- 新生ぶどう÷グレープとして、「ニューウェイヴほぼ30周年祭 オープニング名京ツアー!」に参加。
- 2012年
- アメリカを拠点に活動を続けるエレクトロニカポップの貴公子Sean NernyによるI Hate This Placeの来日公演「I Hate This Place Premium Live 2012」(名古屋、神戸)に参加。
- 74÷グレープを迎えた新生ぶどう÷グレープとしてのアルバム「彼の名前を思いだせない」発表。
- 8月26日、名古屋ell.SIZEに於いて、永井秀彦(ながい÷グレープ)50歳記念ライブ開催。ぶどう÷グレープのみならず、永井の在籍していたザ・ショッカーズ(Hide,Kenji,Billy,Jun)やヒデ&ビリーも出演した。
- 10月にはイギリスツアーも敢行。Brighton、London、Manchesterの3公演を盛況のうちに終える。
- 2013年
- 1月には(M)otocompo(オトコンポ)、2月にはつボイノリオ、サエキけんぞうと共演。その他、HIKOS!、柴山一幸等と共演。
- 11月、2度目のイギリスツアー(計4公演)の成功。
- 11月には、リーダーである、ながい÷グレープ(永井秀彦)が音楽人生を綴ったエッセイ集、永井秀彦著「経済に負けないロックバンド人生 ー反省時間は終わりにしようー」を発表。
- 2014年
- 6月、2年ぶり、7thアルバム「アムステルダム」発表。
- 10月、2013年に続き、円頓寺秋のパリ祭に参加。
- 11月には、2015年のCDデビュー10周年記念企画第1弾として、デビュー前の未発表音源「アイル」を無料配布。
- 2015年
- 1月、「あがた森魚弾き語りライヴツアー名古屋スペシャル」にゲストとして参加。あがた森魚のバックバンドも努める。
- 3月、CDデビュー10周年記念企画第2弾「ぶどう÷グレープ 2 NEW SINGLES!!!」として配信限定で、「4321火をつけろ」、「残酷なやさしさ」発表。以降シリーズとして全10曲発表する。
- 5月、配信限定シングル第2弾「今日の彼、明日の私」、「博士に相談」発表。
- 7月、「CBCラジオ 夏まつり」に参加。つボイノリオと共演。
- 8月、配信限定シングル第3弾「運命のバス」、「暗号」発表。
- 10月、名古屋 今池 Tokuzoにてジューシィ・フルーツ、サエキけんぞうと共演。同月、Kero Kero Bonitoの来日公演(名古屋)にも参加。
- 11月、配信限定シングル第4弾「階段ごっこ」、「マインド ミュージアム」発表。
- 2016年
- 3月、配信限定シングル第5弾「時間差両思い」、「GO! GO! TAICHI」発表。
- 6月、東京 渋谷 Last Waltzにて行われた「TOKYO MOR 6th stage」においてジューシィ・フルーツと再度共演。
- 10月、「ハルメンズXの伝説ツアー」(京都、名古屋公演)に参加。
- ぶどう÷グレープからの派生ユニット、パールドラゴン(永井秀彦+松井保浩+村上太一)での活動も活発になる。
- 11月、3度目のイギリスツアー(計4公演)の成功。
- 12月、配信限定シングルを集めたものに新曲を加えた8thアルバム「おやつの隠し場所」発表。
- 2017年
- 6月、「TOKYO MOR 7th stage」にて、UD-ZERO SHINOBU NARITA(アーバン・ダンス成田忍ソロ)、A.C.E.(Takashi Tajima + Asato Yasui)と共演。
- 8月、永井秀彦(ながい÷グレープ)55歳記念ライブ「ついに55才 GO! GO! ショッカーズ」(出演:ザ・ショッカーズ/ぶどう÷グレープ)開催。同時にザ・ショッカーズとしてレコーディングされた新曲、旧曲に加え、当時のスタジオ音源やライブ音源を収めた、ザ・ショッカーズ「夢の夢の夢」(TOKYO MOR)を発表。
- 10月、 海外から名古屋を訪れるひとのためのポータルサイト「NAGMAG」 のイベント「The Nagoya BUZZ with Budo Grape」、半田赤レンガ建物にて行われた「カブトビールナイト」 、「ヒョンな道行き二人のパール兄弟ツアー名古屋編」 に参加。