赤羽八幡神社
東京都北区赤羽台にある神社
赤羽八幡神社(あかばねはちまんじんじゃ)は、東京都北区赤羽台にある神社。八幡宮の一社。旧:赤羽村鎮守かつ岩淵郷五ヶ村(旧:岩淵町、現在の赤羽地区)の総鎮守とされる[注釈 1]。社務所の下に東北・上越・北陸新幹線・埼京線のトンネルが作られている。登記上の宗教法人名称は八幡神社(はちまんじんじゃ)。
八幡神社 | |
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拝殿 | |
所在地 | 東京都北区赤羽台4-1-6[1] |
位置 | 北緯35度47分0秒 東経139度43分1秒 / 北緯35.78333度 東経139.71694度座標: 北緯35度47分0秒 東経139度43分1秒 / 北緯35.78333度 東経139.71694度 |
主祭神 |
応神天皇 仲哀天皇 神功皇后[1] |
社格等 | 旧郷社のち村社 |
創建 | 延暦3年(784年) |
別名 | 赤羽八幡神社 |
例祭 | (例大祭)9月15日[1] |
地図 |
祭神
編集境内社
編集兼務社
編集赤羽八幡神社宮司の兼務社は以下の通り。これらの神社はすべて江戸時代には別当寺持ちで神職はおらず、明治の神仏分離で元から神職のいた赤羽村の八幡神社の兼務社となった。
由緒
編集延暦3年(784年)に坂上田村麻呂が当地に陣を張り、3柱を勧請したことにより創建された[3][1]。その後源頼光、源頼政、太田道灌と太田一族により再興された[3][注釈 2]。明治初期まで赤羽総鎮守の扱いを受けていたため明治4年(1871年)の氏子調では郷社とされたが、明治5年(1872年)の近代社格制度においては村社(赤羽村鎮守)に格下げされた[3][注釈 3]。
昭和46年(1971年)に東北・上越新幹線の建設が決まると当社の神域を通ることは避けられず、神社氏子ともに反対するものの、最終的には国の決定を受け入れざるを得なかった。ただし社務所の下を通ることとなり、本殿の下を通ることは避けられた。近年は関ジャニ∞のファンがよく訪れる神社としても知られる[4]。
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鳥居
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大国主神社
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社務所の下を通る赤羽台トンネル