貞岡義幸
日本の外交官(1950-)
貞岡 義幸(さだおか よしゆき、1950年1月21日 - )は、日本の外交官。内閣審議官等を経て、初代駐パラオ特命全権大使を務めた。
人物・経歴
編集高知県出身。1974年(昭和49年)一橋大学経済学部卒業。1974年4月、外務省入省。
内閣官房内閣審議官、デトロイト総領事、埼玉大学国際交流担当参事役、参議院事務局国際部長、2008年(平成20年)9月から国家公務員共済組合連合会常任監事。
2010年(平成22年)1月に在パラオ兼勤駐在官事務所が大使館に昇格。同年常駐の初代パラオ駐箚特命全権大使に就任[1]。日本の捕鯨の円滑化のため、2011年に締結されたシーシェパードとパラオ政府との間の協定を破棄させた[2]。
同期
編集- 佐々江賢一郎(12年駐米大使・10年外務事務次官・08年政務担当外務審議官)
- 林景一(11年駐英大使・08年内閣官房副長官補・08年駐アイルランド大使)
- 小田部陽一(11年ジュネーブ国際機関政府代表部大使・08年経済担当外務審議官)
- 吉川元偉(13年国連大使・10年OECD大使・09年アフガニスタン・パキスタン支援担当大使・06年駐スペイン大使)
- 高松明(11年駐スロバキア大使・科学技術振興機構理事・06年駐キューバ大使)
- 石田仁宏(08年駐アルゼンチン大使・05年駐ペルー大使・72年語学研修員採用、74年外務省公務員採用上級試験に合格して再入省)
- 四宮信隆(10年駐ポルトガル大使・07年駐ドミニカ共和国大使)
- 原田親仁(16年日露関係担当大使・11年駐露大使・08年駐チェコ大使)
- 目賀田周一郎(11年駐メキシコ大使・08年駐ペルー大使)
- 卜部敏直(11年駐フィリピン大使・07年駐アイルランド大使)
- 遠藤茂(09年駐サウジアラビア大使・07年駐チュニジア大使)
- 多賀敏行(12年駐ラトビア大使・09年駐チュニジア大使)
- 斉藤隆志(10年駐ミャンマー大使・06年駐セネガル大使)
- 城田安紀夫(10年駐ノルウェー大使・07年駐イラン大使・04年イラク復興支援等調整担当大使・01年駐カタール大使)
- 山本忠通(12年駐ハンガリー大使・10年アフガニスタン・パキスタン支援担当大使・08年ユネスコ日本政府代表部大使)
- 山中誠(11年駐ポーランド大使・10年科学技術担当大使・07年駐シンガポール大使)
- 佐藤重和(12年駐タイ王国大使・10年駐オーストラリア大使)
- 中根猛(12年駐独大使・09年ウィーン国際機関代表部大使)
- 黒木雅文(13年駐セルビア大使・09年駐カンボジア大使)
- 西ヶ廣渉(14年宮内庁宮務主管・12年駐ルクセンブルク大使・09年駐リビア大使)
- 吉澤裕(12年駐南アフリカ共和国大使・08年駐フィジー大使)
- 寒川富士夫(10年駐マラウイ大使)
- 沼田幹男(12年駐ミャンマー大使・11年外務省領事局長)
- 白石和子(12年駐リトアニア大使)
- 高橋二雄(13年駐アゼルバイジャン大使)
- 小池孝行(13年駐キルギス大使)
- 中北徹(07年アジア・ゲートウェイ戦略会議座長代理)
脚注
編集- ^ スーダン・和田氏、イエメン・難波氏=10カ国の大使決定(15日) - 時事通信”. こじゃんと高知 (2010年1月15日). 2011年5月17日閲覧。 “
- ^ 「パラオ、知られざる重要性」FNホールディング
外部リンク
編集- 貞岡在パラオ特命全権大使よりご挨拶(在パラオ日本国大使館ホームページ内)
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